雨不足

2015-05-16 05:57:18 | 日記


 サクランボの生育4月の高温で平年より4~5日進んでいる。今年の結実歩合は園地によりバラツキもあるが近年に無い悪い状況。我家には4ケ所に園地があるが相対的には非常に悪く心配している。特に事務担当の家内は今年直販の数量の取り纏めで悩んでいる。りんごの結実状況も悪く摘果真っ最中の昂林も正常果が少なく心配している。
 昨年8月22日の降雹害や米価の下落で今年こそはと張り切って栽培管理に精を出していた。それが4月初めの晩霜や冬季間の寒さで酷い凍霜害でガッカリしている。自然災害や米の需給バランスの崩壊で今年も大変な農業経営。サクランボの着果は悪いが防除を省く訳には行かず例年より早い防除体型でする。
 調合所出役当番昨日からの順延で今朝も4時頃から目覚め外の天気状況を寝床で判断する。天気予報通り風も無く暖かい朝で日の出前の4時半には野鳥が騒ぎ始める。5時前には調合所に調合液を取りにそれぞれの防除機械で取りに組合員が集まって来る。
 

 夜明け前には昨日田植えした圃場、代掻き後の圃場の水加減を調整に行く。水不足で耕起後の圃場の土は乾ききって真っ白で代掻きの水を入れても圃場全体に行き届くには相当量の水量が必要。この辺りで一雨欲しい所だがなかなか天気は思うようにはなら無い。
 水の調整をしながら5時前には調合所に行き出役当番3人で農薬調合をする。分譲開始時間前には30台程の赤色のスプレヤーが道路脇にズラリと並んで分譲を待っている。
 今回はサクランボ調合液の分譲でサクランボの着果が悪く嘆いている。今小さい実が成っていてもこれから整理落果でポロポロ落ちてしまう。jA天童でもまだ作況調査はやってなくまだ作況の判断は出来ない。ファックスで注文が来ているが品種によっては着果状況が悪く断っている。

田植

2015-05-15 04:18:43 | 日記
朝5時前には農薬調合所の出役当番で4時頃から目覚めて外の天気様子を寝床で伺う。防除予定日は昨日だったが余りの強風で順延になった。昨朝は出役当番だったので薬剤調合所に中止の看板下げに出て行った。
 出役日の天気の都合で順延になると家の中で中止なんて勝手に言っていられない。当番者は3人1組なので必ず調合所に出向き話合いで決める。ネットで今日の天気を見ると日中は段々風力が弱まって来るのでヒメノモチとハエヌキの田植えの助手をする事に決める。田植は息子がするので苗運搬や田植の時に苗を機械の載せる手伝いをする。


 午前の会議があり出席し終了後田植えの助手をする。息子達は昂林の摘果で俺が会議終了後携帯電話で連絡して帰宅後直ぐにヒメノモチの田植えをする。今朝今日田植え圃場の落水をして置いたので圃場の田面は出ていた。田植えをするに条件の良い圃場になっていた。硬く軟らかでもない田植えの良い圃場の田植えをする。
 先日10日早朝に代掻きが終っていた圃場で山口沢では俺他にもう一軒の農家で田植えをやっていた。里山沿いの圃場で用水路には綺麗な冷たい沢水がドンドンと勢い良く流れている。

代掻き

2015-05-09 08:32:03 | 日記


 法人組合による山口沢40町歩近い面積の代掻き作業が始まる。毎年代掻き開始は8日で事故防止、上手な代掻作業を兼ねた講習会を現場でやっている。専門オペレーターは組合員から協力して出役して貰う。農業専門者は少なく会社定年で帰農した方で高齢者が多く総勢30名近い。
 忙しい方ばかりなので講習会に参加して代掻きの安全操作を覚えてもらう為参加者には作業出役賃金と同じ時給を支払っている。北側は低い里山で眩しい日差し今日も暑い日のようだ。9割以上の講習会参加者でみんな一生懸命で協力してくれる。まだ会社に出勤前でも時間調整して大勢のオペレーターが市道から研修を行なっている。


百花繚乱

2015-05-05 12:58:49 | 日記


 庭木のいろんな花木や果樹園の木々は花盛りで百花繚乱の季節。午後から待望の降水確率が高く一安心する。午前中は蒸し暑く真夏日のような暑さ。スタッフ達は大型連休は平常通りの日曜日だけで他は摘花作業に来てくれる。
 ラ・フランスの摘花は終りこれから本番のりんごの花摘み。早生種のつがる等の開花は終り晩性種のふじりんごは花盛り。珍しい程新しい枝にも花芽が付き真っ白な花が咲いている。作業中黙っていると蜜蜂、マメコバチ等の訪花昆虫飛び交っている羽根の音が聞えて来る。
 訪花昆虫の蜜蜂は1群15,000程の大金を支払って希望者の園地に設置している。家では3群の蜜蜂を借りて設置して結実対策をしている。先月21日にサクランボ園地に蜜蜂を設置してりんごの結実確保も7日にはそれそれの蜜蜂のケースを回収して蜂業者は又北の地方に移動してしまう。


堰掃除

2015-05-04 12:50:35 | 日記

 毎年5月第一日曜日山口、田麦野土地改良区維持管理組合で用水路掃除を行なう。都合で欠席者は3,000円納めなければならない。昔、地区内の土地改良区、田麦野と合併前の山口沢土地改良区当時は欠席者の納入金は区域内で処分していた。それぞれ土地所有区内で1人前後の少人数で用水路の掃除、8日~10日頃から代掻き作業が始まるのに併せてやっていた。
 毎年担当区域内には2人くらいの欠席者がいて田舎の店からジュースやビールを欠席者の負担金を当てて飲食に使っていた。欠席者の分、出席者で堰払いやゴミ拾いをやっていたので苦労を労う為にやっていた。
 年配者からいろんな地域の話題や農業技術等で教わる事が多く休憩時間は楽しかった。小さい神社の石段に老若男女腰を降ろして賑やか休憩時間。合併して大きな改良区になってからは欠席者の負担金は勝手使う事は出来なく組合会計に前持って届けている。
 用水路は全部コンクリートのU字管で無く土地改良区に後で加入した住宅側は昔ながらの土の用水路。9月から代掻き作業の5月5日頃までは水は流さないので落葉やいろんなゴミが溜まっている。
 特に土の用水路には積の土が崩れて流れが悪いのでいろんなゴミがいっぱい溜まっている。冬季間は流れが止まっていていろんな雑草が繁茂して堰掃除は大変だ。集休憩をしながら1時間くらい掛かり掃除をする。
 今年真夏日のような暑さで一際大変でみんな草臥れてダウン気味。若いサラリーマンの出役者は折角の連休に毎年家族から言いつけられてと嘆いている。