サクランボの生育4月の高温で平年より4~5日進んでいる。今年の結実歩合は園地によりバラツキもあるが近年に無い悪い状況。我家には4ケ所に園地があるが相対的には非常に悪く心配している。特に事務担当の家内は今年直販の数量の取り纏めで悩んでいる。りんごの結実状況も悪く摘果真っ最中の昂林も正常果が少なく心配している。
昨年8月22日の降雹害や米価の下落で今年こそはと張り切って栽培管理に精を出していた。それが4月初めの晩霜や冬季間の寒さで酷い凍霜害でガッカリしている。自然災害や米の需給バランスの崩壊で今年も大変な農業経営。サクランボの着果は悪いが防除を省く訳には行かず例年より早い防除体型でする。
調合所出役当番昨日からの順延で今朝も4時頃から目覚め外の天気状況を寝床で判断する。天気予報通り風も無く暖かい朝で日の出前の4時半には野鳥が騒ぎ始める。5時前には調合所に調合液を取りにそれぞれの防除機械で取りに組合員が集まって来る。
夜明け前には昨日田植えした圃場、代掻き後の圃場の水加減を調整に行く。水不足で耕起後の圃場の土は乾ききって真っ白で代掻きの水を入れても圃場全体に行き届くには相当量の水量が必要。この辺りで一雨欲しい所だがなかなか天気は思うようにはなら無い。
水の調整をしながら5時前には調合所に行き出役当番3人で農薬調合をする。分譲開始時間前には30台程の赤色のスプレヤーが道路脇にズラリと並んで分譲を待っている。
今回はサクランボ調合液の分譲でサクランボの着果が悪く嘆いている。今小さい実が成っていてもこれから整理落果でポロポロ落ちてしまう。jA天童でもまだ作況調査はやってなくまだ作況の判断は出来ない。ファックスで注文が来ているが品種によっては着果状況が悪く断っている。