こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

子どもたちの被曝を最小限にするための陳情

2011年06月21日 | 議会
今日は、建設環境委員会があった。


今日の注目点は、原発事故の放射能の問題に対する市民の方からの陳情。

「子供の被曝を最小限にする施策を早急に行う事を求める陳情」と「市内の子どもに関する施設周辺の放射線量の定期的測定等に関する陳情」の二つ。

これらは、共産党・生活者ネット・みどりの未来・新しい風の採択多数で可決。自民党・明政会と公明党は趣旨採択(つまり反対)でした。
野菜などに対する国の基準値がチェルノブイリの時のベラルーシでは、100ベクレル、ドイツ放射線防護委員会日本における提言成人の飲食物では、8ベクレルに対して、日本が作った基準値は500ベクレル。
あまりにも高いし、この基準値に達していないから安心というのは、あまりにも無謀。基準値自体を見直す必要がある。

1年間に20ミリシーベルトという暫定基準値も然り。この点については、昨日の総務文教委員会で、「学校等の校舎・校庭等の放射能の暫定基準値20ミリシーベルト撤回と子どもの被曝を最小限にする施策を国に求める意見提出に関する陳情」が出され、全員で採択されました。

放射能の問題については、原発事故から気になっていて、動向も含めてまとめてみようと思います。

明日は、私の属する福祉保険委員会なので、原発の問題については今日はこのくらいにして、準備に入らなくては。委員会のあと、少し聞き取りなどをしてきました。

あと、

今日の主な議案は都市計画道路3・4・10号線の延伸にかかわる土木費、商工費、衛生費の一般会計補正予算。

土地買収資金など市債や基金から1億4千万以上も増額して、今年は2億9千万円以上も支出することが、自民と公明、新しい風によって採択されました。共産党や生活者ネット、みどりの未来は補正予算案に反対しました。

特養ホーム、コミバス、そして、谷保駅のエレベーター、保育園などについては、3・4・10号の延長よりもお金がかかるのに、予算がない、厳しいといって、なかなか取り組まないのに、なぜ、道路については、お金がない、財政が厳しいといわずに、どんどん進めていくのか!ほんとに市民感覚からずれていると思います。

これだけ、東日本大震災の復興の問題がまだまだなのに、この道路がないと命にかかわるわけでもない。なぜ、多額の借金と補助金を得てまで進めるのかといったら、昭和36年に計画が立てられたということと、地権者の利益を保障するということらしい。

長内議員が、人口も車も減っているなか、大きな道路を借金をしてまで作る必要ないという観点から質問をしたら、自民党の議長が長すぎると何回もさえぎろうとした。人の話をさえぎるのは、民主主義に反すると思う。
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