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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

入院が決まりました

2013年08月22日 21時25分35秒 | みゆみゆとの生活
去年の9月に入院した、自閉症治療の専門病院に、そうちゃんがまた入院することが決まりました。
9月5日からの1ヶ月です。

最近ちょこちょこ利用している、「ショートステイ(短期入所)」とは目的が全く違い、医師の指示の元に、服薬調整・専門職による療育などが集中的におこなわれます。

本当は、去年の退院時にも勧められた、3~6ヶ月の長期入院を申し込んでいたのですが、なかなか順番が回ってこず、今回も1ヶ月間の短期入院です。

前回入院時、かなり劇的に変化して帰ってきたので、母としては、期待しています。

はじめての時は、1ヶ月も離れるなんて、と迷いがかなりありましたが、今回は迷いはありません。
そうちゃん自身も、きっと前回のことを覚えているので、より安心して入院生活を送れるんじゃないかな。

どんなに手のかかる子でも、離れるとなると胸がキュンとする。
それは変わらないけど。
家族がバラバラになってしまいそうなくらい大変なこの現状を打破するために、何かきっかけがほしいと、藁にもすがる思いでそうちゃんを病院に託します。

それまであと2週間。
家族で結束を固めて、そうちゃんとの生活をなるべく穏やかなものにしたいな、と思っています。

もう嫌だ、と思う日もある

2013年08月22日 21時08分53秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは、背が伸びた。
知恵も少しついた。
だから、ベビーゲートのチャイルドロックを、はずせるようになり、台所にいとも簡単に侵入できるようになった。

昨日の朝、私がちょっとリビングから出た瞬間。
ガラガラガシャーン
派手な音。
にんまり笑ってる、食器棚の前のそうちゃん。
足元には、お皿が3枚、割れていました。

ああそれにしても、このところ、そうちゃんの調子が悪いです。

動きが止まらない。
声が止まらない。
パニック頻発。

今日の晩御飯は、輪をかけて悲惨でした。

まっすぐ座って食べられず、ごそごそ動きながら、半分以上手づかみで食べるため、そこらじゅうご飯つぶだらけ。
本人は、それを踏みながら、時々部屋を走り回る。
人の食べ物に手を出したり、冷蔵庫をあけて果物を要求したり。
私は息つく暇もなく。もちろんご飯もゆっくり食べられない。

そのうち、わけのわからないフィーバー状態になってしまったそうちゃん。
なぜか今日はみゆみゆがターゲットになってしまい、みゆみゆに向かってフォークを投げつけたりしました。
叱ったり止めたりしても、全く効果なく、ついには魚の甘露煮を投げ、みゆみゆの髪の毛にべったりついてしまいました。

ごめん、みゆみゆ。
かあさんがそうちゃんを止められなくて。

「いいよ、これくらい。洗えば取れるから。」と笑うみゆみゆに、とても申し訳ない気持ちになりました。
この15分ほど前に、みゆみゆは「耳が痛い」と言っていました。
でも、耳鼻科は今日休み。大体が、そうちゃんがいるので急に病院には連れていけない。
ほんとにごめんね、と言いながら、家にあった抗生剤と鎮痛剤を与えたところだったのです。

病気のみゆみゆに我慢させ、パニック状態のそうちゃんをどうすることもできないふがいなさ。
でもとにかく必死で、意味がないとわかりながらも、大声でなんやかんやと怒鳴ってしまった。
もう、そうちゃんいい加減にして!!とか。
意味のない言葉だと、知りながら。
どうしようもなくて。

その時は必死すぎて泣けないけど、今書いてて涙が出てきた。
しんどいなぁ。
しんどい。

結局、みゆみゆと離す必要性を感じ、車に乗せてドライブをしました。
あてもなく。
車の窓を蹴りつづけるそうちゃんの足を、やむなく荷物用の紐で固定して。
運転しながら、後ろからTーシャツをぐいぐい引っ張られ、髪の毛をつかまれ。
それでも無の境地で、時間かせぎのドライブ。
孤独で、後ろ向きで、八方ふさがりな、夜のドライブ。

約1時間走ったら、やっとそうちゃんは静かになり、そのうちに穏やかな声で、
「おうちかえっておふろはいるぅ」と言ってくれました。

あ、そうだった。
おうち、を私も思い出して。
穏やかに寝てよ、と祈りながら帰途につきました。

結局は帰宅後にも一波乱あり、やっぱり私は、怒鳴り、半泣きになり、みゆみゆに謝った。
それでも9時前に眠ってくれたそうちゃんに、感謝。
疲れてたんだね…。
布団に入ってからは、あっという間でした。

明日は久々の学校(出校日)。
どうなるかなぁ。
とにかく、早起きだけはしないでほしい、と願う母でした。