前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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義父の法事。福井弁護士会主催の憲法シンポ。

2016年06月05日 | Weblog
 
 昨日は義父の法事に大野市へ連れ合いとともに。法要をすませなごやかに懇談、久しぶりにお会いすると家族のことから県政のことまでいろいろ話がはずみます。
 お酒のすすめを断ち切り、夕方からは弁護士会主催の憲法シンポに参加しました。

九州大学法学部の南野教授とシールズの本間さんのお話し。会場とのやりとり。
 南野教授が昭和天皇死去の時に大学1年生で、当時、花火大会や井上陽水のCMが中止になった時代で憲法に関心をもつようになった、と。
当時は、私は民青活動で、成人式中止の問題などを取り上げて、中止すべきでないと申し入れなどをおこなっていたことを思い出しました。
 ある「事件」で主権在民の憲法原則がないがしろにされてしまうことの恐ろしさを痛感したことでした。
 戦争にむかった日本人の集団ヒステリー状態が、改憲や緊急事態条項などによって容易につくりだされかねないのです。


 南野教授は安倍政権の解釈改憲の手法で安保法制、集団的自衛権行使を認めたことを、「このような手法が通用すれば憲法で政治権力をしばる現憲法の力は崩壊する」「徴兵制が憲法で禁じた苦役だからできない、との解釈変更も可能になる」「憲法の意味がなくなる」ときびしく批判しました。憲法学者としてスタンダードにいまの安倍政権の異常さを浮き彫りにした講演でした。




 本間さんは「3.11 原発事故がなければ自分はこういう活動はしていないと思う。自由と民主を名乗る政党が自由と民主主義をないがしろにしている」「これまでは投票するだけだった人たちを選挙の主体的に関わるような取り組みが大事」と語りました。
 本間さんは非常に素敵な方でした。こういう青年のエネルギーが中央段階の政党を動かし、野党統一候補をつくりだす力となったのでしょう。がんばり、勝利しましょう!




 

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