そして、いよいよ宿坊体験です。
そもそも、高野山に行ったのは宿坊に泊まりたかったから。
宿坊についてはNHKの番組で取り上げられていて興味津々でした。
中でも、高野山の宿坊は一番行きやすそうだったのです。
ただ、友達にその話をしても理解されませんでした。
「雑魚寝なんでしょ」とか言われたりして。
確かに、関西で生まれ育った私くらいの年齢の人間にとっては、高野山の宿坊は、私は行ったことがありませんでしたが、林間学校とかクラブの合宿とかのイメージなんです。
でもそれって、40年以上前の話ですよ。今、雑魚寝の筈がないのです。
(雑魚寝の宿坊もあるのかもしれない、それは分かりませんが、私も調べて行くので)
宿坊で体験したいものは三つありました。
1、精進料理
2、朝のお勤め
3、阿字観
三つとも体験することができました。
私が泊まったのは不動院という宿坊。
口コミの評価が高かったのでそこにしました。
お部屋はトイレ付きで、新しくてきれいでした。
ただ、窓が小さく外がほとんど見えず残念でした。
部屋の床の間のお軸や額。
庭です。
化粧を落とすのが面倒でしたのでお風呂に行く前に食事しました。
精進料理はお膳では出ませんでした。
一の膳、二の膳、三の膳といったお膳で出ることを期待していたので、ちょっとがっかり。
席はテーブル席で、正座しなくてすむので、その点は楽かも。
高野山中でも古くて由緒ある庫裡が食堂になっていて、宿泊客全員でいただくのですが、食べるテーブルは別です。
部屋数は多いようでしたが、泊まっている人の数は見たところ16人くらい?
食事中、庫裡は少し寒かったです。
私は一人旅でしたので、6人席を一人占め状態です。
お料理です。
お味の方は雑味のない精進料理です。
ただ、カラーピーマンや茗荷の炊いたのなどは微妙な感じ。
不味くはないのですが、冒険し過ぎの印象でした。
特筆すべきはご飯が美味しかったこと。
普通の白ご飯ですが、ご飯だけで、他に何もなくても食べられるくらい美味しかったのです。
私はいつも1膳しかいただかないのですが、2膳いただきました。
それでもお櫃にご飯が少し残ったのですが、内心、🍙にして持って帰りたいくらいでした。
美味しいので塩もいらないくらい。
おかげでお腹いっぱい。
夜はお風呂に入り、朝が早いのでテレビを9時まで観て寝ました。
夜中1時30分頃、汗びっしょりで目が覚めました。
自律神経失調症によるホットフラッシュです。
高野山の気温の低さに体温調整が狂ってしまったみたいです。
浴衣はもちろん、枕もシーツも汗でジットリで
その後は眠れず、寝ても変な夢みたり・・・。
翌朝は6時30分起床。
朝のお勤めは7時からで、6時50分には宿のお坊さんが迎えに来ます。
だから大慌てで着替えて身支度整えました。
本堂で行われるお勤めは参加自由ですが、欧米系の外国人宿泊客も含め、ほぼ皆さん出てきてたみたい。
やはり椅子席で、足は楽でした。
法主さんに二人の弟子僧の3名での読経。
その後、渡されていた般若心経をみんなで唱えました。
小鳥の声が聞こえる寒いほどの凛とした空気の中、最後に法主さんの説法でお勤めは終わりました。
日本人宿泊客が席を立つ頃、法主さんは外国人宿泊客の傍に行き、流暢な英語で何か(たぶん説法)言ってました。
そのまま朝ごはんになりました。
やはりご飯が美味しい。精進料理だからか、卵はありません。
でもヨーグルトはついていました。(精進料理でヨーグルトはOKなのか?)
食後はいったんお部屋に戻り、お坊さんのお迎えをうけて、また本堂に行き、阿字観を体験しました。
来ていたのは5名でした。
阿字観というのは、真言密教の瞑想法の一つで、目的は大日如来と一体化することです。
というと特殊で難しそうですが、ヨガや禅同様、その実践は精神の安定をもたらすものでもあるようです。
最近、たまたまNHKの番組の「助けて‼ きわめびと」というのを観ました。
そこで、すぐ人と争ってしまう人が、合気道で「争わない“チカラ”」を学んでいたのですが、その時の合気道の呼吸法と阿字観で学んだ呼吸法が似ていました。
ここで私がいい加減な事を書いてはいけないのですが、要するに吸うことより吐くことにポイントを置く腹式の呼吸法です。
詳しくは、本当に阿字観体験してくださいと言うしかないです。
それで私が少しは悟りに近づいたかというと、当然のことながら、全然です。
でも、今後は少しでも複式の呼吸法を取り入れればと思っています。
その後は、10時にチェックアウトして、観光することなく、そのまま家に帰りました。
下界というか、俗界というか、煩悩にまみれた日常を離れて、たまの高野山は良かったです。
そもそも、高野山に行ったのは宿坊に泊まりたかったから。
宿坊についてはNHKの番組で取り上げられていて興味津々でした。
中でも、高野山の宿坊は一番行きやすそうだったのです。
ただ、友達にその話をしても理解されませんでした。
「雑魚寝なんでしょ」とか言われたりして。
確かに、関西で生まれ育った私くらいの年齢の人間にとっては、高野山の宿坊は、私は行ったことがありませんでしたが、林間学校とかクラブの合宿とかのイメージなんです。
でもそれって、40年以上前の話ですよ。今、雑魚寝の筈がないのです。
(雑魚寝の宿坊もあるのかもしれない、それは分かりませんが、私も調べて行くので)
宿坊で体験したいものは三つありました。
1、精進料理
2、朝のお勤め
3、阿字観
三つとも体験することができました。
私が泊まったのは不動院という宿坊。
口コミの評価が高かったのでそこにしました。
お部屋はトイレ付きで、新しくてきれいでした。
ただ、窓が小さく外がほとんど見えず残念でした。
部屋の床の間のお軸や額。
庭です。
化粧を落とすのが面倒でしたのでお風呂に行く前に食事しました。
精進料理はお膳では出ませんでした。
一の膳、二の膳、三の膳といったお膳で出ることを期待していたので、ちょっとがっかり。
席はテーブル席で、正座しなくてすむので、その点は楽かも。
高野山中でも古くて由緒ある庫裡が食堂になっていて、宿泊客全員でいただくのですが、食べるテーブルは別です。
部屋数は多いようでしたが、泊まっている人の数は見たところ16人くらい?
食事中、庫裡は少し寒かったです。
私は一人旅でしたので、6人席を一人占め状態です。
お料理です。
お味の方は雑味のない精進料理です。
ただ、カラーピーマンや茗荷の炊いたのなどは微妙な感じ。
不味くはないのですが、冒険し過ぎの印象でした。
特筆すべきはご飯が美味しかったこと。
普通の白ご飯ですが、ご飯だけで、他に何もなくても食べられるくらい美味しかったのです。
私はいつも1膳しかいただかないのですが、2膳いただきました。
それでもお櫃にご飯が少し残ったのですが、内心、🍙にして持って帰りたいくらいでした。
美味しいので塩もいらないくらい。
おかげでお腹いっぱい。
夜はお風呂に入り、朝が早いのでテレビを9時まで観て寝ました。
夜中1時30分頃、汗びっしょりで目が覚めました。
自律神経失調症によるホットフラッシュです。
高野山の気温の低さに体温調整が狂ってしまったみたいです。
浴衣はもちろん、枕もシーツも汗でジットリで
その後は眠れず、寝ても変な夢みたり・・・。
翌朝は6時30分起床。
朝のお勤めは7時からで、6時50分には宿のお坊さんが迎えに来ます。
だから大慌てで着替えて身支度整えました。
本堂で行われるお勤めは参加自由ですが、欧米系の外国人宿泊客も含め、ほぼ皆さん出てきてたみたい。
やはり椅子席で、足は楽でした。
法主さんに二人の弟子僧の3名での読経。
その後、渡されていた般若心経をみんなで唱えました。
小鳥の声が聞こえる寒いほどの凛とした空気の中、最後に法主さんの説法でお勤めは終わりました。
日本人宿泊客が席を立つ頃、法主さんは外国人宿泊客の傍に行き、流暢な英語で何か(たぶん説法)言ってました。
そのまま朝ごはんになりました。
やはりご飯が美味しい。精進料理だからか、卵はありません。
でもヨーグルトはついていました。(精進料理でヨーグルトはOKなのか?)
食後はいったんお部屋に戻り、お坊さんのお迎えをうけて、また本堂に行き、阿字観を体験しました。
来ていたのは5名でした。
阿字観というのは、真言密教の瞑想法の一つで、目的は大日如来と一体化することです。
というと特殊で難しそうですが、ヨガや禅同様、その実践は精神の安定をもたらすものでもあるようです。
最近、たまたまNHKの番組の「助けて‼ きわめびと」というのを観ました。
そこで、すぐ人と争ってしまう人が、合気道で「争わない“チカラ”」を学んでいたのですが、その時の合気道の呼吸法と阿字観で学んだ呼吸法が似ていました。
ここで私がいい加減な事を書いてはいけないのですが、要するに吸うことより吐くことにポイントを置く腹式の呼吸法です。
詳しくは、本当に阿字観体験してくださいと言うしかないです。
それで私が少しは悟りに近づいたかというと、当然のことながら、全然です。
でも、今後は少しでも複式の呼吸法を取り入れればと思っています。
その後は、10時にチェックアウトして、観光することなく、そのまま家に帰りました。
下界というか、俗界というか、煩悩にまみれた日常を離れて、たまの高野山は良かったです。
精進料理ですから肉類はないのですが、それだけでなく、お出汁にも動物性のものが使われていないようでした。
雑味というものがまったく無いお料理だったのです。
それだけに、とても工夫が凝らされていましたよ。
お部屋の方は、私は書を見る目が全くなくて猫に小判だったのですが、nanaさんなら、掛け軸や額の書の良さもお分かりになるのでしょうね。
粗食を想像しましたが、並んでいるお食事の彩りも美しく、
器や盛り付けも凝っていて驚きました。
何より、ごはんがおいしいのは嬉しいですね。
外食をすると、いくら盛り付けや器がよくても、
肝心なごはんが固かったり、ぽろぽろだったりして、
ガッカリすることがあります。お米が違うのか、
それとも炊き方がよいのかしら。
水、空気・・・さまざまなよい条件が重なって、おいしいごはんができたのでしょうね。
素晴らしい掛け軸にも目を奪われます。
宿坊は日本的な文化がいっぱいなので、
外国からのお客さまも、きっと満足されることでしょう。
羨ましいです。
高野山は、欧米系外国人に特に人気で、観光客の半分近くは外国人です。
そのせいか、宿坊も旅館並みに整備されてて、お料理も凝ってます。競っているといってもよい状態だと思います。
行かれる時は口コミサイトで調べてからの方が良いです。
ついででもお父様たちが喜びますよ。
高野山のとあるお寺に先祖代々のお墓と叔父のお墓があります。
また別のお寺に父の永大供養をお願いし納骨しました。
同じお寺にお願いしなかったのは、兄弟の仲が悪かったから?(笑) ←母の本心をきいてないのでわかりません。
叔父の納骨の際にお寺で精進料理を食べましたが、とんでもなく不味くて、こんなんで6,000円もとるなんて~と、従姉妹達が文句を言っていました。
宿坊もしているのでお部屋と庭がとても綺麗なだけに残念な昼食でした。
それに懲りて、父の納骨の際にお寺での食事は遠慮しました。探せば、美味しい精進料理ってあるんですね。
美味しい精進料理を求めて、ついでに父達のお参りに行こうかなぁバキッ!!☆/(x_x)
宿坊で写経もできるのかもしれません。
時間も足りず、今回はパスしました。
次回は写経かな。
雪の高野山、何年か先には良いかも・・・。
私も阿字観(何と読むのかしら?)は初めて知りました。
字が付くので般若心経のように
書くことかな?なんて思ってました(笑)
次は雪の高野山も良いと思います。
宿坊といっても旅館と変わりないです。
アメニティも揃っていますし。
値段の方もピンキリです。
林間学校なら朝早く起きて雑巾がけとかあったのかもしれませんが、今はお勤めも阿字観も出席は自由です。
確かに最近は欧米系の観光客が多いというのも理由かも。
法主さんも、案内してくださったお坊さんも、英会話は堪能な様子でしたよ。
私、高野山に行ったこともないし宿坊も未体験です。
実家は真言宗で父の遺骨の一部もここにあるのですが。
宿坊に泊まるというのはもっと厳しいことかと思っていました。
おっしゃる通り、敷居が低くなっているのかな。
外国人客が増えたことと関係あるのかもしれませんね。
私としては美味しければ良かったのですが・・。
ご飯の美味しさは理由が分かりません。
絶品と言っていいほど、60年ご飯を食べてきて、一番美味しかったです。
朝は、他の宿坊はもっと早いのかもしれません。
不動院で感じたことは、敷居をできるだけ低くして、仏教の体験をしてもらおうとしていること。
だから朝のお勤めも7時ですし、正座を無理強いされることもありません。食事もテーブル席です。
阿字観は、今はちょっと流行っている(?)らしいです。禅宗の座禅とは違っていて、一人でもできて、もう少し緩い感じです。
でも私、実は宗派が違うんです。
でも、精進料理には興味があります。
植物性のものを使って動物性のものに見立てて作るんですよね、本当は。
確かにカラーピーマンは微妙(笑)
ご飯は、お水がおいしかったのでしょうかね
あるいは空気?それとも炭で炊いたとか・・
あはは、食べ物のことしか興味がないのがバレバレだ〜
まぁ、お一人で宿坊体験なさったんですね
すごいなぁ
子供の頃 祖母とその仲間たちと一泊した経験は、ありますが
なにせ子供の頃の話で
悟りは開けませんでした
宿坊体験 海外の方にも人気あるのですってね
朝は、6時半ですか
本物のお坊さんは、3時半起きだそうですが
阿字観 って言葉は、初めてです