ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

やいやいねこ報告3

2009-09-01 21:45:52 | 猫病気
やいやいねこ報告3
2009年09月01日20:55
猫の出血を掃除し、新たな出血箇所も無く、
出血箇所を確かめるべく手、顔を拭くと、
いきなり下顎の壊死部分がボロッと落ちてきました。

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元飼い猫の「やいやいねこ」は気持ち良さそうに、首を伸ばしています。

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預かる時の申し送りでは(カリシ、口内炎、腎臓病)で、猫カリシによる上唇の欠けは2回ほど経験した事があります。
しかし、下顎とは。
眼の陥没も治り、細胞に水がいきわたってきたと思った時に、
古い組織がふやけて落ちてきたようなタイミングでした。

猫風邪で鼻が詰まっても、口内炎でも、それに一切関係なく、
大量に食べられてしまうことに疑問を感じていたのと、
独特な匂いの強さ、そして首輪をしていないのに、顎の下と胸が毛が1本も無い事に、これで説明がつきました。
禿と匂いは蜂窩織炎だったのです。
蜂窩織炎も何度か経験しましたが、壊死した組織は痛くない、取り除くこと、周囲が禿るのはサイン、膿を絞り、イソジン、抗生剤で手当てする事を、Т町のN動物病院で以前教えられていました。
猫友様ともメールをし、顔を拭き、消毒し、しばらくして抗生剤入り餌を与えると、猫は普通に平らげています。

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その後、連れてきた餌やりさんが、雨の合間に来て「随分可愛くなった」と。
そういえばと、猫は雄同士喧嘩していたそうです。
その後も大食漢の上、一晩中水を呑んだりして、
私が寝てしまうと、朝には水の器が空になってしまい、砂はおしっこで殆んど固まってしまっています。

さて、傷はどんどん良くなっていっていますが、
基本ネフロンは回復しないしで、猫も器から離れず、
猫らしく、病人らしく、寝ていられないようなので、今日は輸液量を増やしています。
問題は、腎臓病の貧血がはっきりしてきた事であり、それは輸血以外どうしてやる事も出来ません。
2週間後、去勢、りリースのシナリオなんて、おそらく到底無理でしょう…。
コメント
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