goo blog サービス終了のお知らせ 

爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

気疲れ

2008-01-04 | Weblog


わが町はうどん王国
その中での日本そば店
もちろん本格派
とてもおいしい
幸いなことに
我が店のご近所

時は大晦日
出かけたのは
混む時間をはずして
午後8時30分頃
それでも
入り口に数人並んでた

爺は並ぶのが苦手
正確に言うと
並ばれるのが苦手
年越しでなければ
そんな時はすぐ帰る

待つこと30分
4人席に案内された
「相席でもいいですよ」
と店の人へ
爺的な気遣い
すかさず
「あなたが良くても
 相手がいやだわ」
見ると爺の後の客は
うら若き女性ばかり
そりゃそうやね
...って納得

着席しようとする妻
それを反対の席に誘導
いぶかる妻
爺は並んでる人たちに
背中を向ける形
並んでる人たちが見えると
とてものどに通らない

爺の注文はいつも早い
「特製年越しそば」
「鴨どんぶり」
食い意地張った妻は
いつも遅い
どれもこれも食べたいらしい

だが今日は一品目は
珍しく即決
隣の人が食べてる
「鴨セイロ」に

問題は2品目のごはんもの
あれやこれやで
結局はおにぎり

普段は遅くていい
だけど今日は並んでる
ちゅうに

案の定
注文が遅れた分
来るのに時間がかかった

店の人が
「いらっしゃいませ」
その声が背中あたりで
聞こえる度に
自然に
爺の箸はスピードは上げる

妻は平気のへの座
いつも通りのペース
当然早かったのは
流し込んだかのような爺

しゃべりまくり
なかなかすすまない妻に
内心いらだつ爺
だが満面の笑みで応じる

席が逆だったら
爺は失神してただろう
妻をせかしてレジへ
7、8人が待ってた

来世での爺の願い
それはささやかなもの
こんな時でも
図太くゆっくり食べられる
そんな大物になりたい


食い意地

2008-01-04 | Weblog


正月早々の思わぬ
民営郵便局のがんばり
そのおかげで
言葉の重みを失った爺

なぜあの時
「そうだよね」って
いつも通りワンワン
言えなかったのか
実に残念

そう残念がる理由がある
昨年の12月31日
いつもの通り妻と
おそば屋さんへ行く
既に4、5人待ち
席が空きいざ注文
狙いは年越しそば
この店の年越しそばは
いわゆるしっぽくそば
この日限りの特別限定品

ふと妻を見ていやな予感
お隣さんのを見つめてた妻
そして店の人に
「あれなんですか?」
そう聞いた
「鴨セイロ」
「じゃ~私はそれ」
決断は早かった


ごくごくご近所のそば屋さん
確かに鴨セイロはおいしそう
だけどいつでも食べられる
あの年越しそばは年一回
今日しか食べられない
だから
特製年越しそばにした方が
良かったのではないの
その帰り道爺は言った
その反応は以外に素直
「そうしたらよかった」

そう昨年のギリギリまでは
爺の言葉は
大変重みがあったのです
まさに三日天下
あぁ~あ残念至極