Dr-Hの船外機のお話

船外機のメンテナンス

BF90AとかBF130Aとか、プロペラシャフトホルダーが抜けないときの裏技です。

2012-11-12 20:04:18 | ブログ

みなさま、ご機嫌いかがですか?

先日、お客様よりいただきました。

Photo

今年、ご自身で作られたお米だそうです。

有難う御座います。

「おおおぅ、これでぶじにとしがこせそうです!」

さて、今回はブログに書くかどうか少し迷ったネタです。

少々批判もあるかも知れません。

真似するかどうかは、自己責任でお願いします。

プロペラシャフトのウォーターシールが破れて、ギヤケースの中に水が入っていた

場合など、プロペラシャフトホルダーを抜いて、ウォーターシールを交換する

必要がありますが・・・・

大抵、塩噛みで、簡単には抜けません!!

超巨大スライディングハンマーなどで、みんな抜いているようですが・・・・

少し前に、O兄貴に「〇社さんの高馬力船外機には、シャフトホルダーを

抜くために、ネジ穴が切ってあるらしいよ」とお聞きしまして・・・

さすがです〇社さん、これは大変参考になります!

特許とかあれば、完成品に組み込むのはNGだと思うのですが、

現地で、参考にさせていただくのは大丈夫でしょうか?

(問題あれば、連絡ください。すぐにこの記事を消します)

で、最近、すっごく強烈なやつは、これです。

Bf13015

プロペラシャフトホルダーに細いものから順番にドリルで穴を開けて、

私は6.5~7mmまで開けて、8mmのタップでネジを切ります。

奥行きは可能な限り、20mmとか開けています。

貫通はさせません。(理由は後ほど)

ずん切りのボルトをホームセンターで買ってきて、

プーラーとセットして・・・

塩噛み野郎が勝ってネジがぶち折れるか?

軽~くギヤケース周辺の暖めを、プーラー君の仕事のアシストを

ヒートガン君に「ブォー」とさせます。

「ククククッ・・・キュキュクククククク・・・」

なんか、いけそうな音が、工具を回すたびに

聞こえ出したら・・・・

Bf13016

おおっ、塩塩しおしおしお塩ししししおし・・・・・

抜けました。

これでいまのところ、全戦全勝です!

修理が終わったら、ネジを切った穴には、耐油性のシリコンを

つめて、上から塗装をしておいてください。

(電蝕防止のためです。)

なので、向こうまで貫通はさせません。

残念ながら、BF225Aクラス、BF150Aクラスでは、まだやったことが

ありません。

専用の長~いプーラーとか、あるのですが・・・

前の会社のときは、数戦目で工具が・・・チ~ン♪

昇天されました。南無阿弥陀仏~

これ、出来ない機種、出来ないメーカーあります。

あくまで参考までに・・・・

ご自身でご判断ください。

ではでは、本日は閉店ガラガラ~


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