11月は茶人のお正月だそうです。
八十八夜で摘んだお茶の葉を壺にいれ、封をして蒸らしておきますが、その封を切ってその年の新茶としていただくのが11月だからだそうです。
それともう一つ、11月には炉開きも行われます。
茶室がすっかり冬仕様になるわけです。
その時に行われる茶事を口切の茶事というのだそうです。
いつもはお花が飾られる床の間に茶壷が飾られています。
先生のお宅でのお稽古の場合、人の稽古も見るので長時間正座する関係上、本来の茶席なら座布団は用いないのですが、足が痛くならないよう座布団が許されています。
ところがその日、座布団を置こうとすると先生に止められました。
口切の茶事のお稽古をするのに、茶壷を転がすので座布団は邪魔になるのでとのことでした。
茶壷を転がすって・・・
どんなことするんやー、って感じでした。
要するに、客として招かれて茶壷を拝見するのに、茶壷を自分の前に置いて、転がすようにして茶壷の景色を見るからでした。
ゴロンゴロンと転がすわけではないのでした。
この日は茶壷の拝見の仕方を学びました。
茶道を習って知ったのですが、茶道における道具を見るということの重要性。
亭主が客を招いた場合、どういう道具で客を楽しませるかが問われるからみたいです。
新しい道具を手に入れて、そのお披露目の為に茶会が開かれたりもするのです。
茶道が総合芸術と言われる所以なのですが、見る時は本当につけつけと見ます。
当然、道具を傷つけたり、汚したりしない拝見の仕方というのが決まっているのでした。
茶壷の拝見の仕方なのですが、それなりに複雑で、もう忘れました(~_~;)
口切の茶事では、客が懐石や主菓子をいただいている間に、中の茶葉を石臼で挽き抹茶にします。
先生の経験によれば、そうやって石臼で挽いたお茶はあまり美味しくないんだそうです。
今ではお茶屋さんが挽いて作った抹茶の方が美味しいらしいです。
昔は亭主が自分が手に入れた茶葉の入日記(納入明細書)を客に見せて、客のリクエストに応じた茶葉を挽くこともあったらしいです。
私も茶道のお稽古が生活の一部となり、茶道に慣れてきた感もあります。
もちろん、お点前の方はまだまだ全然です。
でも、先生宅のお稽古で交わされる焼き物や塗り物の話など、今まで知らなかったことばかりなので、面白く学んでいます。
これはミツバアケビの実。
なぜか我が家のミツバアケビの実は開くことがありません。
開いたゴヨウアケビの実は茶道仲間に差し上げたのですが、皆さん玄関に飾ったとの事。
私も玄関に飾ろうと思ったのですが、葉っぱ大好きな方がおり、引きずり降ろしていました。
こいつです。
ヘソ天して誤魔化してもダメ!!
危険ですから写真だけ撮ることにしました。
庭仕事、次はいよいよ柿の実採りです。
なかなかの重労働です。
柿の葉、綺麗なので集めました。
柿落ち葉の掃除もこれから大変です。
八十八夜で摘んだお茶の葉を壺にいれ、封をして蒸らしておきますが、その封を切ってその年の新茶としていただくのが11月だからだそうです。
それともう一つ、11月には炉開きも行われます。
茶室がすっかり冬仕様になるわけです。
その時に行われる茶事を口切の茶事というのだそうです。
いつもはお花が飾られる床の間に茶壷が飾られています。
先生のお宅でのお稽古の場合、人の稽古も見るので長時間正座する関係上、本来の茶席なら座布団は用いないのですが、足が痛くならないよう座布団が許されています。
ところがその日、座布団を置こうとすると先生に止められました。
口切の茶事のお稽古をするのに、茶壷を転がすので座布団は邪魔になるのでとのことでした。
茶壷を転がすって・・・
どんなことするんやー、って感じでした。
要するに、客として招かれて茶壷を拝見するのに、茶壷を自分の前に置いて、転がすようにして茶壷の景色を見るからでした。
ゴロンゴロンと転がすわけではないのでした。
この日は茶壷の拝見の仕方を学びました。
茶道を習って知ったのですが、茶道における道具を見るということの重要性。
亭主が客を招いた場合、どういう道具で客を楽しませるかが問われるからみたいです。
新しい道具を手に入れて、そのお披露目の為に茶会が開かれたりもするのです。
茶道が総合芸術と言われる所以なのですが、見る時は本当につけつけと見ます。
当然、道具を傷つけたり、汚したりしない拝見の仕方というのが決まっているのでした。
茶壷の拝見の仕方なのですが、それなりに複雑で、もう忘れました(~_~;)
口切の茶事では、客が懐石や主菓子をいただいている間に、中の茶葉を石臼で挽き抹茶にします。
先生の経験によれば、そうやって石臼で挽いたお茶はあまり美味しくないんだそうです。
今ではお茶屋さんが挽いて作った抹茶の方が美味しいらしいです。
昔は亭主が自分が手に入れた茶葉の入日記(納入明細書)を客に見せて、客のリクエストに応じた茶葉を挽くこともあったらしいです。
私も茶道のお稽古が生活の一部となり、茶道に慣れてきた感もあります。
もちろん、お点前の方はまだまだ全然です。
でも、先生宅のお稽古で交わされる焼き物や塗り物の話など、今まで知らなかったことばかりなので、面白く学んでいます。
これはミツバアケビの実。
なぜか我が家のミツバアケビの実は開くことがありません。
開いたゴヨウアケビの実は茶道仲間に差し上げたのですが、皆さん玄関に飾ったとの事。
私も玄関に飾ろうと思ったのですが、葉っぱ大好きな方がおり、引きずり降ろしていました。
こいつです。
ヘソ天して誤魔化してもダメ!!
危険ですから写真だけ撮ることにしました。
庭仕事、次はいよいよ柿の実採りです。
なかなかの重労働です。
柿の葉、綺麗なので集めました。
柿落ち葉の掃除もこれから大変です。
うちのマロも、お花や葉っぱが好きでした、そして夏には廊下でへそ出して寝てました。猫としての嗜みかも(笑)
お茶はいろいろあるんですね、あたしは緑さんのエントリーで勉強することにします、へへへ。
ラッキーも嗜みでヘソ天してるのか。
「私はしないもん」とハッピーは言ってます。
猫達がいる限り、我が家で草花は飾れません。
新茶も 11月までじっくり醸し出すのですね。
新茶、新茶と早々に浮かれるのは 違うんですね
ただ こっそり 読んでいるだけのお茶人の方は 今日のブログに 炉開けの事を書いていらっしゃいました
お茶をなさる方 お道具にハマると キリがないのでしょうね
どちらから頂いても今年の柿は 甘くて美味しいですね
みどりさんのブログを拝見していると、茶道にも触れてみたいなあという気持ちになります。
知らなかったことを学べるって楽しいですね。
それに今は石臼なんて持っている人が珍しい。
普通の緑茶は早くに楽しめますね。
11月といえば、炉開けが一般的です。
うちの先生、凝っているから。
道具、お金がなくてはできません。
私は見るだけです(笑)
それだけに飽きません。
美術品の鑑賞という意味もあります。
そういうお話を聞けるのも楽しい。
老後の楽しみとしては良い、なんて自分で思ってます。
茶道の世界、お道具を楽しむのもいいものですが、先生やお師匠さん・・・。
えらくなられますと、色々と高価なものを集められる方が多くなりますね。
その昔、茶道関係のお集まりでお話をさせて頂きました折に、
「釜一つあれば茶の湯はなるものを数の道具をもつは愚な」と居士の道歌を
引いたことがありました。
面白いのは、
「かず多くある道具をも押しかくし無きがまねする人も愚な」
も並んであります。お点前だけではなくて、こういった機微を解る茶人さん
は素敵だと思います。私なんぞお点前はてんでダメでしたが。
ふと、炉にかけられた釜から湯が沸く音が聞こえてくるような、晩秋のひと時
です。どうぞこの道いよいよご精進をと念じます。今宵これにて。
先生は80代ですので、炉開きの前、10月末にお茶室を生徒さん達皆で障子などすべて冬の時期仕様に替えています。
先生ご自慢のお茶室なんです。
お道具も先生はそれなりに良い物を見せてくれているように思います。
昔聞いた話によると、お茶の道具の良い物をたくさん持っている人が茶道の教室を始めた折、頼まれて先生になった人が遠慮してかどうか稽古用には良い物を使わなかったそうです。
それを知った持ち主は、稽古でも良い物を使って生徒さん達に触れさせるよう指示したそうです。
その人の考えでは、とにかく良い物に触れることが重要だったみたいです。
茶道とは関係ないかもしれませんが、私も食器類は良い物を仕舞いこまず、なるたけ出して使うようにしています。
道具は使ってこそだと思いますし。
茶道にかぎらず、生活は楽しみたいです。