軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢の夏・・ 「 ファイナル カウントダウン 」

2021-08-31 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

           

     

 

 ボクの散歩道の中に  東と南の見晴らしがよくて、西日と北風があまりあたらない場所がある

 毎年 この時期くらいの時期になると 足元に赤っぽい色のまん丸で黒いポツポツがある実が

 年によって3~4粒だったり 沢山だったり   落っこちている現場に出会う

 ヤマボウシ の 実だね  まだまだ 色づき始めたばかりのようで もっと真っ赤になるんだ

 初夏を迎える手前頃 雨の多い時期に 大人の親指と人差し指で作る  〇くらいの大きさの

 4弁の手裏剣みたいな形の 純白の花が咲いて 濃緑の艶のある葉の上の姿も記憶に残るよ

 

         

 

 例年なら 9月に入ってから 赤くなり始めて、目に入る気がするけれど

 今年の気候の影響か この木は 少し早いのかもしれない

 他に食べるモノがあるからなのか  あまり 美味しくないのか小鳥が集まって来る様子でもない

 ただ ふっと この赤い丸い実を 涼しい風が吹き抜ける感じの森の小径で目にすると

 軽井沢の 賑やかな真夏の避暑期が   ファイナルカウントダウンを始めて

 静かで 心地イイ季節が始まるんだと ~  思わず 深呼吸するんだな     

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢を走る「 しなの鉄道 」で・・

2021-08-30 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 この土日の 28日(土)、29日(日) 軽井沢町内を西に向かって走り抜ける「 しなの鉄道 」の

 信濃追分駅舎で   夏の終わりのお楽しみイベントが開催されたそうだね

 前にここでも  明治42(1909)年6月25日「 追分仮停車場 」として開業し

 大正12(1923)年10月1日に「 信濃追分駅 」となった歴史があって  

 平成17年の秋には 駅舎内に「  暮しの手帳別冊 あたらさん  」の編集室が設置され

 駅で雑誌を作るという新たな試みも続けられていたけれど(現在休刊中) 昨年秋に移転となって

 そのお別れイベントのお話もした    それからは 無人駅 になっているんだ

 それに加えて 昨年からは何かにつけて新型コロナ感染対策で  イベントの延期や中止が頻発

 ステキな催しや、行ってみたい場所も 土壇場にならないと開催の可否も確定しないんだな   

 行って来た人のお話を聞くと    

          

                                

    

        信濃追分駅舎イベント「高原の駅で逢いましょう」のご案内  10:00~17:00 頃

    1.鉄道部品の抽選販売 8月 29 日 ※販売商品については、当日ご案内

    2.しなの鉄道グッズの販売  28日・29 日 両日とも 

    3.写真展開催 『真島満秀と歩いた鉄道写真家たちの写真展』『杉崎行恭写真展』

       などなど・・

                   

 他に 枚数限定の 記念入場券(硬券)の販売やお楽しみが ほぼ予定通り催行されたそうなんだ 

 開催されていたなら 行って見たかったナ・・って人もいたんだろうな・・  

 再来年の 2023年には 「 信濃追分駅 」開設100周年になるのを記念してまたお祝いイベントがありそう

 なんとか もう少し無人駅ならではの悩みやウィークポイントを支える環境が整って行くといいね

 手を貸していいのか   手が出せないものなのか 気になっている人もいそうだ

 積極的に関わっている人の中で 誰か ボランティアの輪を広げて行ってはどうですか     

 

 

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 軽井沢のいろいろ 「 軽井沢の宝物 」のことで みなさんにご相談・・

2021-08-29 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 みなさん ちょっとご相談 ! 

 この 石造りの仏様 軽井沢のどこにあるか 知ってますか?

 

                           

 

 

 江戸時代の 安永3年(1774)と年号が刻まれていて 追分宿西の外れ「 追分の分か去れ(わかされ) 」

 と呼ばれる  中山道(現:国道18号線)と江戸時代の北国街道が分岐する「 追分宿 」の信号西側

 

               

     

 

 こんな風に 8基の 石造物が並ぶ三角地形の 1番西奥側に佇んでいるんだ

 背中側のお隣さんの変遷が激しくて  現在はオフ・ロードカーか何かの販売店になっているようだね

 あまり日頃、石仏を 見慣れていない人にとっても こうして改めてみると ちょっと

 同じ時代モノの 石仏様やお地蔵さまとなんとなく感じが違うかな‥ とか 変わっているな・・

 とか ちょっと詳しい人には こんなのもあるんだ・・ って気がするんじゃないかな

 このあいだも 年配の男性グループが ネームカードをぶら下げた男性から 

 この石仏様を囲んで 熱心に説明を聞いたり 画像に収めたりしているのを見かけた

 みなさんに 「 相談 」というのは   この石仏様のこと

 この石仏様の正面足元に 大きな刻字で 「 牛 」「 千疋飼 」「 馬 」とタテ3列に刻まれていて

 それぞれの 見識ある学者様は それぞれに この石仏様を   関連書籍の中で

 長野県歴史の道調査報告書(1984) では 「 観音菩薩立像(図内表記は観音菩薩像塔) 」

 地元の石造仏の第一人者と高名な学者先生はその膨大な調査資料集(1986調査)の中で 「 勢至菩薩像 」

 「 軽井沢町の石造文化財 」(1985)の中では 「 鳥獣供養塔 」

 そして 2年前に発行された 「 軽井沢町石造物ガイドブック 」(2019)では「 聖観音 」

 ボクには    どれが何だか さっぱりわからない・・

 仲良しのボクの森の下に住む奥さんのお友達で 歴女さんがいて 最新の出版物に記された

 「 聖観音 」というのが どういう経過で表記されたのか 関係者にそれとなく訊ねたところ 

 「 聖観音だから聖観音 違うと言うなら これが何なのか教えてください 」と バッサリ !

 確かに NET百科事典なんかでのククリは 「 聖観音 」を 

  「 多面多臂などの超人間的な姿ではない、1面2臂の像を指して聖観音と称している 」としていて

 この石仏様 お顔ひとつ 腕(臂)2本 のお姿ではあるけれど・・ 

 お話の中で 「 長野県歴史の道調査報告書 」(1984)の 解説文中に  

  「分去れ」の奥に異形の観音菩薩立像がある。

  安永3年11月の建立で役牛馬持連中が牛馬の供養のために立てたものと思われる。(文中より引用)

 こんな風に あくまで 建てた人から直接でも経緯を聞かない限り 祭祀目的や思いは判らない

 牛馬の刻字があるのに 「 馬頭観音 」とも 呼ばれない  

 異形とも 異様な優美さとも感じられるその印象から 安易にひとくくりの名称にしなかったのかもしれない

 誰か 「 学識者 」が 1種のファイナルアンサー的な 名称をつけてしまうと・・

 ま、 どの名称にしても 同じリクツになるのか・・  

 みなさんの中で 誰か  こーゆーの 「 ああ それはね・・・ 」  って人   いませんか ? 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢のお隣 佐久市で古代のロマンを味わう・・

2021-08-28 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 今日は朝から  強めの日差しが照り付けて う~~~ン久しぶりに朝から夏らしい・・

 暑くなりそうだな・・

 ボクの住む森の中には 時々 木の葉が揺れるくらいの爽やかな風が吹き抜けて行って

 あごが出ちゃうような ギラギラの暑さになることは・・ ほぼ無いかな 

 今、軽井沢のお隣 佐久市の 「 佐久市文化財事務所の『 考古遺物展示室 』」で

 市内の「 香坂山遺跡 」から出土した国内最古の石刃石器を含む石器群を展示している

 「 アフリカ大陸を旅立った現生人類が、いつ頃から日本列島に住み始めたか・・ 」

 っていう   とてつもなく大昔の歴史ロマンの一端が

 軽井沢からも 高い山の上から望み見れば見えるくらいの位置の 佐久市の香坂山で発見されて

 なんでも 石器が出土した地層を調べた結果、36,800年前の石器であることがわかったそうだ

 これは「 石刃石器 」としては国内最古の年代だと解説されている  

 展示室内に ガラスケースの中で展示中の石器は 手のひらに乗るほどの大きさの十数点だけれど

 深い土の中から 専門家の手作業で 発見された経緯を考えると一見の価値はあると思うよ

 展示室の中も 新型コロナの感染対策が施され  そして涼しい・・

 見に行けないボクには 行って来た人から こんな絵ハガキが届いた

 

       

 

 

 展示期間を来月 9月17日(金)までとなっているけれど この時期なのと 役所内なので 土日は休館 

 興味が湧いた人はちょっと調べてから お出掛けしてね    

 

 

 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢の静謐で涼しい空間・・ ポール・ジャクレー木版画展

2021-08-27 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 今日は    8月最後の週末、金曜日だけれど 

 暑くて 晴れ間もあったのに なんだか  幹線道路の流れは空いていて 静かでいい感じ

 仲良しの ボクの森の下に住む奥さんも 今日はどこかお出かけしたらしくて

 お洗濯モノが 屋根のあるベランダに干されている  

 夕方 通りかかると お洗濯物を取り込みながら いつものように 呼びかけてくれた 

 「 イノちゃ~ん ! 」 「 は~~イ ! 今日 お出掛けだったの ? 」

 このところ 外出自粛を心掛けて   お出掛けが減っていた奥さんは今日・・

 にわか雨がなさそうなのを確認してから 追分宿郷土館で開催中の

  「 ポール・ジャクレー全木版画展 」 を 見学がてら 追分宿を散策して来たんだってさ

 これって ボク    先月の今頃だったか ここでお話したよね

 フランス人だけれど 3歳の時に来日してからの日本育ちで 日本を愛した版画家さん

 日本で没後 60周年を記念して 追分宿郷土館が特別企画展を開催中なんだ

 奥さんは 数点以外、ポスターやNETでしか 見ていなかったので なんだか急に今日

 お家の外で 木の葉がさやさや揺らす風に誘われて    お出掛けしたんだって

 

      

 

 これが 今日入館の時に受け取った   「 目録集 」なんだって

 なんか オシャレだね・・

 館内は静謐にして涼しい空間・・  印象的な 作品の中の人物の目線・・

 感染防止対策でこれまで 上履きに履き替えていた館内には観覧者の履物そのままで入館できるようになり

 展示室内外とも アルコール消毒が繰り返されていたそうだよ

 で、 今 公開中の 作品は 期間の中程で 作品入替になるので 見られるのは、あと2週間そこそこ

 来月の15日からは 新しい作品になるんだって 

 その前に 入替休館日があるから  全部見たい人は 急いだ方がいいよ・・

 奥さんもまた きっと お出掛けするんだろうな・・      

 

 

 

 

 

 

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