こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

自立支援法は、自立を阻む?!

2011年05月20日 | 議会
今日は、国立私立幼稚園のPTA連合会の総会が、芸術小ホールであり、出席しました。
若いお母さん方がたくさん集まっているなかで、舞台に座って会長さんや市長・議長・教育次長の話を聞きました。

昨年、こども手当てと同時に子どもの扶養控除がなくされて、事実上は増税になっています。この点に会長さんが触れていましたが、原発の問題もしかりですが、政府のごまかしを見抜くことが必要ではないでしょうか。

午後は、新日本婦人の会関係の打ち合わせのあと、特別支援学校に通う娘を学校に迎えに行きました。

娘は今年高校3年生。卒業後に入る作業所の実習が始まります。3箇所の作業所を選んで、それぞれ5日間通って実習をして進路をきめます。そのために、親も一緒に面談をして、実習の送迎、実習中の参観、そして、終わったあとの面談と親の出番がとっても多く、議員としての仕事との両立をどう図るかが大きな課題です。
こんなときに、一人親というのは、母親がだめなら父親にという代わりがいなくて、やりくりが大変。送迎だけは他の人でも頼めるので、周りの人にお願いしているところです。

今日、訪問した作業所は、中途障害の方もたくさんいらっしゃるところです。先天的にしょうがいがあった方だけでなく、30代で脳梗塞になって、半身不随になった方や目が見えなくなった方・・・さまざまな方が働いているそうです。

自立支援法のもとで、作業所は所得に応じて利用料を払わなければならないのです。給食費は自費なので、一日働いても100円から多くて300円の手取りだそうです。自給ではなく、日給ですよ!
労働時間は6時間弱ですが、健常者の時給にも満たない日給です。結婚されていたりして、配偶者に所得があると、利用料も高くなるので、働いても、逆に支払わなくてはならない、そんな仕組みなのです。
娘も、卒業したら働いて、自分のお金でアイポットや携帯がほしい!と張り切っています。が、こんな仕組みでは、どれだけお小遣いが入るでしょうか。自立支援法の自立とは、いったい何だ!と怒りたくなります。
こんな仕組みでは、しょうがいをもっている人は自立できません。

夜は、東福祉館という国立市東地域の会館の運営委員会の総会でした。昨年、ここでは何回も集いや演説会などをさせていただきました。今年度から私も委員になりました。人生の先輩方と、地域の文化を豊かにしていくために私も微力ながらがんばります。

さて、明日は、トッパンホールで松野迅さんのリサイタルです。そして、この場で、休憩時に、松野迅後援会の総会もあります。ただの音楽ではありません。作曲家の人生、生き様、松野さんご自身の奥深い体験から得た学びを感じられます。たまたま明日は、自分の誕生日なのです。ラッキーなオフになりそうです。
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