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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

続・賽銭箱

2008年01月20日 21時29分35秒 | ベイビー
今日、修理に出していた車のオーディオを取りに行きました。

予断ですが、ディーラーって子供連れにはたまらなくいいところです。
すべり台あり、絵本あり、おもちゃに風船があり。
おやつが出てきてコーヒーにジュースまで。
その上冷暖房完備。

直してもらったオーディオの取り付けに加え、ついでにオイル交換・エレメント交換もしてもらって、家のリビングのごとくまったりとくつろいで待たせてもらいました。

そして45分後、担当者の方がやってきて。
「まず、こちら、オーディオに入っておりましたお金の方、お返しいたします。」
チャリンチャリーン♪

なんと、予想に反して小銭は2枚入っていました。
しかも、50円と100円。
合計150円。

お馬鹿な私、思わず口走ってしまいました。
「10円玉やと思ってたのに。150円も!!・・・なんか得した気分。
「得はしてないでしょ!」
すかさず夫のツッコミが入りました。

元々はうちのお金・・・
まるまる3万円の損。
たしかに。

皆様も、オーディオに物を入れるときは慎重に。^^


きゅる子先生

2008年01月20日 21時18分02秒 | みゆみゆとの生活
翌日になっても「さくだひろこ先生」は現れず、なーんだ一日の気まぐれかーと思っていたら。

夜、お風呂に入るときに突然。
「みゆーお風呂入るよー。」と声を掛けたら。
「お風呂じゃなくて学校でちょ!」

きたきた。
「はいはい。ひろこ先生。」
「ちーがう!!ひろ子先生ってだれ?」
はぁ??アンタ、昨日散々私が聞いた同じ質問には断固として答えてくれんかったやん。
「え・・・みゆみゆがひろ子先生って言ってたでしょ?ひろ子先生。」
「だから違うって。」
「じゃ、何先生なの?」
「き・・・きゅ・・・きゅる子先生だよ

きっと、みゆみゆなりの苦しまぎれ。
でも、決定は決定。
『きゅる子先生』のまま、お風呂の学校は続く。

「さー、きゅる子先生といっしょに、さんすうのおべんきょうですよ。2+3は?」
「5」
「せいかい!」

ただ算数をやっても私としては楽しくないので、思いつきで言ってみました。

「ねーねー、きゅる子先生。ちょっとご相談があるんですけど。聞いてくれませんか?」
「どんなごそうだんですか?なんでもいってみてください」ノリノリのきゅる子。
「実は、お母さんとお父さんが、けんかしたんですけど、どうやったら仲直りできると思いますか?」
「んー、そうでちゅねー。あとで、きゅる子せんせいが『なかよくしてね』っていってあげますから、だいじょうぶですよ。」

「ありがとうございます。」一件落着(?)

「せんせいからもおねがいがあるんですけどー。」
「な、何ですか?」(ちょっと嫌な予感)
「あのー、あさごはんは、まいにちまいにちホットケーキがいいのですけれど・・・。」
「お休みの日ならいいよ。毎日はだめ。」

放っておくと次々と要求が出てきそうだったので、急いでさえぎる。
「きゅる子先生。もうひとつ、ご相談があるんですけれど。」
「なんですか?いってください。」
「私の子どものみゆみゆが、ちっともお着替えを自分でしてくれなくて困ってるんですけど、どうしたらいいですか?」
みゆみゆ、なぜかニッコリ。
「きゅる子せんせいは、おふろのがっこうからでると、みゆになるんですよー。そうしたらー、ちゃっちゃっとおきがえしますから、あんしんしてくだちゃい

お風呂から出るとき、♪ピラピラリ~ン・・みたいな効果音がして、きゅる子先生はみゆみゆに戻りました。
お着替えは・・・いつもよりは多少早かったかな。

ひろこ先生になったりきゅる子先生になったり。
お風呂も、学校になったりプールになったり。
ちなみに今日のお風呂は「プール」で、おもちゃのイルカは「人間の女の子がおもちゃに変身している」という設定でした。
みゆみゆワールド、どこまで広がっていくのでしょうか。