昨日は、先日無投票当選したばかりの北原武道・若狭町委員長、山本嶺南地区委員長、かねもと書記長らとともに、県に河内川ダムの見直しを福井県庁にもとめました。土木部河川課の沢崎・ダム建設室長らが応対しました。
234億円から415億円への事業費増高は「道路関係の増額がほとんど。土質悪く工費・工期がふくらんだ」と説明しました。
わたしたちは、●この間の支出費用の内訳、●住民に説明している資料、の提供を求めました。
公共事業は「小さく生んで大きく育てる」とよく言われますがこのダムもその典型のようです。
そもそも需要がなくなっている工業用水や水道用水のためのダム計画は見直すべきです。
また、治水対策、といいますがこの間の河川改修などによって治水安全は向上しており、「100年に1度の洪水」に備える、との宣伝も「ダムありき」のこじつけの疑いがあります。
県側は「説明会の開催は今後検討したい」と答えました。
以下は、申し入れの文書です。
★
2009年4月3日
福井県知事 西川 一誠 殿
日本共産党嶺南地区委員会
委員長 山本 雅彦
日本共産党若狭町委員会
委員長 北原 武道
河内川ダム建設の凍結を求める要望書
日頃より、福井県の福祉向上にご尽力いただきましてありがとうございます。
さて、昭和62年度より着手された若狭町の河内ダム建設は、事業が始まってからすでに21年を経過し、地元にとって大きな負担となっています。
河内川ダムの建設は、平成8年に工期を終える計画でしたが、事業計画が二転三転する中で、平成24年度末までに工期が延長され、事業費についても当初の234億円から415億円に増額されるなど、福井県をはじめ地元への負担が大きく、すでに小浜市の負担金は12億円、若狭町の負担金は6億円を超えています。
また、ダムの事業計画についても当初の「工場用」「農業用」「治水」「水道水源」と二転三転するなど、その必要性に疑問を持つ住民も多い状況であります。 そこで、河内ダムの建設について、下記の通り要望します。
記
一、河内川ダムの建設は凍結すること。
二、若狭町の町民にたいして説明会を行うこと
以上
234億円から415億円への事業費増高は「道路関係の増額がほとんど。土質悪く工費・工期がふくらんだ」と説明しました。
わたしたちは、●この間の支出費用の内訳、●住民に説明している資料、の提供を求めました。
公共事業は「小さく生んで大きく育てる」とよく言われますがこのダムもその典型のようです。
そもそも需要がなくなっている工業用水や水道用水のためのダム計画は見直すべきです。
また、治水対策、といいますがこの間の河川改修などによって治水安全は向上しており、「100年に1度の洪水」に備える、との宣伝も「ダムありき」のこじつけの疑いがあります。
県側は「説明会の開催は今後検討したい」と答えました。
以下は、申し入れの文書です。
★
2009年4月3日
福井県知事 西川 一誠 殿
日本共産党嶺南地区委員会
委員長 山本 雅彦
日本共産党若狭町委員会
委員長 北原 武道
河内川ダム建設の凍結を求める要望書
日頃より、福井県の福祉向上にご尽力いただきましてありがとうございます。
さて、昭和62年度より着手された若狭町の河内ダム建設は、事業が始まってからすでに21年を経過し、地元にとって大きな負担となっています。
河内川ダムの建設は、平成8年に工期を終える計画でしたが、事業計画が二転三転する中で、平成24年度末までに工期が延長され、事業費についても当初の234億円から415億円に増額されるなど、福井県をはじめ地元への負担が大きく、すでに小浜市の負担金は12億円、若狭町の負担金は6億円を超えています。
また、ダムの事業計画についても当初の「工場用」「農業用」「治水」「水道水源」と二転三転するなど、その必要性に疑問を持つ住民も多い状況であります。 そこで、河内ダムの建設について、下記の通り要望します。
記
一、河内川ダムの建設は凍結すること。
二、若狭町の町民にたいして説明会を行うこと
以上
私は小浜市議会議員の能登恵子と申しますが、ひょんな事から川内川ダムに関わるようになり、勉強中です。
「水利権はいらんのか」と脅されて?ダム建設に邁進している小浜市ですが、水利権の第90条の2には、「前項の条件は、適正な河川の管理を確保するため必要な最小限度のものに限り、かつ、許可又は承認を受けた者に対し、不当な義務を課する事となるものであってはならない。」とあります。
国の河川課に問い合わせると「許可者(国の河川課)に無理難題を言ってはならない」と解釈する。と人を馬鹿にしたような返答をしました。
「ダムに協力しないなら、水はあげないよ!」といっているのは国ではありませんか。
法的に間違っていると思っていますが、どのようにお考えでしょうか。