みゆからのサイン

みなさんにご心配を頂き、ありがとうございました。

今週から、学校へ通学しています。

どうにか、体調を崩した時の回避するすべを少し学習したようで、
自分から、おばあちゃんに助けを求めた事もそうだと言っていました。

どうしようもなく辛く、誰かにそばにいて欲しい時は、素直に甘える事も出来たようです。
電話口で、泣きながら、おばあちゃんに対して、助けを求めた時、すぐ飛んできてくれました。

あの時と、同じになってしまったみゆの姿が思い出されたようです。

おばあちゃんに自宅に来てもらって、いろいろ話を聞いてもらえて、ゆっくり眠ったようです。
目覚めた時も、一人じゃなかった事で安心できたようでした。
ほとんど、起きて寝てを繰り返していたみたいです。

私はそんなにみゆが苦しかった事を知らず、仕事の後、帰宅した時、みゆの顔は真っ白でした。
目もうつろで、ぼーっとしているような感じでした。

みゆが学校を休んだ事で、仲よしの子からは、心配メールが届いていました。
それも、みゆには苦痛で、無視をしていたようです。
この病気を理解してないので無理はないですが、

「どうしたの？大丈夫」と、メールがくるけど、

そんなメールも、今のみゆには、返事に困るくらい、重いものでした。

「体調悪い」と、返事をすると、何がどうして、と、延々と質問メール。

いろいろ心配してもらって、本当はありがたいのですが、こんな時はそっとしてあげて欲しいと、思いました。


みゆが悪くなってから、そう思えば、先週のバイトの後、落ち込んで帰ってきました。

「みゆはこんな病気だから、覚えられないんだ。新しいバイトの人には、親切にいろいろ指導してあげてて、みゆは、そんな指導してもらってない。
店長は、あれもこれもダメだって言うけど、みゆが覚えた事が全部ダメなのか？どこがダメなのか言わないから分からない」

そんな事を言っていました。
こんな被害妄想的な発言も、今思うと、もう、体調を崩していたんだと、早く、気が付いてあげればよかったと後悔しています。

このバイトの後、学校の友達の事も、非難していました。

みゆからの、サインを見逃していたんですね。
ずっと、病気だと忘れるくらい、元気だったので、何気ない変化に、鈍感になっていたんだと思います。

食欲が落ちたり、眠気が出たり、言動に変化があたり、落ち込んだり、いろいろ、見落としていました。

学生生活もバイトも現場実習も、他の子と差がないくらい、普通に生活出来てる事で甘えてました。
やはり、潜んでる「病気」に対しては、いつでも、覚悟と準備は持っていないといけませんね。

幸い、４日間で回復出来ましたが、また、繰り返す恐れはあります。
辛い現実ですが、すべて、受け止めないと、いけない事です。


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