軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢の 「 さるくまなびねっと 」野生動物の情報

2022-09-30 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 9月が今日で終わりを告げて・・ 今年ももう残り 3カ月

 軽井沢は秋がどんどん深まっているよ

 このところ 軽井沢町のHPに表示されている  「 さるくまネット 」  

 軽井沢町内の タイトルの様に野生の  サル クマの  動向が表示されているけれど

 まだ イラスト表記は僅かだね

 軽井沢の西側お隣の御代田町 軽井沢から地続きの通称 「 1000m林道 」沿いの地域で

 今月中旬 60歳代女性がクマに襲われ負傷する事案が発生

 数日前には あの美食で話題になったホテルの周辺で サルの出没情報が流れたようだ

 軽井沢町の「 さるくまなびねっと 」には 今のところ 新たな情報は増えていなくて

 町のお知らせで 目撃情報や出没被害が広報されるほどには至っていないようだけれど

 最近はだいぶ    野山の奥深くまで別荘地や建物の開発、建築が進み

 逆に 野生動物の間に 人間の目撃、出現情報が伝わっているのかも知れないけれど

 クリやクルミ 秋の恵みや草花を求めて、山に向かう人が増えるこの時期  

 基本の身支度や クマ鈴、音の出る機器の持参など 「 山支度 」準備と

   万一の、慌てない心の準備は お忘れなく  

 みなさんが 驚いたり慌てたりするのと同じ様に

 森の ボクたちも 突然出くわすと 驚いたり慌てたりするからね・・     

 

 

 

 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢の交通の難所・・徐々に改善?!

2022-09-29 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 このあいだお話したように 今月9月1日から 軽井沢のトップシーズンの工事規制が解除になり

 しなの鉄道の信濃追分駅の前を通過する県道の整備工事が再開されて 

 このところ、日に日に通行規制状況が変わり始めたようだね  

 国道18号線の追分登坂車線辺りから上下線とも渋滞するのを避けて迂回する車と

 観光目的、通勤やこのところ増えている 建設、建築工事関係車両も利用する様で

 工事中と判っていても 普通車のすれ違いがやっとという道幅を 慎重にハンドルを切りながら

 西側T字路も通行量が多いのと  見通しが悪いのも手伝ってちょっとした交通の難所化している

 一昨日あたりからなんだろうか、これまで工事中だった線路側の舗装が終わり

 通行できるようになったけれど 従来の通行側範囲が規制がかかって半分くらい利用出来なくなり

 工事作業をする人たちは 相変わらず絶え間なく通過する車両に注意を払いながら

 作業を続けているね  

 新しく広がった部分側から 色が変わっている、もともと通行範囲だった道幅をながめると

 こんな狭い道幅を 結構なスピードで上下通行していたんだなと感心もするけれど

 駅舎西側の線路上に高架橋の形で懸っている 「 倉賀橋 」もやがて架け替えられて

 道筋も変わっていく計画らしい

 この倉賀橋の周辺の道路は 坂道で見通しの悪いカーブで通行する車はありとあらゆる車種で

 子どもたちの通学路になっているけれど 歩行者の為の歩道は無いか 

 申し訳程度の色が付けられたラインが敷かれて居はするけれど

 自然埃土砂の汚れや 朽ち葉に覆われ見えないか 無い場所もあるようだ

 通行量の激しい時には こども達が道路外へ避けて立ちすくみ  車の切れ間を待って通行する

 道路が改善されて 車の通行がスムーズになるのはいいけれど 歩行者にとっても

   安全で利用しやすい道になるとイイね

 もうしばらく この周辺は 交通の難所状態が続きそうだよ       

 

 

 

 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢の塩沢通り・・芸術エリアの秋は

2022-09-28 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

        

 

 軽井沢は静かに秋が深まって 今日の塩沢通り・・誰が呼んだか   「 芸術エリア 」・・

 ま、右手の大きな会員制リゾート施設を通過すれば 左右に美術館や軽井沢高原文庫

 塩沢湖を抱く軽井沢タリアセン・・ 芸術エリアって呼び名もありかも

   有名小説のタイトルと同名の ストーリー性もあるカフェなんかもあるしね     

 画像の突き当りからの大カーブの向こうは

 これも 紅葉し始めた木立に囲まれた坂道になっていて 風景の変化にリズムもあるんだ 

 ボクはこの辺りの この季節の光景が   結構好きなんだな

 ちょっと 歩ける身支度で このあたりの散策はいかが・・       

 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢の考古学資料・・県(あがた)遺跡 昨日の続き

2022-09-27 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 今日のお話は  昨日の続きだけれど このあいだボクの森の下に住む仲良しの奥さんのところで

 夜話を聴きながらのお茶をご馳走になって そのお話が 

 軽井沢の古墳時代遺跡 「 県(あがた)遺跡 」 にかかわるお話で

 そのお話に関わることは これまで出会った  ボクに優しくしてくれた地元のお年寄り何人かが

 最初に発掘作業を始めた人とそれぞれ仲良しで いろいろなお話を聞かせてくれたり

 講演会の資料を見せてくれたり それを聞いたボクがみなさんに ここでお話したりして来たので

 ボクが持っている資料のいくつかを次の夜話会に持って行くことになっているんだ

 まとめを兼ねて、先に  みなさんにお話するね

 昨日ここで 長野県内には旧石器時代から近世(江戸時代頃)までの確認されている「 遺跡 」が

 15000ヶ所以上あるってお話したけれど 軽井沢町にはそのうちの93ヶ所が確認されていて

  軽井沢町のHPには「 軽井沢町遺跡詳細分布調査報告書2017 」がWEB公開されている

 誰でも 閲覧できるので興味が湧いた人はアクセスしてみてね

 その中の㉕番 「県(あがた)」というのがそれで 推定面積は 67179㎡ 時代は「 古墳時代 」

 確認事項、出土品の項目には 古墳初期住居址、甕、壺、鉢、高坏・・ と記録されている

 ボクの手元の資料写しでは

 

       

 

 これが 発掘された地表面からの深さを示す画像

 

       

 

 これが 上からの俯瞰図

 

       

 

 で、これが 住居址の図面 と 土器の図面

 

           

 

 そして これが 復元作業を終えた 甕

 

       

 

 これが 復元された 壺型土器

 どれも 1500年位は歳月を過ごしているだろうか・・

 ちなみに 発掘現場は今 自転車用道路と  コーヒー会社の社屋用地となっていて

 発掘に関わる 資料は軽井沢町立図書館に 「 北佐久郡軽井沢町県遺跡の調査 」という書名で

 蔵書されているようだよ

   義務教育の期間をどこでどう過ごしたかによって 

   縄文時代→弥生時代→古代 ・・・というような時代学習をした人と

   縄文時代→弥生時代→古墳時代・・ という学習をした人と

 中には  全く記憶に無い人もいるようだけれど 自分たちが気にって訪れたり住んだりする辺りに

 大昔の人たちも暮らしていたと思うと 感慨深いものがある気がすると思うんだ

 楽しみな お話会が済んだらまた みなさんに続きをお話するね      

 

 

 

 

 

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢の古代遺跡・・

2022-09-26 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

  一昨日の寒かった夜 ボクは久しぶりに  ボクの森の下に住む奥さんに呼んでもらって

 奥さんのお家に遊びに来ていたオジサンから いつかの「 冬の夜話 」みたいに

 温かいお茶をご馳走になりながら 耳寄りなお話を聞くことが出来た

 それは 前にここでボクもお話しした事がある 弥生時代後期(古墳時代)と言われる軽井沢の古代遺跡

 縣(あがた=県)遺跡のお話だったんで 耳が思わずピピ~んとなって 興味深く聞いた

                

 お話は かいつまむと こんな

 軽井沢も含まれる長野県内には 旧石器時代から江戸時代までの間の「 遺跡 」と登録されているものが

 総数で15000ヶ所ほどあるんだそうで まずその数にビックリした

 さて 軽井沢や含まれる東信地域にはそのうちいくつあるんだろうね

 オジサンのお話は

 昭和46年に軽井沢碓氷バイパスが完成すると、国道18号線だけに集中していたマイカーや

 トラック運送、観光バスなどの通行が大きく変わり始め

 民家や集落から離れた場所を通過する道路沿いには歩行者用の歩道だけでなく

 観光客のサイクリング利用に向けて自転車道を設置することになって行った

 今、歩道と並走する平らなアスファルトの自転車用走路が設けられている

 そんな動きの中で昭和40年代末頃に造成工事の過程で

 鳥井原地域の用地掘削作業現場などから土器片らしきものが発見された

 今 碓氷バイパス沿いのコーヒー業者さんの店舗がある土の中からだ

 当時も地籍の小字として「縣=あがた、あごた 」と呼ばれるその一帯では田畑の耕作などの時に

 土器片が出て来ることがあり「 最近の甕や瓦のおっかけ=カケラ じゃあないな・・」と感じる人は

 小川の流れで泥を洗って家に持ち帰ったりした人も居たようだ

 やがてこの話が地元で郷土史を研究している人の耳にも届き、見学に来たその人が言うことには

 縄文以後の弥生時代の土器に似ている気がするから調べてみると帰って行った

 当時は登呂遺跡、稲作に代表される時代が弥生時代と学校の授業でも学んでいて

 当時でも春の訪れが遅く稲作には苦労が多い軽井沢に弥生時代の遺跡があると考える人は少なかった様だ

 遺跡の存在に半信半疑の人が多い中でなかなか本格的な発掘調査に公的機関が乗り出すには至らなくて

 昭和51年春、何度も下調べをしていたその地元の郷土史研究者が自費で私的発掘に着手した

 最初は原野を掘ることなどにとんでもない苦労があったようだけれど

 発掘作業を承知してくれた土地所有者や 長野県内の郷土史研究者たちがだんだん

 作業協力を申し出てくれるようになりやがて、思いがけない発見と展開になった

 土器片どころでなく なんと住居址が見つかった

 生活の痕跡や土器片も次々発見され、住居址は2軒あることが判って来た

 

                   

 

 ここまで お話を聞いていた奥さんが ボクがそのお話のプリントを持っていることを口にして

 オジサンは じゃあ続きはそれを見ながらにしよう と お茶を飲み  雨が小止みの内に帰って行った

 この続きは また 明日ね          

   

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