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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

みゆみゆのご高齢の友人

2015年08月19日 23時05分07秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆは、大人の友達が多い。
今回の「日本の伝統文化についてインタビューしてくる」宿題も、「盆栽やってる○○さんち行ってくる。」と言って近所のおじいさんに約束を取り付けてきた。

去年もその方には、夏休みの宿題でお世話になりました。
今回は、みゆみゆが宿題の趣旨を説明すると、「じゃあ日本庭園の方がいいんじゃない?」と言って、自作の(!)ミニ庭園を紹介してくれたらしい。
ししおどしも、巨大金魚が泳ぐ池も、小さな滝も、立派な松も、全ておじいさんが手をかけて作ってきた物。
四国から持ってきた岩(?)とか、こだわりの結晶のようです。

いつもみゆみゆ一人でお邪魔していて、私はお会いしたことがなかったのですが、
さすがに一度はあいさつに行った方がいいだろうと、菓子折りを持って今日の夕方訪ねました。

おじいさんはとてもあったかい方で、「孫みたいに思ってるから」と言ってくださいました。
そしてひとしきり庭園の話をされ、最後に…

「お母さん、この子の将来の夢が何か知ってる?」と尋ねられました。

あ、一応、「小説家」だと思います。

と小声で答えたら、
おじいさんはカッと目を見開いて、
「なれるかもしれんよ、小説家。いろんなことに興味を持つことは小説にもつながっていくから!この子は小説家になるかもしれん!」
えらい力強く言われました。
ドドーンって。
本物の予言する時のトレローニー先生みたいな勢いで。

そしてみゆみゆには優しく、
「もし賞取ったら、一番にサインもらいに行くからね。」と。
チョコレートくれるルーピン先生みたいに。

あまりにも真っすぐに言われたので。
子供を信じなさい、心配しすぎなくてよろしい、と肩を揺すぶって諭されたような感覚がした。

どこにでも神様はいる。
そしてこの人は、仙人かな?
帰り道、そんなことをふんわりと考えてしまいました。

再びショートへ

2015年08月19日 16時06分29秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんが、昨日からまたショートステイに行きました。
2週間の予定です。

施設の職員さんは、1年生の夏に初めて利用したそうちゃんのことをよく把握していてくれます。
はじめは児相からの措置入所でしたから、まあそれはすごい荒れ方でしたので。
「ごはん食べるたびに毎回全着替えしなきゃいけないくらい、食事がこじれてた。」と言われ、「それが今はずいぶん偏食も減って、頑張って食べられるようになりました。」と言っていただけました。
やはり施設でも離席や盗食(!)はあるようで、「ここがそうちゃんの席です」と紹介されたところは、食堂の隅っこの壁に囲まれた角。
職員さんが横について、見守っていてくれるみたい。
少しでも離席が減るよう、いろいろな椅子を試してくれるなど、試行錯誤がうかがえました。
ありがたや。

そうちゃんにとっては慣れた場所で、「遠くの親戚の家」みたいに安心できる場所。
危ないものがなく、一日のスケジュールがほとんど変わらないという点で、そうちゃんの中の時計がリセットされやすいのだと思われます。

着いた時も、知っている職員さんの手をすぐに取りに行って、「ドラえもんとのびた 見たいです!」と話しかけていました。
別れの時もすんなりと、「おかあさん バイバイ」と言ってくれました。
よかったよかった。
泣かれたり暴れられたらどうしようかと思った。

さて、そうちゃんがいない間にまずは休息・・・のはずなんですけど。
なんか忙しいぞ
おかしいな、今年は仕事減らしたはずなのに。

今週は毎日半日づつ仕事に行っている。
あと、勉強会「みんなの学校」の企画に向けた話し合いをしたり、
「特別支援学級保護者会」の交流会のための準備や打ち合わせ、
それから、現役母子通園組のお母さん達から相談を受けたり、
来月のピアノ発表会に向けて家族アンサンブルの練習をして、
朝は早朝からみゆみゆに弁当を作る。
普段会えない人に会ったり、お手紙書いたり読書もしたいんだけど。
この合間に家事と休息って、時間足りなくない?
あれ?なんでだろ。
好き放題やりすぎか
あと、やらなきゃいけないことを後回しにしすぎ!(反省)