「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「皆さん、ありがとう」

2005-11-01 | 母の思い
みゆの闘病生活を何かに残したい気持ちではじめた日記です。
長い入院は233日間を過ごす事になりました。

突然、愛する娘が『統合失調症』と言う精神疾患になってしまう。
そんな現実にどう向き合っていけばいいのか?

あの日(入院した日)、主治医の言葉を淡々と聞いていましたが、
きっと頭では流れる時間についていってなかったと思います。
現実で、私の目の前で、みゆがまるで別人の様に暴れている。

「この子は統合失調症。相当重症ですよ。」
と言われはしたけど、病気の認識もなく、まったく無知な状態で、
みゆは隔離病棟へ連れて行かれる。
呆然としてる私に、主治医やケースワーカーから病気の説明を受ける。

今思っても、あの時の誰の言葉より、こうしてネットで調べた
同じ病気の人やそのご家族の方のHPやブログ。
それが何より、私に、この病気に対する理解を持たせ、
また、病気を抱えてても、社会復帰している方や勉学に励んでる方々が
一番に、私には『強い勇気』を与えてくれました。
この病気とどう付き合っていけばいいのか・・・・。
また、ネットで知り合った大勢の皆さんのみゆを思う温かい言葉にも
胸が熱くなりました。ありがとうございました。

頑張る気持ち・頑張れる勇気・・・そこには、愛する子供を救いたいと、
そう願う母親の気持ちがありました。

長い入院生活では、仕事を持ってる私を会社ではサポートしてくれました。
また、家族が私を支えてくれて、友人が私を励ましてくれました。
大勢の皆さんの力を借りて、こうしてみゆと思う存分一緒にいてやれる事が
できたんだと思っています。
みゆの病院では、朝・晩毎日病院に来る人はなかったそうです。
私には、好きな様にみゆにしてあげる時間を作る事が出来ました。
本当に、ありがとうございました。

みゆの退院をみんながこんなに喜んでくれて、感動しています。

今後も日記は続けていこうと思っています。
また、みゆの成長を見守って下さいね。

本当に、本当に、皆さん、ありがとうございました。
また、これからも宜しくお願いします。

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