ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

猫の為のスープ

2009-01-23 15:02:54 | 猫工作・工夫
猫の為のスープ
2009年01月23日14:56
3338_23345_3   食欲が衰えた、汁だけなめている猫(←しかもお腹は、可哀想なほど減らしている!)のために、スープタイプのパウチあれこれ試行錯誤の飼い主さんは多いと思います。
現在の我が家では、市販品は高い上に、あまり食べなくなった、次が見つからない状況であります。
一匹分の猫の為に、わざわざ鍋でスープを煮なくても、レンジに刺身、ささみ一切れ小皿にお湯をはり、ラップをかけてチンでも、すぐさまスープは取れます。(病猫以外の)他の猫も、スープも具も喜んで食べます。
しかし、「同じ材料で、もう少し濃厚で喜ぶ物は出来ないか?」と食の衰えた猫を前に考え込んでしまうのも確かです。
また、沢山いると作り甲斐もあります。
家庭科では、お肉のタンパクを周りから加熱して、中に味を封じ込めて、旨味を逃がさないように習います。
また、市販のパウチのように、蛋白質を猫好みに美味しく分解するのは家庭では難しそうです
「いっそ細胞を粉々にして、水から出汁をとってはどうだろう?」とすり流しみたいな事を考えて実行して見ました。
思い立った時点で、キャットフードに一番ポピュラーなマグロは、ちょうど手元に無く、煮なくても刺身で人気、煮たくてもアラが無かった等で、いずれあとで実験してみようと思います。

冷凍庫にあるもの、1)ささみ→2)ホタテ→3)カニを一切れずつ出して、全てを別々にミキサーでポタージュ状にしてことこと実験的にしつこくミルク沸かしで煮てみたのです。そして茶漉しで漉してみました。
(あくまでも家の猫が問題なかったものです。)
結果、
1)ささみは作っている間から猫が騒ぎます。
写真のみよたんばあさんも鰹節命、ささみは嫌いなはずなのに起きてきて汁をかけたドライフードを舐めています。
漉したスープカスも、今回あえてスープを絞らないで猫に与えてみました。猫は、具でなく、皿に溜まったスープを皆好んで飲んでいました。

2)ホタテは、たった一個(爆)なので味も薄いだろうと思ったら、意外とカラス対決ちゃんなど健康な子が気がついて騒いでいました。(たった一個分のスープカスも、気がつきました。)

3)カニは普段から与えていないので、反応は鈍かったです。亡くなった銀、猫吉が好きだったのですが…。(まあ、貧乏なので助かりました!)スープカスがピンクで見た目が本当に美しいです。

さて、ささみのスープ、ホタテのスープ単体と3つのスープ全部あわせたもの、皆、汁を舐めていました。
カスは食べない事もないのですけど、はっきり人気が無い、透き通ったスープが好きなのがわかり、スープに市販のフード、鰹節等を組み合わせるのがベストのようでした。(どうしてもあの味を出せないモンプチス○プを、これで薄めて増量する事が出来ますかな?)
自分としては、レンジでチンよりはスープが濃厚、増量出来る事が、手間隙かけても良かった結果なのですが、コレを更に濃くシロップ状に煮詰めるには手間だと思いましたたらーっ(汗)
電子レンジの出番か?
それと、今回は骨付きのガラやアラではなく、最初から可食部を煮た為か、アクをとらなくても、このスープカスが、味見をしたら、お豆腐とはんぺんのようにとても上品な薄味で、かつふんわりしていて美味しいのです。
猫に人気の無い、カニを加えたら本当に美しい。
今回は、カスに鰹節を添えて、猫に試験的にあげてしまいましたが、塩分やグリンピースを添えて寒天で固めたら、それはそれで、あっさりとした蛋白源として人に良さそうです。爆。
とりあえず、3つのスープは、別々に140℃までOKなタッパーに仕舞いましたが、
今後は、骨をミキサー粉砕は大変だと思うので、胸肉丸ごと、魚アラなどを多少手間隙かけて掃除して粉砕し、猫にスープ、人に煮凝りやゼリー寄せで一品出来れば、台所で鍋に付きっ切りでも、一粒で二度美味しく楽しいのではないかと思うのです。
   

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コメント (5)
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