ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

お婆ちゃんの原宿へ

2016-11-06 08:29:43 | 時は輝いている
快晴。

昨夜、文句たらたらで義実家からバイクで帰ってきた旦那、
海老蔵さん並みに風呂好きだが、義実家は風呂も使えない状態で、風呂にも入っていないとな。
家を継いだメンバーがだらしないと思えども、私は知らない、聞こえないふりをしているしかあるまい。
それと旦那はほぼ三日で見たことも聞いたことも、自分が口に出したことすらも無責任に忘れる。
ある意味私のようにいつまでも反芻しないからいい。

昨夜帰ってきてから、明日は=つまり今日はどこかに行きたいと言う。
自分の実家の事、実の親の事なのに、貴重な休みが二日も潰れたとかイライラしている。
そして、何となく行きたいところが原宿なんだそう。
へぇえええええー。
まぶしい元気いっぱいな若い人を横目で見ながら、自分から失われた若さや、三親の今後についてチラチラ脳裏で考えたくない。
今の私は元気いっぱいの、お手本になりそうな、自分より上の矍鑠とした老人達に会いたいのだ。

私は原宿に付き合ってもいいが、そこをお婆さんの原宿=巣鴨のとげぬき地蔵周辺に変更してくれと頼む。
旦那は初めて行く土地なので、渋々ではなく、むしろ興味津々でオケしてくれた。

イザ、この時点で巣鴨が豊島区さえもすぐにわからなくても強引に出発!




東京ドームがえらい人だかり。





無事に巣鴨に到着。



巣鴨だけど神戸?


巣鴨のとげぬき地蔵尊。


皆でお地蔵さまに水をかけて悪い所をタオルでこすっております。
私など全部悪いわw





通りでは菊祭りもしている。
近くの寺院にて。









ウロウロしてあんパンを買ったが、私にはここのは甘すぎるような。



メインの商店街の切れた当たりで都営荒川線の駅が出てくる。





乗り降りもお年寄りだらけ。
とにかくお年寄りが元気な街で、こちらまで元気が出た!

そして、駅で雑司ヶ谷が近いのを知り、雑司ヶ谷旧宣教師館へ行くことに。



建物より、庭で日向ぼっこしていた猫にひきつけられてしまう。



建物も綺麗に保存されている。




建物も素敵だが、物がないってなんて贅沢かと思う。
カーテンすらないので細部の美人度が際立つ。

そして帰りに、またこの子に後ろ髪をひかれつつ後にして、



すぐ近くの雑司ヶ谷霊園の漱石のお墓詣りをした。写真は撮らなかった。
漱石以外も東条英機、竹下夢二、荻野吟子さんと有名人が一杯。
公孫樹の銀杏が一杯、葉擦れの音がさわやかで素敵な墓地です。
そして、何気に猫が多い。




お婆ちゃんの原宿⇒雑司が谷旧宣教師館⇒雑司ヶ谷霊園で漱石のお墓⇒絵画館前⇒青山霊園にて乃木大将、斉藤茂吉、志賀直哉、大久保利通etcのお墓巡り。続く。
コメント (4)
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