ヤミノツカミDIARY

メイドと一緒にお茶を飲んだり罵倒したり罵倒されたりする小説サイトの場末の日記サイト! ……かも。

かぎやの掛け声と共に

2005年08月06日 | 日常

アノゥ「今日は7時から隣町の花火大会だよっ! ニュー、ホラ、早く行こうよっ!」
ニュー「慌てなくても大丈夫ですよ。まだ時間はありますから……ね、宮海さま?」
宮海「……ぐおぉ……オナカイテェ……」
アノゥ「……ブザマだね」
ニュー「どうやら先日の歓送迎会で飲みすぎてしまった反動が出たようですね。
   胃腸が弱いくせに無理するからですよ」
宮海「ぞんなごど言っだっで……あぁ、ヤバ! トイレ! ヤバイ! マジヤバ!
アノゥ「……どうする? この山根君状態生物
ニュー「しかたがありません、私たち二人だけで行きましょう。構ってられませんし」
アノゥ「オルスバンよろしくね~♪」
宮海「薄情モノぉ……(っдT)」

アノゥ「たまやー! うわぁ、今年は迫力あるね」
ニュー「去年はちゃんと見られませんでしたしね。若干景気が上向いている証拠で
   しょうか? 随分と大玉が多いように感じます。やはりこれぐらいでないと」
アノゥ「夏~ってカンジだねぇ。浴衣着てきて正解だったよ~♪」
ニュー「あ、アノゥ。浴衣の帯が緩んでますよ? そんなにはしゃぐからですよ。
   ほら、こっちへ来てください。直してあげますから……」
アノゥ「んもぅ、子ども扱いしないでよ~」
ニュー「それなら手間を掛けさせないでくださいね……っと、はい、直りました」
アノゥ「アリガトっ。それじゃ、もっと花火のよく見える方へ行こう。ほら、コッチコッチ」
ニュー「わ、ちょっ……押さないでくださいって。ちゃんと行きますからっ」
アノゥ「早く早く~♪」

宮海「…………何その百合
ニュー「誰が百合ですか……しかし、仲むつまじい演技をするのも大変です」
アノゥ「演技だったのかッ!?(゜□゜;)」
ニュー「当の本人が驚かないでください。真意はさておき、夜空に浮かぶ大輪の花
   は、風物詩を物語るに十分の風情でした。まさに本格的な夏の始まりです」
宮海「思えばもう8月なんだよね……あ、カレンダーめくるの忘れてた」
アノゥ「ところで宮海、オナカはもういいの?」
宮海「まだダメ……( ̄◇ ̄;) あと一日、安静にして様子を見ますケド……」
ニュー「花のない日記ですね……」