朝から走られる

久々に朝から走られた。
今朝はぐっすり眠れてとても機嫌良く落ち着いてたんだけどね。
これだからそうちゃんは油断できない。

支援学校バス停近くに路駐して車から降りる時は細心の注意を払う。
朝の裏道は飛ばしてる車が通るから。
飛び出しでもしたら大変なので。

車からそうちゃんを下ろして左右確認したら、珍しく両方から車が来ていた。すぐに歩き出そうとするのを制止。
少しのお見合いの後、車がどうぞと譲ってくれたので渡ろうとしたら…
私の手を振り切ってダッシュ！
やば。すごい勢い。
なりふり構わずリュックをつかんだ。つかめた。よかった。

びっくりしている車の運転手さんに頭を下げながら、バス停までの少しの距離を歩く。
そして待機場所に着いた瞬間、またダッシュ！
さっきよりは予測してたから逃がさなかったけれども。
なんだか不穏になり、険しい顔をして大声で叫ぶそうちゃん。
大パニック寸前の雲行き。

正面に回り、両手をつないで、
「大丈夫だよ。いつもと一緒。もうすぐバスくるよ。」と話しかけた。
極力穏やかに、落ち着く呪文をかけるように。

幸いすぐにバスが来て、何事もなく乗り込んでくれた。
スクールバス最高。

まだ病み上がり期間のかーちゃんにとっては、２回のダッシュはダメージが大きく。
息切らしながらバスを見送ったよ。

後から思った。
ダッシュの原因は、車から降りた時の制止のせいだな。
待たせたのはほんとにごく短い時間だったけど。
本人にはよくわからない隙間の時間が、不穏の原因になったと思われる。

けどこれくらいのイレギュラーや制止は日常的にあることだから。
親が気を付けて、しっかり身体を捕まえとくしかないのかな。
明日も気を付けよ。一度やるとしばらく続くことあるからね。