今日は朝から大学病院の精神科受診。
そうちゃんが安定していたときは、小児科に3ヶ月に一度くらい行っていただけでしたが、今後当分は精神科に月1回通うことになりそうです。
幸いてんかん発作が1年なく、治療のメインは精神面の服薬調整。
先週小児科のムーミン教授と話して「この子は精神科領域で診てもらった方がいいよね。」と再度確認し、「引き継いどくから。何かあったらいつでも来てくださいね。」と、さようならしました。
ムーミン教授・・・たくさんうなづきながら話を聞いてくれる、いい先生だった。
さて、今日の精神科受診でのこと。
ここは相変わらず廊下まで患者さんがあふれかえっている。
受付している間にも、そうちゃんの「うどんやさんいくのぉ?うどんやさん?」という連呼が止まらず.
まあまあ大きな声だったのでみんなが振り返る。
この甲高い声が苦手な人もいるだろうな、と思うといたたまれず、身を小さくして待合室に座る。
5分ほどその状態が続いたところで、我らがダンディ教授がそうちゃんの声を聞きつけて呼んでくれた。
明らかな「順番抜かし」なので、これまた身が縮む思いをしながら、そうちゃんの手を引き腰をかがめて小走りで診察室へ。
最初にそうちゃんに挨拶してくれる先生。
「おはようございます」小声で挨拶を返し、静かに椅子に座るそうちゃん。
「その後どうですか?」と先生に聞かれたので、
先月よりはだいぶ落ち着いてると思います、と言ったら、
「そんな感じだね~。」と目を細めて様子を確認し、「一山越えたね。」と言ってくれた。
「とっても大きな山だったけど、なんとか越えられたみたいだね。
大変だったけどお母さんもよく頑張ったね。」
褒めてくれた。ああ、うれしいな。
朝不安定なことも多いので、ヘルパーさんを頼んだりしてバス停までの送迎を二人体制にしました。
それから、玄関の鍵を付け替えてそうちゃんには開けられない物にしたら、今のところ飛び出しを諦めてくれてます。
家庭での工夫を話すと、
「素晴らしい!そういうのがいいね。」
こちらも釣られて笑ってしまうような笑顔でまたまた褒めてくれる。
「これが万能っていう方法はないんだけど、その時その時で対応していくしかないからね。」
付け加えられた言葉が身にしみる。
ほんとにそうですね。どんなに一生懸命対策していても、どうしようもない時はどうしようもない。
で、先生、ここから少しづつ落ち着いて行くと思うんですけど、薬はどうやってやめていけばいいですか?
「それはまだやめておいた方がいいでしょうね。」
バッサリ。
ハハハー。ですねー。
とりあえず薬は全部このままで、次はまた1ヶ月後ということになりました。
お薬待ちの間にはさっきよりももっと大きな声が出て、注目の的でした。
見られるのはしょうがない。だって周りの人たちだって、危険なのかそうじゃないのか判断したいもんね。
ワードが「おまんじゅうか おやさいか どっちたべるのぉ?」「おまんじゅうたべたいの? いーねー。」だったおかげで、少し微笑んでくれる人もいました。
おまんじゅう・・・平和な匂いの単語だな。
10時半から学校へ行きましたが、夕方担任からかかってきた電話によると、15時の下校の際にパニックがあったそうで。
曇った顔で大きな声を出しながら、近くにいた子を蹴ろうとしたらしい。
(少し当たったけど相手は気づかなかった程度)
止めたら座り込んで、大粒の涙をポロポロ流しながら泣いたんだって。
蹴ることも、泣くことも、めちゃめちゃ珍しい。
なんかわからないけど自分がコントロールできなくて辛かったんだね。切ない。
ま、薬はしばらくこのままで、ですね。
ダンディ教授は正しい。
そうちゃんが安定していたときは、小児科に3ヶ月に一度くらい行っていただけでしたが、今後当分は精神科に月1回通うことになりそうです。
幸いてんかん発作が1年なく、治療のメインは精神面の服薬調整。
先週小児科のムーミン教授と話して「この子は精神科領域で診てもらった方がいいよね。」と再度確認し、「引き継いどくから。何かあったらいつでも来てくださいね。」と、さようならしました。
ムーミン教授・・・たくさんうなづきながら話を聞いてくれる、いい先生だった。
さて、今日の精神科受診でのこと。
ここは相変わらず廊下まで患者さんがあふれかえっている。
受付している間にも、そうちゃんの「うどんやさんいくのぉ?うどんやさん?」という連呼が止まらず.
まあまあ大きな声だったのでみんなが振り返る。
この甲高い声が苦手な人もいるだろうな、と思うといたたまれず、身を小さくして待合室に座る。
5分ほどその状態が続いたところで、我らがダンディ教授がそうちゃんの声を聞きつけて呼んでくれた。
明らかな「順番抜かし」なので、これまた身が縮む思いをしながら、そうちゃんの手を引き腰をかがめて小走りで診察室へ。
最初にそうちゃんに挨拶してくれる先生。
「おはようございます」小声で挨拶を返し、静かに椅子に座るそうちゃん。
「その後どうですか?」と先生に聞かれたので、
先月よりはだいぶ落ち着いてると思います、と言ったら、
「そんな感じだね~。」と目を細めて様子を確認し、「一山越えたね。」と言ってくれた。
「とっても大きな山だったけど、なんとか越えられたみたいだね。
大変だったけどお母さんもよく頑張ったね。」
褒めてくれた。ああ、うれしいな。
朝不安定なことも多いので、ヘルパーさんを頼んだりしてバス停までの送迎を二人体制にしました。
それから、玄関の鍵を付け替えてそうちゃんには開けられない物にしたら、今のところ飛び出しを諦めてくれてます。
家庭での工夫を話すと、
「素晴らしい!そういうのがいいね。」
こちらも釣られて笑ってしまうような笑顔でまたまた褒めてくれる。
「これが万能っていう方法はないんだけど、その時その時で対応していくしかないからね。」
付け加えられた言葉が身にしみる。
ほんとにそうですね。どんなに一生懸命対策していても、どうしようもない時はどうしようもない。
で、先生、ここから少しづつ落ち着いて行くと思うんですけど、薬はどうやってやめていけばいいですか?
「それはまだやめておいた方がいいでしょうね。」
バッサリ。
ハハハー。ですねー。
とりあえず薬は全部このままで、次はまた1ヶ月後ということになりました。
お薬待ちの間にはさっきよりももっと大きな声が出て、注目の的でした。
見られるのはしょうがない。だって周りの人たちだって、危険なのかそうじゃないのか判断したいもんね。
ワードが「おまんじゅうか おやさいか どっちたべるのぉ?」「おまんじゅうたべたいの? いーねー。」だったおかげで、少し微笑んでくれる人もいました。
おまんじゅう・・・平和な匂いの単語だな。
10時半から学校へ行きましたが、夕方担任からかかってきた電話によると、15時の下校の際にパニックがあったそうで。
曇った顔で大きな声を出しながら、近くにいた子を蹴ろうとしたらしい。
(少し当たったけど相手は気づかなかった程度)
止めたら座り込んで、大粒の涙をポロポロ流しながら泣いたんだって。
蹴ることも、泣くことも、めちゃめちゃ珍しい。
なんかわからないけど自分がコントロールできなくて辛かったんだね。切ない。
ま、薬はしばらくこのままで、ですね。
ダンディ教授は正しい。