ヤミノツカミDIARY

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大山鳴動して断章取義に堕つ

2005年08月26日 | 日常
 Ahー今日は大変だったよぅ。
 台風はやっぱり自然の驚異でした。爪痕残しすぎ。そして私に仕事を残しすぎ。
台風は別にいいから被害を出さないでよマジで。
 まさに東奔西走、トウナンシャーペイを駆けずり回ることになりました(っдT)
いや、丸一日それの作業に追われるのは辛いねー。
 しかし一番の問題は、住民の意識レベルの低さです。
 「我が家の敷地の植木が流されて道路に倒れた。どーにかしてくれ」
 ……自分でやれよ
 なんでみんなスグに役所とか警察とか保健所とか、公的機関に頼ろうとするのか
ね。自分の住んでいる土地でしょう? まず自分でナントカしてみてくださいよ。
 自分の家の中は掃除するのに、一歩外に出たら掃除しないなんて筋違いすぎる。
そのくせそういう通報する方のほとんどは喧嘩口調で、ひどい人は「こっちは税金
払ってんだから(やれ)!
」と言う横暴ぶり。ホントカンベンして下さいよ。
 税金は“みんなで使うモノを、みんなでお金を出し合って買っている”んです。
私たちのお給料だって作業代金なんですよ。ニンジンが店で100円なのは、材料費
と人件費と運搬費モロモロ含めて100円なんです。それと同じす。
 税金を払いたくないのなら、払わなくても構いません。その代わり、もう道路は
使わないでくださいね。一歩でも足を踏み入れたら、不法侵入になりますので。
 ……とまぁ、要するに「自分でできることは、まず自分から」を基本にしていた
だきたいですね。最低でも自分ン家の入り口くらいはテリトリーだと思おうよ。
 人力でどーにもならない場合は、私たちがガンバりますので。

 で、私が思うに、公的機関に頼るか頼らないかは、どうも土地柄のような気がし
ます。
 自立心の高い住民が住む街だと「自分でやった方が早い」と動いてくれますが、
能動的で責任追及型の住民が住む街だと「公共に任せよう」と考えるようです。
 これは個人的な意見ですが、前者は東京などの都市部で多く、後者は意外にも田
舎や農村あたりが多いのではないでしょうか。
 理由は単純。後者は変化に慣れていないためです。
 前者は変化に強いと言うより、むしろガマンする人が多いと思う。住み良い環境
を、自らの手で捜し求めるという流動性を持っています。
 だけど、後者は違う。変わらない風景こそ幸せと考える人が多い土地です。だか
ら、些細なトラブルに過敏になる、我慢ができない、でも、生活を変えたくないか
ら自分では手を出したくない……。これが実情でしょうね。
 別に、どちらが悪いというつもりはありません。前者は自ら幸せになる方法を模
索し、後者は今ある幸せを維持しようとする。どちらも民主主義における幸福論の
到達点です。ただアプローチが違うと言うだけで。
 よく田舎の人が東京に出てきて「東京人は冷たい」とか言いますが(ドラマの中
だけ?)、そうじゃなくて、本当は止める意思が薄弱なんじゃないですか?
 困っている自分助けてくれる、見つけてくれる……という幻想を裏切られて「冷
たい」とは言ってはダメです。止めるのならば堂々と止めなければいけません。な
ぜなら、彼らは遠くを見て歩いているのだから。

 ……うわ、ヤバい、超長くなった。語るに語った……久しぶりですぅ。
 なんだか語るに落ちた気がしますが、まぁ自分の意見だから、とゆーことで。
 とりあえずクレーマーの8割は70歳以上のジジイであることを付け加えておく。