Dr-Hの船外機のお話

船外機のメンテナンス

連休前後とBF15Aの冷却系統の修理

2014-05-08 12:47:38 | ブログ

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

ワタクシはカレンダーどおりの仕事をしておりました。

連休直前は32FTディーゼルインボードの整備をして・・・

B1


ディーゼルエンジンでも、アノードは付いている場合があります。

これはヤンマーさんの280HPのエンジンですが・・・

A32


A323


アフタークーラーとオイルクーラーについています。

昨年も交換しましたが、意外と減っていました。

私の感覚では、3年が限界?

でも、アフタークーラーやオイルクーラーが電気腐食でパンクしたら、

大変高額な修理になるので、毎年または2年ごとに交換が良いと思いました。

その出張修理のあとは・・・

B9


とあるコンサートに行って、心を洗濯。

「う~ん、良かった」

期間半ばの平日は・・・

B2


中古艇ウイングフィッシャー23EXIIのエンジンのBF135A4の

バルブタペットの調整をして、完璧を・・・と思ったら、整備完了を

まっていたかのように、いつもお世話になっている方が、「買います」と

あっという間に売れてしまったのでした。

もうお嫁に行くのね、WF23EXII、一気にさびしくなります。

(また何か中古艇を物色しないと・・・)

さて、修理のお話ですが、BF15Aです。

B3


なにやら、冷却系統が故障していて、1年ほど前に他で修理をしてもらったが、

???とのことで・・・

インペラーは、確かに問題ありません。が!!

B4


以前にインペラーがバラバラになっていたとのことで、

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サーモスタットの中に、破片がいっぱい詰まっています。

インペラーが砕けた場合は、絶対に破片を探さないと、このように不調に・・・

検水口にも、ほら!

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お客様が「冷却水の不調」を言っておられたのは、これか!

でも、他の破片も探していると・・・

B8


排気の逆流を防ぐゴムが、熱のためか裂けていて・・・

オーバーヒートで、壊れたと思われます。

再度言いますが、インペラーが破損して羽根がちぎれた場合は、

必ず、破片の行方を探しましょう。

まだ、修理をまっている船外機があります。

CR-V君がいないので、すぐに行けませんと言っても、

出張修理の予定を入れようとする常連さんもおられます。

ああ、あったかくなってきて、海のシーズンになってきました。

最高です。






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