今朝の軽井沢は 初秋の軽井沢・・・
なんて表現が ピタッと来る感覚の
スッキリ 涼やかな風・・
寒がりさんは 鼻をかんだりしながら羽織るものを引っ張り出したかもね・・
だいぶ前になるけれど ここで 大正15年生まれの旧軽井沢地元の男性が
「 忘れられた軽井沢人 」 という本を自費出版したお話をしたけれど 覚えていますか?
地元人ならではの思い出やエピソードを 旧軽井沢公民館分館の官報に投稿したものを
後年 まとめて出版された 貴重な1冊で中軽井沢図書館の書架にも収められている
残念ながら 先ごろ鬼籍に入られたとのお話を耳にして 森の中で合掌したんだけれど
この著者がお元気だった晩年に 町民有志などの熱望に応えて 昔話をしてくださる中で
こどもの頃の思い出話に 文字通り 「 垂涎の視線 」 を注ぎ 夏の日にあこがれの逸品だった
旧軽井沢テニスコートの至近で 売られていた 「 アイスクリーム 」の話があったんだ
昨日 たまたま別の当時の著名人が そのアイスクリームの思い出話を 語った文と
別の人が そのお店の場所と店名のお話をするのを 見聞きする偶然に出会った
時代は 先の大戦がはじまった時期頃
お店の名前は 「 プレッツ・ファーマシー 」
昨日目にした 著名人女史の記述では
ここのアイスクリームコーンは 絶対に他では味わえない美味しいものであった
と 書かれていて 「あこがれの逸品」にふさわしい 逸品だったらしい
ただ お店の場所なんだけれど 戦争が深刻化するにつれて そうでなくても夏が終われば
たたんでしまっただろう このお店はその後 無くなってしまっていて
この著名人女史の文中には テニスコートの 「横」 と記されているし
話をしていた 別の男性によれば テニスコートの向かい側 の位置が示され
ボクが 「 忘れられた軽井沢人 」 著者から お話を聞いた時は
今の テニスコート 出入り口の 向かい側あたりかと勝手に想像していたんだ
残念だけれど 今となっては もう一度聞いて 確かめようもないけれど
憧れの目で このアイスクリームを眺めていた少年の口に 入ったというくだりは耳にしなかった
みなさんの中で どなたか このアイスクリームと そのお店のあった場所
ボクに教えてくれる人~ いませんか~~