先日、仏壇の下の地袋の奥を整理していたら、面白いものを見つけました。
55年前、昭和34年2月発行の雑誌「婦人倶楽部」の付録の「初歩の方でもよくわかる和裁の独習書」です。母が持っていたものです。
表紙のモデルは白川由美。
当時はファッションモデルを使わなかったのか、中のモデルの人達は、皆、映画や劇団のスターです。
男性のモデルの中にはメチャメチャ若い田村高広がいます。
私の知らない名前も多いですが、知っている名前もちらほら。
淡路恵子、十朱幸代、木暮実千代、小山明子。皆さん、とてもお若いです。
雑誌の内容も、当時の着物に対する考えが窺えて興味深いです。
当時は、普段にも着物を着ていた人がまだ少なくなかった時代。
当然のことながら、合理的に、おしゃれにって感じです。
特集として「ふとんと寝具のすべて」とあって着物の裁ち方だけでなく、和ふとん、洋ふとん、子供用、赤ちゃん用、かいまきetc、色んなふとんの作り方も載ってます。
当時はふとんは買うものではなく、綿や布等の材料を買って自宅で主婦が作っていた時代だったんですね。
打ち直しをしてもらった綿を使って、母が家で作っていたの、私も覚えています。
着物も、女性用だけでなく、男性用、子供用、赤ちゃん用と、それはそれは色んなタイプの着物の裁ち方縫い方が載っていて、感心します。
ただ、この独習書、私のような、まったくの初心者が読んでも着物は縫えません。
ある程度、縫える人が読む本です。
当時の主婦は、多少の和裁はできて当たり前だったから役に立ったのかもしれません。
私の母も浴衣はもちろんのこと、単衣、つまり裏地のない着物だったら自分で縫ってました。
今は、着物は自分で縫わないどころか、滅多に着ない時代。
隔世の感があります。
55年前、昭和34年2月発行の雑誌「婦人倶楽部」の付録の「初歩の方でもよくわかる和裁の独習書」です。母が持っていたものです。
表紙のモデルは白川由美。
当時はファッションモデルを使わなかったのか、中のモデルの人達は、皆、映画や劇団のスターです。
男性のモデルの中にはメチャメチャ若い田村高広がいます。
私の知らない名前も多いですが、知っている名前もちらほら。
淡路恵子、十朱幸代、木暮実千代、小山明子。皆さん、とてもお若いです。
雑誌の内容も、当時の着物に対する考えが窺えて興味深いです。
当時は、普段にも着物を着ていた人がまだ少なくなかった時代。
当然のことながら、合理的に、おしゃれにって感じです。
特集として「ふとんと寝具のすべて」とあって着物の裁ち方だけでなく、和ふとん、洋ふとん、子供用、赤ちゃん用、かいまきetc、色んなふとんの作り方も載ってます。
当時はふとんは買うものではなく、綿や布等の材料を買って自宅で主婦が作っていた時代だったんですね。
打ち直しをしてもらった綿を使って、母が家で作っていたの、私も覚えています。
着物も、女性用だけでなく、男性用、子供用、赤ちゃん用と、それはそれは色んなタイプの着物の裁ち方縫い方が載っていて、感心します。
ただ、この独習書、私のような、まったくの初心者が読んでも着物は縫えません。
ある程度、縫える人が読む本です。
当時の主婦は、多少の和裁はできて当たり前だったから役に立ったのかもしれません。
私の母も浴衣はもちろんのこと、単衣、つまり裏地のない着物だったら自分で縫ってました。
今は、着物は自分で縫わないどころか、滅多に着ない時代。
隔世の感があります。
物流が今ほど充実してなかったからなんだね、って思ったことがあります。
そっか、内容も読者が和裁の基礎を知っているという前提と
手取り足取り教えなきゃいけない今と、という違いもあるんですね。
おもしろ~い
私なら掃除もそっちのけですぐに読みふけってしまいますね。
だからそういう場所の整理は楽しい^^
昔の女優さんは美しい方が多いですよね。
表紙の方は白川由美さんでしたか!
タイムスリップしましたね。
昭和34年と言ったらまだ幼い子供ですね。
今でも離島の場合、送料が高いらしいですが、最初から上乗せとは驚きですね。
和裁の独習書も、今で考えればパソコンの独習書と同じで、まったく何も知らない人と、基本的にいじれる人と教え方が違うみたいなものかと思います。
女優さん、ほんとに綺麗です。当然のことながら、今も面影はあります。
昭和34年、私は5歳でした。面影ありません(笑)。
戦後は、そんな時代だったのでしょう
農閑期や雨の日は、祖母と和裁もしたりしていました
お布団も自分で・・・
きっと似たような本で独習したのでしょう
懐かしい光景を思い出しました
私の本だなにも、「NHK夫人百科立体式優しい洋裁
細野久著」って
デンと鎮座しています
役立てることも無く、今は、カットソーの時代です
洋裁が廃れたのは、既製服の方がデザインも豊富で、はるかに安くなったからでしょうか。
エコという意味では昔の方がずっと優れていたような。
でも、時間取られますね。
申し訳ありませんでした。
いずれも言い得て妙、とても面白い(シツレイ)です。
俳句に纏わる時代背景のことも、仰る通りです。さすがと感心。
私はブログでも標榜していますが、仏教者であり、カウンセラー(現在はスーパーバイズがメイン)ですが、家業は呉服商(呉服とレンタル等)なので、着物の知識はまあ、それなりにあります。
昔、父は機業(製織工場)も経営していました。一応、長男なので、福井県繊維工業試験場(現在は工業技術センター)にあった、福井織物講習所で半年間みっちり繊維のお勉強(糸、織、染色等)をさせられました。
呉服店も以前は有限会社で成り行き上「社長」を。なので、京都は勿論、越後紬から大島紬の産地研修も経験してきました。(お商売は苦手でした。w)茶華道もそれなりに。
それで、着物やそれに纏わるエッセイなども新聞に発表したこともあります。
という訳で、着物に付いて書かれたブログには、つい興味が湧きます。しかしながら、ネットの世界、いい加減な記事が多いのにも驚きます。
ゴメンナサイ。長々と私事を連ねてしまいました。どうぞご寛容にお願い致します。
末筆になりましたが、貴記事を拝見致しまして、一つだけアドバイスさせて頂きたいことがあります。本欄には記さない方がよいと存じますので、お差し支えありませんでしたら、拙ブログ冒頭記事にありますように、メール(空メールOKです)頂けますれば幸いです。フリーではなくOCNでセキュリティが高く設定しています。(今回のURLの記事下欄に弊店の画像があります。)
ちょっとメールの送り方が分かりません。
私宛にご連絡などあれば、私のブログの右サイド、メッセージを送るから送っていただければありがたいです。
宜しくお願い致します。