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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

ドーム観戦だ!

2006年04月08日 14時54分30秒 | みゆみゆとの生活
なんと今日は、みゆみゆがお父さんと二人でナゴヤドームに野球観戦に行っています。
・・・とっても不安。大丈夫かなー。
最近お父さんと二人で遠出することなんてなかったから。

名古屋ドーム自体は、以前、そうちゃんが生まれる前に3人で行ったことはあります。そのときは、席に座っていたのは弁当食べてた3回くらいまで。その後は、ひたすら階段上ったり降りたり、エスカレーターに登ったり降りたり。ずっと歩き詰めで、探検しておりました。

さて、今日お父さんと一緒にドームに行くために、いろいろと準備をしました。
・まずは昨日の夜。テレビで野球の中継を見せる。
 「ほら見てごらん、野球やってるよ。ボール、ポーンってしてる。面白そうだね。」
 するとみゆみゆ、「やきゅうはー、おとうちゃんが みにいったんだよー」
 お、いい感じ。「みゆみゆも見に行きたい?」
 「おとーちゃんはー、つっぱちれーっていったんだねー」
 よしよし。「♪光の速さでつっぱしーれ」(井端応援歌)のことを言っている。前回行ったことを覚えているらしい。みゆみゆは、前回ドームに行った後、しばらくずっと井端の応援歌を歌っていたのです。
・そして当日。野球応援気分を盛り上げるために。
 本人の意思に関係なくドラゴンズのTシャツを着せる。(1番福留。理由は若いから。)
 昼ごはんのあと、おもちゃとしてドラゴンズのメガホンを与える。
・いよいよ出るときになり、説得開始。
 「おかーちゃんもいくのー」と当然のごとくダダをこねるみゆみゆに対し・・・
 「お母さんはね、今からそうちゃんとお注射に行かなきゃいけないの。痛いよーイヤだなー。みーちゃん、お母さんとお注射か、お父さんと野球か、どっちがいい?」
 いたいけな子どもをだましてしまった
 
しかしこれらの策(!)が功を奏し、すんなりとみゆみゆは「みーちゃんはおとーちゃんとやきゅうにいく」と車に乗り込んでくれたのでした。
まだまだ子どもよのう・・・とほくそえんだ私。
もちろん向こうについてから駄々をこねた時用に、おやつ・カラーペンとメモ紙・アンパンマンのめいろ本をカバンに入れて持たせました。

今頃どうしているかしら・・・ちょっぴり心配しながらも、開放感にひたっている、土曜の午後です

初バリカン

2006年04月08日 14時33分13秒 | ベイビー
そうちゃんの髪、もともと多かったのですが、ここのところさらに伸びてきて、収拾が付かなくなってきました。
耳や首にバサバサぞろぞろかかっていて、髪形が「きみまろかアネハか」って感じになっていたのです

そこで、前に親戚にもらってダンボールの中に眠っていたバリカンの登場!
実は、バリカンなんて見るのも触るのも初めて、という私、電源入れてびっくり、髪を切ってみて「キャー
大騒ぎです。
ところが切りはじめてみるとこれが結構面白い!持ち前の思い切りの良さ(悪い意味)で、どんどん切り進め・・・
ま、なんとか形になりました。
中途半端に前髪がナナメになってしまい、こんなことならいっそのこと丸刈りにしてやろうかと一瞬思いましたが、眠っていた理性が目を覚まし、かろうじてそうちゃんはぼうずをまぬがれました。

しかし、バリカン使って子どもの髪を切っている人、どうしてるんだろ。
そうちゃんは、振動音が気になるらしく、バリカンの方ばかり見るのです。
ちっとも切りたいところを切らせてもらえず、最終的には足で抑えたり夫に持っててもらったりしました。
当然そうちゃんは抵抗して大暴れ。新聞は敷いていたものの、そこらじゅう髪の毛だらけ、そうちゃんは口の周りにまで髪の毛がくっついて、涙と鼻水でベチョベチョになってしまっていました。
んー、悲惨。ま、洗えば済むことだけどね。

そんなわけで、かーちゃんの散髪修行、練習台の子ども達の悲劇は、まだまだ続きそうです。