神戸新交通ポートアイランド線「ポートライナー」の開業用として、
昭和56年に登場した車両である。
遊園地や博覧会の乗り物以外では初めて無人運転方式の新交通システムの
実用例となった(一般客が利用可能なものは昭和50年に沖縄海洋博覧会で
運行されたものが最初)。
車体はアルミ製でアイボリーに濃い目のグリーンの帯で塗装されている。
車内はロングシートである。車体の構造上、網棚が設置できないため、
車端部や運転席周りに荷物置場を設置している。
運転台は普段は封鎖されており、座席は利用できるようになっている。
走行装置はゴムタイヤで、案内輪は側面式である。
この案内輪は地元・神戸の川崎重工が開発したKCV(Kawasaki Computer Control
Vehicleの略)をベースにしており、同方式独自の浮沈式ポイントに対応した
ものとなっている。
平成18年に2000系電車の登場に伴い、車内のバリアフリー化を実施し、
車椅子スペースの設置、ドア上への旅客案内装置、開閉表示の設置などの
改造を行っている。
アルミ車体とはいえ、登場以来20年以上にわたり、ほぼ全線に渡って海浜部を
走行しているが、まだ廃車は出ていない(平成20年3月現在)。
同時期に登場した大阪南港ポートタウン線の100系電車の初期車が普通鋼鉄製で
平成13年までに全車廃車になったことを考えると、車体材質の優劣の結果が
現れている。
しかし、登場以来20年以上を経過し、新型の2000系の登場で
見劣りがするようになったため、平成20年度以降、3年計画で本形式を
置き換える予定である。
昭和56年に登場した車両である。
遊園地や博覧会の乗り物以外では初めて無人運転方式の新交通システムの
実用例となった(一般客が利用可能なものは昭和50年に沖縄海洋博覧会で
運行されたものが最初)。
車体はアルミ製でアイボリーに濃い目のグリーンの帯で塗装されている。
車内はロングシートである。車体の構造上、網棚が設置できないため、
車端部や運転席周りに荷物置場を設置している。
運転台は普段は封鎖されており、座席は利用できるようになっている。
走行装置はゴムタイヤで、案内輪は側面式である。
この案内輪は地元・神戸の川崎重工が開発したKCV(Kawasaki Computer Control
Vehicleの略)をベースにしており、同方式独自の浮沈式ポイントに対応した
ものとなっている。
平成18年に2000系電車の登場に伴い、車内のバリアフリー化を実施し、
車椅子スペースの設置、ドア上への旅客案内装置、開閉表示の設置などの
改造を行っている。
アルミ車体とはいえ、登場以来20年以上にわたり、ほぼ全線に渡って海浜部を
走行しているが、まだ廃車は出ていない(平成20年3月現在)。
同時期に登場した大阪南港ポートタウン線の100系電車の初期車が普通鋼鉄製で
平成13年までに全車廃車になったことを考えると、車体材質の優劣の結果が
現れている。
しかし、登場以来20年以上を経過し、新型の2000系の登場で
見劣りがするようになったため、平成20年度以降、3年計画で本形式を
置き換える予定である。