かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

カフェ、カフェ、カフェ

2018年11月29日 21時26分07秒 | みゆみゆとの生活
地元に福祉カフェができるといいなーと以前から思っている。
障害者と健常者が一緒に働いていて、定期的にイベントが開かれているところ。
絵画展、音楽会、介護者のつどい、障がい児の親の相談会、健康体操教室、読み聞かせの会・・・
子どもからお年寄りまで、みんなが集ってホッとできるような共生空間。
そこにくれば福祉の情報が得られる、ボランティアの拠点であって啓発の場でもある。
ほしい。そんな場所が。

お友達や、ママ仲間や、知り合いいろんな人と話しているうちに少しづつ輪は広がって、
妄想レベルから、想像レベルになり、「希望」くらいには発展してきたかな。
まだまだ、いつ消えてなくなってもおかしくないような夢物語ではありますが。

そんな夢物語を絵に描いていく、カフェ会議が午前中ありました。
障害者団体の重鎮さんの他、喫茶店経験者さんも来てくれて、私たちママ仲間にとっては心強い会です。
ゆっくり。できることからやっていく。
今後の方針をふわっと立てた。
そしたら、霧がさして全く見えなかった世界から、少し道の入り口が見えた気がしました。
「時間をかけるほどいい」と言った人生の大先輩の言葉はほんとうだな、と思う。
もしうまくいかなかったとしても、残るものがあると思える、時間。

カフェ会議のあとは岐阜にひとっ飛びして、お友達と「なんカフェ」へ。視察、ともいう。
ここは岐南町の社会福祉協議会が運営しているカフェです。(正確には委託を受けた協議会が運営。)
子どもを遊ばせるスペースがあり、お風呂に入ってきたお年寄りもその横でランチを食べている。
居心地のいい空間。シアワセ。
おいしいオムライスを食べた。

食べたらすぐに移動して、こんどは関の「カフェあだち」へ。
友人フルーティストの演奏を聞きに。
ツヤがありパワフルで色っぽい、彼女らしい演奏を聴きながらのケーキとコーヒーは、いいお味でした。

オレンジのケーキ、絶品。食べたことない強く爽やかなオレンジの香りに驚きました。
お近くの方はぜひ行ってみてね。

というわけで、カフェ会議・カフェ・カフェな一日。

晩ご飯食べさせたあとは、人間ドッグで早く帰ってきた夫にそうちゃんをバトンタッチして、ハンドベルの会にも行ってきたよ。
この会は、パン屋さんが練習場所です。

つまり、カフェ会議・カフェ・カフェ・パン屋な一日。

客観的には優雅に思える。
でも実は、最初のカフェ会議の前が、かなりの修羅場だったのよ。
長くなるので書かないけど、血圧急上昇し、怒りで怒鳴り、がっくりして泣きそうになりながら、走って、また走って・・・。
「今日はダメな日だわー」と半泣きで会議に遅刻していったら、友人が「じゃあ、この後はうまくいくよ」と言ってくれて、とても嬉しかった。
根拠ないこと言い切ってくれるのって予言みたい。ほんとに、後はうまくいった。
いい一日になりました

5 コメント

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すみません…。 (眠れない人。)
2018-12-01 00:23:30
なんか凄いコメントで言葉がなく、
すごい嫌悪感にかられ…。

障害児の母というだけで私も周りの健常のお母さん方に悪いことをしていたのかなぁ、、とすごく悩まされました。。。

2年前の相模原の事件を思い出すみたいでした。

みゆははさんのコメントでホッとしました。

みゆははさんは私たち障害児の母にとり

『嫉妬』ではなく
『指標』です。。

障害児というだけで線引きされがちですが、子どもの声かけにマニュアルはありません。

我が子には障害児に関わってほしくない、
それでいて、
喧嘩になったときの、声のかけ方に悩んでいらっしゃる(のかな?)

それならば、その都度、
どうしたらいいのか
その子の親さんに聞いてみたらどうでしょうか?直接、障害ある子に、自ら関わってみてはどうでしょうか?

きっと、
よい答えがもらえると思います。

本当に関わりたくないと思っているなら、
障害児と喧嘩になっても悩む必要はないのではないでしょうか。

※管理人様、私のコメントも相応しくないコメントでしたら削除お願いいたします。
もし… (伊勢の母)
2018-12-01 18:51:23
仮に…。だけど、あってほしくないけど、
この最初のコメントの方が、やまゆり園みたいな、福祉関係の施設の人だとしたら、うちの子そんなん思われてたんやって、本当に怖いなって思う。もし、ちょっとでも福祉に関わる人だったらこわい。違うと信じたいけど。
障がいにも個性あるから健常の子と関わりながら施設も使ったり色々だけど…、
同じように生まれた子なのに障がいの子とは関わりたくないなんておかしくありませんか。
こちらこそ、このブログに今後は関わってもらいたくないです。
ありがとうございます (みゆはは)
2018-12-01 20:45:53
眠れない人さま、伊勢の母さま

お二人とも、コメントありがとうございます。
当ブログをきっかけに重い気持ちにさせてしまいすみません。

実はコメントが入った時点で非公開にしようか迷いました。でも、書き込まれた方の中に揺れ動く気持ちが読み取れたので、問題提起の意味も込めて1日限定公開にしました。

私たち障害児の親にとって、相模原の事件は脅威でした。
あれから、外でそうちゃんがパニックを起こした時に、「家族を救うため、社会のため」などと言って傷つけられたらどうしよう、と怖くなって周りを見てしまうことがあります。
障がいがあって手がかかっても、大切で可愛くて仕方ないかけがえのない我が子だと、背中に貼っておきたいくらいです。

インターネット内には障害者を差別し排除しようとする書き込みが盛んに見られます。
書いている人は、自分自身が排除されたり孤独であったりして苦境に立たされている人も多いのではないかと推察します。実はその人たちは過去に差別されたことがある人であることも多いです。
そういう経験のある人から見て、「下」に類する「障害児・者」が「守られている」ことは、理不尽だと思えるのかもしれません。(全員がそうとは言いませんが。)
背景には、根本的な差別感情があります。どっしりと。
差別感情は、世代間で引き継がれているものも、環境で築き上げられたものもあります。
差別と気づかずしているものも含めれば、多かれ少なかれ誰にでもあるものだと思います。
全ての差別の芽を摘むことは不可能です。いじめが完全にはなくならないのと同じで。

障がい児を持つ一人の親としてできることは、一つ一つの無理解やいわれなき攻撃に対していちいち反論し対立することではなく、
分かり合えないなら時には無視してお互いそっとしておくことかな、と思っています。

そして、それとは別に、自分自身の生活を大切にすること、障がいのある我が子との人生を楽しむこと、に尽きるかな、と。

ただただ日々を綴っているこのブログですが、ブログを通じて、
「障害があってもそれだけで『こわいこわい子(人)』なわけじゃないし、育てるのは大変だけど喜びもある」という普通のことが少しでも伝わると嬉しいです。

もう非公開にしてしまいましたが、はじめにコメントをくれたお母さんも、何か理由があってこのブログにたどり着いたんだと思います。
その方にとって合わなければもう見られることはないかもしれないけど、何かでふと思い出して、また見ていただけるならそれはそれでありがたいことです。
インターネットも一期一会なので。

今までも同じですが今後も、あまりにも差別的であったり当ブログにそぐわない内容のコメントは、私の判断で非公開にさせていただきます。(数カ月に一度くらいしかないですが。)

文が長くなってすみません。
読んでくださってありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
これからも頑張って。 (伊勢の母)
2018-12-02 16:05:31
個人ブログをお借りしての意見失礼致しました
。読んでるとみゆははさんの一生懸命さ伝わり、つい感情移入します。いかんですな。そして何やら、障がいに関係なくいろんな人がここに来るみたいですね。(笑)
ブログ読ませてもらってるだけでこちらはコメントくらいで何も出来ませんが、これからも息子さんの育児頑張って。
ブログ (みゆはは)
2018-12-02 19:29:51
伊勢の母
感情移入して読んでくださって、ありがとうございます。
どんな方が訪れているか把握しきれないのですが、障害とは関係のない生活をされている方ももちろん見られているし、中にはアンチの方もいると思います。
それが公共の場、ということですので。だからこその出会いもあるのかな?と思っています。
励まし、嬉しいです。元気出ます。

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