食べものを詰め込むのがバイキングなのに…。
ビールなんか2杯も飲んじゃって。

なんてね、食事はゆったりと穏やかにいただかなくてはなりません。
増してや動けなくなるほど食べるなんて…。

とは思っているのですよ、食べ始める前はね。
でも、皆さんが食べなさいって。どんどん作ってくださるんだもの。
あれもこれも…。

あらっ、まだ食べて無いんじゃないの。
とか。

向かいに座る家族のトレイには、今までとは違う甘そうなものが並びます。

そう、今度はデザート系に変わりました。
抹茶アイスクリーム&カボチャ団子入り「秋のモンブランパフェ」。これは注文デザートなので、マロンかサツマイモのクリームをチョイス出来るの、それから仕上げてもらう仕掛けです。
それに白玉ぜんざい。

これは詳細メニューには載って無かったような…。
このソフトクリームと合わせるものだったのでしょうか。
洞爺湖町に隣接する伊達市「だて牛乳」で作った3種類のソースを選んで食べる〆のソフトクリーム。

チョコかラズベリー、キャラメルから選べたようですがね。何も掛け無かったのだとか。確かに、そのままでも十分美味そうです。
後ろ側にもショートケーキが写ってますがね。スイーツはゼリーも含め6種類。赤いショートケーキ、ガトーマルジョレーヌ、ドライフルーツパウンドケーキ、カスタードミルフィーユ、煌めきレアチーズケーキ、月浦ワイナリーワインで作った秋の黄昏夕日ゼリー。
それらは名前の3倍ほどの説明書きと共に紹介されていましたけどね。ここでは省略。そう、ワタクシの胃袋にはもう何も入らないんだもの。
だってほら。
汁系3種を堪能していないことに気付きましたでしょ。

欲張りなワタクシが選んだのはそっち。
だけどそれ以外にもお代わりしたいものを2、3添えさせていただきました。
秋野菜&キノコ5種の炊き合わせ。最後は3種だけ。

それに香の物3種全部。

汁物は、乃の風オリジナルアイヌ料理、鮭&ニンジン・大根・じゃがいも・ゴボウ・キャベツ・長ネギ・昆布入りオハウ。

これは人生お初です。
野口観光こだわり味噌汁は2杯目。

これは和食コーナーで用意されていた先椀、北海道昆布の出汁香る海老真丈〜澄まし仕立て〜。

もうね、ここまで来ると先も後も関係無いのでございます。見逃したものは無いのか。そのが気掛かりなカメラオヤジと太っちょオヤジの共同作業…。

オハウは薄い塩味だったのかな、それぞれの素材の味を楽しむって感じです。それにしても具がたっぷりだったのは、セルフだから。
そこでも頑張っちゃう。
野口観光こだわり味噌汁もそう。

山盛りされていた乾燥ミミコをガバガバっと入れてしまって…。
見事に汁気を吸って膨らんだもね。
でも盛り付けた料理は、どんな時でも完食するのがワタクシ。全てを最後まで美味しくいただいたのでございます。

ほら、これが秋のお献立<夕食>。
こんなに細かい文字のものが両面ですから。

なるべくメニュー通り詳細にお伝えしようかと、3回に渡りの報告となりました。
お名残惜しいですが、もう胃袋はパンパンです。

美味しゅうございましたとお辞儀をして部屋へと戻ります。

部屋の窓から眺めたのは湖の対岸の灯り。
高いところに灯るのはウィンザーホテルかな。明るいうちは雲に隠れていたのですが、夜になって見えるようになりました。これなら後で打ち上がる花火もきれいに観られるのでしょう。

その前に次はイルミネーション。もちろん観に行かねばなりません。
でも、少しだけ横になって休もうと思います。