緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

最後の撮影実習

2018年02月18日 | 写真
先日、カメラ教室の最後の撮影実習があり、淀屋橋界隈を歩きました。
寒い日でしたが、天気は上々。

当初のカリキュラムでは高野山に行く予定だったのですが、交通機関が一部不通のままなので、急遽高野山ではなく、大阪市内での街撮りとなりました。
雪の高野山を撮れなかったのはちょっと残念です。

地下鉄の淀屋橋で降りて大阪市役所横で集合。
撮影上の注意を先生から受けて皆散らばりました。



私は同じ班の人達と行動を共にしました。
市役所の中に古いステンドグラスがあるというので中に潜入。




この辺り何度か通ったことがある川沿いの道ですが、正式名称は「みおつくしプロムナード」というらしいです。
普通に撮った写真。

広角レンズ、逆光で撮った写真。(場所は違います)

水都大阪の名残が感じられます。

お馴染、中之島中央公会堂です。


こんな写真も撮ってみました。


昼からは、近くで行われている写真展を観に行ったり、写真を撮ったり。
ダイビル本館です。

旧ダイビルはその重厚さ・静謐な佇まいで有名でした。
取り壊されて新しいダイビルが建ちましたが、外壁の模様は有名だった旧ダイビルのものが使われているらしいです。

中之島ダイビルの玄関の柱の模様。旧ダイビルのものを擬していますね。

よく見ると不思議な動物めいたものが彫られています。

こんな壁の飾りも。


中之島ダイビルの内部。

他のビルの追随を許さぬセンスの良さが感じられます。

この日、クラスの皆が撮った写真の講評も先生から受けました。
皆の作品からは、私のような素人目にも明らかな去年の4月からの進歩が見られました。
と同時に、私は何をどのように撮りたいのか、改めて問われる思いでした。

皆の写真では技巧的に凝った写真が多かったのですが、被写体への愛、というと大袈裟ですが、思い入れはその分消えてしまっているように感じられたのです。
最後なのでわざとそういう作品を提出した面もあったようです。
愛があれば技術が未熟でも良いとも言えないわけで・・・。

技術と愛、写真に限らない芸術の永遠のテーマです。