「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

佐藤初女さん

2014-02-24 | 母の思い


先日、みゆと、佐藤初女さんの食事会へ参加して来ました。

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青森県、岩木山の麓、標高400メートルの湯段温泉の地に初女さんの主宰する、憩いと安らぎの家「森のイスキア」があります。

「森のイスキア」には、
心を病んだ人がやって来る。
体を病んだ人がやって来る。
重いのやら、軽いのやら、荷物を背負ってやってくる。
そして
気が付けば、自分で荷物を降ろして帰っていく。

やってきた人たちに初女さんがすることはごく平凡なことだ。 料理を作り、一緒に食べる。そして話したくなった人の傍らでじっとその人の話に耳を傾ける。言ってしまえばただそれだけのことである。
だが、その食事は不思議な力を持っている。

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そんな、初女さんに念願叶い、お会い出来ました。
食事の前に、参加者との「分かち合い」と言って質問について初女さんからの
アドバイスをもらいました。
人との関わりについての悩みや、食事の大切さを知ってもらう方法や、
子育ての悩みなど、参加者が全員女性だったし、
自分と重なる部分が多く、皆さん頷いていました。

みゆも質問したいと、時間ギリギリで言い出しました。
私的には、ご迷惑な感じがしたので、止めたのですが、
お隣の方が、こんなチャンスはなかなかないから、
質問した方がいいよ、と後ろを押されて、
みゆも質問をしました。

「私は、今、就活中ですが、なかなか就職が決まらず、自分に自信が持てません。
どうしたら、自信が持てるようになりますか?」

初女さんは、ジッとしていないで、手を動かす事が大事だと言っていました。
手を動かす事で自信が出てくるそうです。

周りの方々にも、就活頑張ってね、と、優しい言葉を貰って、
みゆは少し照れていました。

全く知らない同士と、大きなテーブルを囲んで食事をする。
お隣やお向えの方と自然に会話が弾む。

初女さんが、皆さんに食事会で出会えた事にもちゃんと大事な意味があるって。

この日は、とても大切な時間を過ごせました。
また、みゆの悩みも聞く事が出来たし、よいアドバイスも頂けて、感謝の一日でした。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初女さん。 (すばる)
2014-03-06 22:24:38
 そんな場所があるんですね。
食を共にして傾聴される。それの大切さ。
かけがえのない時です。
みゆさんも質問出来て良かったですね。
 初女さんの体験も深いと拝察します。
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一期一会 (こた母)
2014-03-09 01:23:48
素敵な出会いと大切な時間でしたね。

これからも、みゆさんを北の地より応援しています。
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Unknown (ゆう)
2014-03-09 17:20:39
ブログを拝見させていただいております。大変勉強になります。みゆさんとお母さんがとても頑張ってらっしゃることを感じます。

うちの息子(14歳・中2)が昨年の秋から幻聴が聞こえ、色々なことがあって現在も幻聴が聞こえており、ほとんどの医師からは「統合失調症」という診断をされています。

しかし、息子は服薬を拒否しております。私自身も、一番最初に飲んだ薬エビリファイで幻聴が悪化してしまったため、薬に対して怖い思いを抱いています。
みゆさんの投薬治療は上手くいっているとお見受けするのですが、どのような投薬治療をされてきたのか、宜しければ薬の種類(リスペリドンなど)やどれくらいの量をどれくらいの期間飲んでこられたかなどを教えていただけると大変ありがたいのですが…。

現在いくつかの精神科を回っているのですが、それぞれの医師が勧めてくる薬がバラバラなので戸惑っています。

お忙しい中申し訳ございませんが、宜しくお願いいたします。

*メッセージを送る というところからメッセージを送ろうとしたのですが、送ることができず、こちらに書かせていただきました。メッセージをどうやったら送れるかなどもしおわかりでしたら教えていただきたいのですが…。
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