早いもので今日から師走。昨日は、山田市議らとの街頭宣伝、支部党員との地域訪問活動、各種相談対応、議会質問原稿づくりなどでした。
議会開会日の全員協議会で改善もとめた「ふく育割」。県民からの不満大きく改善方向へ 福井テレビが報道しました。
■福井テレビ 面倒くさい、使いづらい「ふく育割」 県民の思いと県の考え方にズレが 2022.11.30 11:15
面倒くさい、使いづらい「ふく育割」 県民の思いと県の考え方にズレが【福井】 | ニュース | 福井テレビ (fukui-tv.co.jp)
福井県は、29日から子育て世帯向けの「ふく育割(いくわり)」のクーポン発行をはじめました。しかし、この「ふく育割」のクーポンを取得するまでには、いくつものアプリをダウンロードするなどの手間がかかり、県民からは不評のようです。県民や県の担当者を取材しました。
29日から発行された電子クーポン「ふく育割」。18歳未満の子どもがいる家庭など、県内約7万の子育て世帯が対象で、3000円以上の買い物をすると1000円の割引が受けられます。
ふく育割を使うためにはマイナンバーカードの取得が必要です。また、スマートフォンで、県のアプリ「ふくいコンシェルジュ」など、3つのアプリをダウンロードして必要な個人情報を登録しなければなりません。ほかにも、ふく育のサイトでの登録も必要となります。
県民の反応:
「案内はがきは届いたけど登録はまだしていない。手続きがちょっと面倒くさいから」、「はがきは届いたが、面倒くさそうなので時間がある時にしようと思っている。アプリを複数取ること、登録色々すること、マイナンバーに紐付けするとか面倒くさいので、そういうやり方はやめてほしい」
なぜこれだけの手間がかかるのか、県の担当者は、「アプリで、県などが提供する行政サービスを一元的に管理したい。そのためには、3つのアプリもダウンロードが欠かせない」と話します。
つまり、私たち県民が、これから自治体が管理する施設の利用や住民票の申請などを行う場合、マイナンバーが登録されたアプリでスムーズに行えるようにするためだというのです。
しかし、そんな県の狙いとは裏腹に、29日昼ごろ、アプリにアクセスが集中し、起動しない時間帯も見られました。
SNS上でも、「ふく育割はありがたいサービスなのに、手順がとても面倒くさい」、「アプリの連携、マイナンバーカードが必要なのは、手間がかかりすぎる。
途中で諦めた」などと不満の声が、、
割引を積極的に活用したい県民と、割引きをきっかけにアプリを普及させたい県とのズレ。こうした状況を踏まえ県の担当者は今後の対応を次のように話しました。
県地域戦略部DX推進課 田畔資浩課長:
「県民から不満の声などを聞いている。アプリの使用がもっと簡単にわかりやすくなるよう改善を検討していく」
県民からすると、割引が大切ですが、県はアプリを普及させることが第一。クーポンの取得の仕方もそうですが、県の目的をさらに丁寧に県民に説明する必要があります。
今後、県は、マイナンバーカードを持っていない人にも「ふく育割」が行き渡るよう検討していくということです。