前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

戦死者の解剖・・・・日本も現実に?

2009年06月21日 | Weblog
   昨日は、最終日のあわら市議選応援。政策宣伝カーから、声をからして必死のお願いをつづけました。今日が投票日。いい結果を期待したい。
     先日、国会では憲法9条破りの「海賊対処」派兵法案が自民党、公明党によって再議決を強行された。国会機能がおかしくなっている。しかし、もともとこの法案のアイデアは民主党だ。

           ★

しんぶん「赤旗」・・・・派兵固執 米軍支援も 赤嶺議員反対討論


  衆院本会議で「海賊対処」派兵法案の再議決の反対討論に立った日本共産党の赤嶺政賢議員は、「政府・与党が参議院の意思を一顧だにせず、ただちに衆議院で再議決・成立させようとしていることに強く抗議する」と表明しました。
  赤嶺氏は、「『海賊対処』を口実に、自衛隊の海外活動と武器使用権限を拡大し、憲法9条が禁ずる海外での武力行使に道を開くものであり、断じて容認できない」と批判。ソマリア沖への海上自衛隊のP3C哨戒機の派遣は、米軍の対テロ戦争など軍事作戦全体を支援することになり、「政府が自衛隊派遣に固執するのは、結局、米軍支援が目的だ」と指摘しました。
  赤嶺氏は、ソマリア沖の海賊問題を解決するには、長期にわたる内戦を終結させ、住民が生活できる環境づくりが必要だとし、「憲法9条を持つ日本は、和平努力の支援、民生支援こそ積極的に行うべきだ」と述べました。・・・・・・・・・

             ★

      日本平和委員会が発行している「平和新聞」6月5日付に、「米兵戦死者の解剖   防具・武器改良に利用」と題して、インタナショナルヘラルドトリビューンの記事の紹介が載っていた。

      それによると、2001年10月の「対テロ報復戦争」以来、すべての遺体は解剖され、2004年以来、戦死者はすべてCTスキャンされている。なぜか。銃弾、砲弾の破片による傷、火傷などについての詳細なデータは、防具や戦闘車両などの改良につかわれる。体内の弾丸などは可能な限り摘出して、敵の武器についての情報をえる。

      死してなお、軍と戦争のために遺体がしゃぶりつくされ、そして、「兵器強化」のために利用される。おぞましい、戦争の真実。

     「海賊対処」などと異国の彼方にでかけていって、日本人が遺体としてかえってくる危険がうまれた。
     品川正治さんが「憲法九条の旗はボロボロだ。しかし、われわれは旗竿をはなしていない」と力をこめた言葉を重く感じた。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。