こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

9月8日の10時より一般質問をします

2017年08月30日 | 日々のつぶやき
8月もあと2日。今年の夏はずっと雨続きで、今、本格的な夏が来た感じ。(小林多喜二が逗留していた福元館の離れ)

9月1日からは議会が始まります。今日はずっと市政報告の明るい国立の作成と一般質問の準備。途中で、パソコンが急に電源切れて焦った!

でも何とか復旧して、ほっと一息。(小林多喜二が逗留していた離れの部屋)

(多喜二を偲んだ夏でした)多喜二の逗留した宿、福元館で、子ども達とひとときを

今回の一般質問は、次の項目です。3月議会でとりあげたしょうがいしゃの65歳の壁と6月議会でとりあげた税の差押えについては引き続き今回も行います。

1.誰もが安心して暮らせるまちにするために
(1)福祉と連携した、認知症の人に優しい図書館にしてはどうか。
(2)しょうがいしゃの「65歳の壁」をなくす施策について問う。
(3)税の滞納整理のあり方について問う。

2. いざというときに機能する震災・減災対策にするために
(1)避難所に避難する仕組みの市民への周知と備蓄品について問う。
(2)福祉避難所のあり方について、当事者の声を生かした実効性のある施策にする工夫を問う。
(3)避難所ともなる公立小・中学校のトイレの改修について問う。
(4)木造住宅耐震診断・工事と生垣新設についての補助を減災対策として市民への周知を工夫し、活用を広げてはどうか。

3.くにたちらしいまちづくりにするために
(1)旧国立駅舎とその周りの環境について、既存の商店街を守り、回遊性をつくるために市としてやるべきことを問う。
(2)回遊性があり、歩行者に優しい都市計画道路3・4・10号線の延伸部分とするような工夫について問う。

今、国立市議会では議員のセクハラ・パワハラ問題や請負契約などについて規定した議員倫理条例の委員長案が示され、私の属する議会運営委員会で審議継続中です。

条例についての議員が条例に違反したとみられる場合の調査要請について委員長案では疎明の資料提出と100分の1の連署の要件を設けています。

これに対して私は、「委員長案では議員は1000人の市民の信託を受けているので一定の連署が必要とあるが、調査要請は、議員に対する解職要求ではないので、市民の調査権を保障すべきである。第3者審査会での公正な調査があり、疎明文書の要件で充分であり、620人以上の連署は要件とすべきでない。特にセクハラ・パワハラを市民が受けた時に、多くの方に連署を求めること自体に個人情報の点からも無理があり実効性に欠ける」と意見をしましたが、

委員長は「一人の市民でも調査を求められるとなれば、冤罪の場合、特に選挙前などは、当該議員にとって不利になる可能性がある」と連署の必要性を述べました。

私は「議員のための倫理条例ではなく、市民の知る権利と人権を守るための倫理条例だという原点で策定すべき。特にセクハラ・パワハラを受けた市民が600人以上の署名を集めることは事実上無理。」という旨の意見をしました。

想定上で、議員に不利にならないことを重視して窓口を狭めるのでは実効性にも乏しくなります。
職員に対しては、議員のセクハラなどを相談する窓口を設定するとありますが、その具体的な担保が示されていない点や調査請求対象を有権者の市民と限定している点も問題だと指摘しました。
これらの議論をもとに更に委員長が訂正案を作成し8月25日に議員全体に示され、議員全体での懇談が行われました。現在、この懇談の結果をもとに審議しているところです。

会派会議では、全会一致で決めることが前提と確認されています。

条例案ができたら、パブリックコメントを受けたのち、12月議会で条例提案となる予定です。

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8月最後の日曜は防災訓練と平和カフェへ

2017年08月28日 | 日々のつぶやき
昨日は、朝から市の総合防災訓練に娘と一緒に参加
会場にいたきゅうちゃん(だったかな)と触れ合ってご機嫌娘

まずは、救護体験AEDの使い方を

高いはしご車だと見ていたら、娘が学生時代に入ってもらっていたヘルパーンさに再開
はしご車に乗ってみたいと言ってたけど、並んでいたので、応急給水訓練へ行こうとしたら、娘が卒業の時にお世話してくれた職員さんに再会あの時はしょうがいしゃ支援課で、作業所や入所施設を探してくださって、娘が好きだった職員さんに5年ぶりくらいに会えて嬉しそう。今は防災課の職員さんとして福祉避難所の見学や避難所関係の部署。福祉が分かっている人が防災課にいるのは、とても大切だと思います。
東京都水道局から背負える給水パックを体験水を入れて背負うと軽く感じる。便利です。

起震車体験もあったけど、並んでいたので、手話体験へ娘と一緒に簡単な手話を教えてもらいました。

煙体験では、本当に見えないということがわかります。体験では安全な煙を使っているけど、実際には1から2メートルも歩くと、倒れてしまうと聞いて、煙の怖さを知りました。

消火器の使い方も体験。

今年は、参加者が少ない気がして、残念でした。

8時45分のサイレンを外にいた夫は聞こえたらしいけど、家のなかにいた私には聞こえなかった。市の総合防災訓練だから、せめて防災無線で呼びかけてほしいと思いました。

娘が疲れたので一度家に連れて帰りそのあと、福祉会館である原爆伝承者のお話しを聞く会へ参加。主催は、新日本婦人の会国立支部の平和カフェ「すいとん食べて平和をかたろう」
昨年は長崎の体験を聞いたので、今年は広島の体験を。

お話ししてくれたのは、くにたち原爆体験伝承者の宮地大地さん。当時の写真なども入れながら、子ども達にもわかる優しい言葉で、具体的な体験を話してくださいました平田さんという方が15歳の時に被曝した当時の体験や気持ちがじかに聞けて、本や映画などで見聞きしたときより、胸に実感として伝わってきました。

これは、原爆が落ちる前のある家の夕飯時の写真。
背景に写っているイルミネーションの建物は、原爆ドーム(広島県産業奨励館)だそうです。

このように普通の人々の普通の暮らしがあった。原爆によって、その暮らしが、町が一瞬にして消えてしまった。それが戦争。と宮地さんが語り、胸をつきました。

このように被曝の体験を語り継ぐ事業を、若い方が頑張っていることに感謝と感動をしました。

私が議員になったばかりの時、議会で、被爆者の体験を繋ぐ事業を提案したけど、こういう形で実って本当によかったと思いました。

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青空が見えるまちづくりを… 国立駅南口の「赤い三角屋根の旧駅舎」を囲むビル建設はあり得ない

2017年08月26日 | 日々のつぶやき
昨日は、国立駅近くの商協ビル「さくらホール」で、国立市まちづくり推進四団体協議会主催のシンポジウム「JR国立駅南口建物の建設について考える集い 青空が見えるまちづくり…」に参加

実は、JRが、旧駅舎の両側に4階建てのビル建設の予定があると、7月に市から話があり、びっくりでした。

商工会などのまちづくり推進四団体協議会の方から市議団にも、景観・環境・地元の商店に対する影響の懸念話があり、シンポジウムを開くということで、参加したら、会場は人でいっぱい溢れました。150人は集まったようです。

赤い三角屋根の旧駅舎は11年前に惜しまれつつ解体され、市民の声を受けて、復元が決まり、東京都に申請し、9月4日にはその結果がでるそうです。

商工会の五十嵐会長が、
市民と一体になってまちづくりをしていこうと呼びかけました。

次に商工振興会の佐藤氏が、JRの計画案をもとに作った模型で、このままでは、旧駅舎の囲いのようにビルが建つ状況になることを話しました。

国立のまちづくりの歴史をみると、国立駅は、請願駅として市民が土地を提供して作られ、その時の箱根土地と東京商科大学(今の一ツ橋大学)の覚書に停車場周辺には広場を設けることが明記されていることを説明し、駅前は広場があることで、市民が集え、商店も町も栄えるとお話しました。

商業協同組合の田中理事長は、国立市はテナントが撤退してもすぐ次が決まるが、ここ2.3年は、決まらないし、廃業していくお店が増えている。高架下ノノワの影響が大きい。
エコノミストの見解では、高架下のノノアの売上の約二十数億円は、市内商店街から流れたものとみられる。
また、ノノアのお客さんへのアンケートにより、ノノアに外から北方はノノアで集結し、地元の商店に足を延ばさない、商業ビルが建てば、ますます地元の商店は疲弊するなどとお話しされました。

観光まちづくり協会の三田理事長は、大学通りの緑地帯は90年の歴史があり、国立の街の玄関口を大学通りと一体して、駅前のロータリーに繋がる緑多い大学通りの空間が国立のよさで、市民が守ってきたもの。回遊性のある賑わいを作るために、駅前には広場を作ることが大切と

4団体の喜連顧問が、もともと駅舎も土地も市民が提供した市民のもので、景観を守る活動をしてきた、大学通りと駅前は一体となったもので、JRは企業理念に「地元との共生」が入っている、沿線のそれぞれの個性を生かす意味でも、これからJRと交渉のスタートに立ったと挨拶され、要望事項を説明しました。


このあと、会場の参加者からの発言が続き、私も一言。

2005年に札幌から子ども達3人を連れて東京に移り住むとき、立川・府中・国分寺・三鷹など多くの駅に降り立ち、
国立駅に降りたとき、国立の空気の流れ、景観に、一目で、ここに住もうと決めた話をして、そのように感じて住み続けている人もいると思うと。

これは、私が初めて市議選に出た時に作ったリーフレットに入れたものです。

市の担当者と話をしたら「JRは私企業だから、駅舎の周りの土地はJRのもので、遊休地にしておけば株主などから利益を出すよう言われるから、ビルを建てるなとは言えない」
と言われました。
けど、よくよく考えれば、この土地は、JRが買ったものではなく、市民が無償で駅舎と駅のために無償で提供したもの。本来は市民のものであり、JRもお金をかけて買った土地ではないからその話は違う。
たとえば、旧駅舎の周りは広場にという市民の声を集めて陳情を議会に出せば、市民の声として決議などを出せるのではないかと提案しました。

喜連顧問は、政治的な問題にしたくないので、陳情は考えていない、議員が党派を越えて一致して声をあげてほしいという旨の話をされました。

陳情にすると政治的になる…?

市民の声を受けて、議会が全会一致で可決し、決議をあげられたら、それこそが党派を越えた市民の声となるのでは…

国立駅前の開発については、市民の声を大切にして、既存の商店街を含む暮らしや環境、景観を守るべきで、行政と市民が一緒になることが大切だと思う。







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ナガサキの日に思いを寄せて 

2017年08月09日 | 日々のつぶやき
今日は、72年前に長崎に原爆投下されてた日。

そして、核兵器禁止条約が国連で今年の七夕に採択されて初めて開催された歴史的な原水爆禁止世界大会の日。

会うたびに「戦争はいけない、核兵器はなくして」と語られていた私の近くに住んでいた被曝者の女性の方は昨年、亡くなられた。

被曝者の願いが国連の条約に結びついたことを知らせたかった。知ったらどんなに喜ばれたことか…天国に向って祈りを捧げました。

日本政府がこの条約にを批准しないとは、本当にお腹が痛くなるほど悔しい。7月末に核兵器廃絶署名で地域を廻った時、お会いしたすべての方が署名に応じてくれた。

核兵器いらないは、思想信条を越えた人としての命を尊ぶ願いだと思う。

この大会に向けて、1958年から毎年、北海道から沖縄まで全都道府県で続けられてきた国民平和大行進。

今年も立川から国立を結ぶ行進が7月23日にあり、アナウンサーとして参加ノーモア 広島 ノーモア 長崎 ノーモア被爆者 日本は、核兵器廃絶条約を批准せよ~とみんなで声をあげた途中、雨がふりだしたけど、平和への思いを繋いで

平和を築き守ることは、すべての人のかけがえのない命を大切にすることであり、人権の問題。

核兵器を持つことが、命を守ることにはつながらない。

こんな当たり前の論理が通じない核兵器を持つ国ぐにの競争。これにストップをいかけたのが122か国が賛成した核兵器禁止条約

日本が参加しなかったのは、核兵器を持つ国々を支持しているのと同じ。被曝国でありながら本当に情けない。

国連での発言の報告を志位和夫委員長が7月22日に日本共産党創立95周年記念講演で話していましたが、オーストラリア代表の言葉に強く共感・感動しました。

それは次の言葉です。お時間ある方はみてくださいね。

もし、核兵器が本当に安全の保障を提供する上で欠かせないのなら、どうしてすべての国家がこの利点から利益を得てはならないのか?

核兵器は世界をより安全にするという論理に従えば、より多くの核兵器を持った方がよいということを意味することにならないだろうか?

われわれは、そうした議論は信じない。

明らかに、核兵器が少ない方が、そして核兵器がない方が、われわれは、より安全になるのだ。

それのみが、誰をもより安全にするのである。


まさに、言いたいけどうまくいえなかったもどかしさをしっかりと言ってくださった!

世界中の人々のすべての人々の安全という視点でいけば、核兵器をはじめとする戦争のための兵器を持たない、作らない、持たせないことで、

その分を、少しでも、格差の大きい社会への教育・福祉に役立てていける、そんな智恵のある世界になってほしい。

戦争の武器作りで儲ける大企業があって、そことつながる政治を変えていくことも必要だし、困難かもしれないけど、

今回の核兵器廃絶条約が採択されたのは、これから人類が共に生きる社会への第一歩だと思う。







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