7000系の設計変更車として登場した車両である。
平成7年に8両編成×2本=16両、7両編成×1本=7両の計23両が製造された。
製造を担当したメーカーは川崎重工である。
編成の組み方は京都・出町柳側から順に以下の通りである。
8連:7200形+7700形+7800形+7300形+7350形+7850形+7750形+7250形
7連:7200形+7700形+7900形+7350形+7850形+7750形+7250形
電動車は7200形、7300形、7350形、7250形で残りは付随車となる。
8連車の7300形及び7連車7900形と7350形の間には簡易運転台があり、4両ずつ、
もしくは3両:4両で分割可能である。
また、中間車の組み換えで4両編成、又は5両編成で運用することも可能である。
車体はアルミ製で6000系や7000系のものをベースとしつつ、特急車の8000系電車のデザインを
採り入れてより曲面を強調したデザインに一新された。
この車体デザインはセミクロス車の9000系や支線向けの10000系、京津線向けの700系、800系に
引き継がれている。
塗装はグリーンの濃淡で従来の通勤用電車向けのものを踏襲している。
行先表示と種別表示は正面と側面にありいずれも字幕式である。
車内はオールロングシートで基本的に7000系と同等であるが、シートモケットを明るいブルー系の
ものとした。
また、ドア上部にLEDスクロール式の旅客案内装置とマップ式旅客案内装置を京阪の電車で
初めて装備した他、7000系では採用が見合されたドア付近への跳ね上げ式のつり革が
再度設置されている。
ドアは片側3ドアの両開きドアで側面窓は空気式パワーウインドウを組み込んだ一段下降式の
ものを採用している。
この側面窓は運転室からの操作で一斉に閉鎖が可能である。
主制御装置はGTO式VVVFインバータ制御でブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキである。
台車はダイレクトマウント式空気ばね台車で軸箱支持はモノリンク式となっている。
モーターの駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式である。
運転台はツインレバー式で一般用の車両では初めての採用したほか、列車モニタ装置も
採用している。
本形式のうち7201編成と7202編成は完成直前にメーカーである川崎重工兵庫工場にて
阪神淡路大震災に被災した。
幸い、車体などに損傷はなかったものの最初の4両が寝屋川車庫に到着した時点で陸路が寸断
された状態となったため、残りの車両は同社工場近くの運河から艀に乗せられて泉大津港から
搬送されるという対応をとっている。
平成17年に実施した検査の際に劣化の進んだ座席の張り替え(10000系と同じ色の濃いブルー)、
中之島線開通対応のため、マップ式旅客案内装置の撤去と空いたスペースへのLEDスクロール式
旅客案内装置の改修を実施した。
平成20年からは現行塗装への変更が開始され、平成23年に7203編成を最後に全車の塗装変更が
完了している。
この他、本形式は数回にわたりラッピング車に選ばれ、特に7203編成は新車で7連を組んでいる
ことから3回にわたり、車体ラッピングを実施し沿線の目を楽しませている。
○新塗装化後の7203編成。
○「トーマス」号になった7203編成。同編成は3回中2回はこの「トーマスカラー」をまとっている。
平成7年に8両編成×2本=16両、7両編成×1本=7両の計23両が製造された。
製造を担当したメーカーは川崎重工である。
編成の組み方は京都・出町柳側から順に以下の通りである。
8連:7200形+7700形+7800形+7300形+7350形+7850形+7750形+7250形
7連:7200形+7700形+7900形+7350形+7850形+7750形+7250形
電動車は7200形、7300形、7350形、7250形で残りは付随車となる。
8連車の7300形及び7連車7900形と7350形の間には簡易運転台があり、4両ずつ、
もしくは3両:4両で分割可能である。
また、中間車の組み換えで4両編成、又は5両編成で運用することも可能である。
車体はアルミ製で6000系や7000系のものをベースとしつつ、特急車の8000系電車のデザインを
採り入れてより曲面を強調したデザインに一新された。
この車体デザインはセミクロス車の9000系や支線向けの10000系、京津線向けの700系、800系に
引き継がれている。
塗装はグリーンの濃淡で従来の通勤用電車向けのものを踏襲している。
行先表示と種別表示は正面と側面にありいずれも字幕式である。
車内はオールロングシートで基本的に7000系と同等であるが、シートモケットを明るいブルー系の
ものとした。
また、ドア上部にLEDスクロール式の旅客案内装置とマップ式旅客案内装置を京阪の電車で
初めて装備した他、7000系では採用が見合されたドア付近への跳ね上げ式のつり革が
再度設置されている。
ドアは片側3ドアの両開きドアで側面窓は空気式パワーウインドウを組み込んだ一段下降式の
ものを採用している。
この側面窓は運転室からの操作で一斉に閉鎖が可能である。
主制御装置はGTO式VVVFインバータ制御でブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキである。
台車はダイレクトマウント式空気ばね台車で軸箱支持はモノリンク式となっている。
モーターの駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式である。
運転台はツインレバー式で一般用の車両では初めての採用したほか、列車モニタ装置も
採用している。
本形式のうち7201編成と7202編成は完成直前にメーカーである川崎重工兵庫工場にて
阪神淡路大震災に被災した。
幸い、車体などに損傷はなかったものの最初の4両が寝屋川車庫に到着した時点で陸路が寸断
された状態となったため、残りの車両は同社工場近くの運河から艀に乗せられて泉大津港から
搬送されるという対応をとっている。
平成17年に実施した検査の際に劣化の進んだ座席の張り替え(10000系と同じ色の濃いブルー)、
中之島線開通対応のため、マップ式旅客案内装置の撤去と空いたスペースへのLEDスクロール式
旅客案内装置の改修を実施した。
平成20年からは現行塗装への変更が開始され、平成23年に7203編成を最後に全車の塗装変更が
完了している。
この他、本形式は数回にわたりラッピング車に選ばれ、特に7203編成は新車で7連を組んでいる
ことから3回にわたり、車体ラッピングを実施し沿線の目を楽しませている。
○新塗装化後の7203編成。
○「トーマス」号になった7203編成。同編成は3回中2回はこの「トーマスカラー」をまとっている。