前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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自民元県議が県公園に勝手に銅像

2009年06月25日 | Weblog
      福井新聞・・・・・・・
「許可ある」と元県議が公園に銅像 あわら市、県が建設中止要請 (6月25日午前7時37分)


      福井県所有の都市公園「トリムパークかなづ」=あわら市山室=敷地内で、中島弥昌元県議(84)=同市坂口=が、勝手に自分の銅像建設を進めていたことが24日分かった。同市も「県の許可がある」との中島元県議の説明をうのみにして一時、工事を認めていた。県と同市は同日、中島元県議に工事中止と原状回復を求めた。体育館やグラウンド、テニスコートなどを備えるトリムパークかなづは県が所有、あわら市が指定管理者として運営している。

       トリムパークかなづによると、中島元県議から6月初めに「銅像を建てる県の許可が出た」と話があり、工事を許可。15日ごろから工事が始められ、公園南側入り口付近ののり面を幅約4メートル、奥行き約5メートルにわたって整地、基礎工事を行っていた。

       24日になって、あわら市側が県三国土木事務所に確認し許可がないことが判明。同事務所や同市が工事中止と現場の原状回復を要請した。同事務所は昨年12月、中島元県議から「銅像を設置したい」との要望を受けたが許可しなかったという。

      中島元県議側は中止要請を受け、現場に運び込んでいた御影石などの撤去作業を24日午後に始めた。

       中島元県議は「地元のためにトリムパークを造ったのは自分だと自信を持っており、銅像を建てようと思った。今後、トリムパークの近くで土地を購入し、銅像を建てたい」と話している。銅像は10年ほど前、等身大の上半身の像を2体つくっていたという。

       トリムパークかなづは「書類で確認しなければならないところ、話をうのみにしてしまった。申し訳なかった」としている。

      同市の市議の1人は「公共施設を破壊され、元に戻すだけでは済まされない。悪質極まりない行為で、県は告訴すべきだ。行政にも落ち度があり、反省してもらいたい」と憤っている。

      中島元県議は1975年に初当選。7期目の2002年、公職選挙法違反の罪で略式起訴されたことを受け辞職した。 ・・・・・・

              ★

       「地元のためにトリムパークを造ったのは自分だと自信を持っており、銅像を建てようと思った。」・・・・・なんというか昔からの自民党だなあ、という印象。まさに、知事でも県議会議員でも福祉・教育よりハコモノなどをつくりたがる心理はこういうところにあるのだろう。

        行政も書類確認してないとは、全く職務にたいする真剣さがない。しかし、そもそも県管理の公園内に銅像など建てられるはずがない。県は「公園内はダメ」と伝えてあったという。県とあわら市の意思疎通の問題もあるのではないか。

        しかし、公園裏手にはすでに息子名義の土地が確保してあり、そこに建てるのではないか、とは事情通の話。いずれにしてもいろいろ手はうってあるみたいだ。

        引退してもお騒がせの自民党である。 

  



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