近頃、大規模な地震が続いています。
不便な生活を余儀なくされてらっしゃる被災者の方々のためにも、一日も早い復興を願っています。
東京生まれの私は、通っていた市立の小学校で 「 東海大地震は、いつ来てもおかしくない。」 と教えられて育ちました。
その小学校の防災の教えに、『 地震がきたら、まず机の下に隠れること 』 というものがありました。
授業中にグラッと来たら、素早く机の下に潜り込むのです。
その後は先生の指示に従い、大丈夫であれば 席に着き、必要であれば 校庭へ避難する…という段取りです。
ですから私達生徒は、揺れが大きくても小さくても 何よりもまず机の下に潜りました。
６年間、そうして地震に対処してきました。
私立の中学校に入学して、初めての地震の時にも、私は やっぱり急いで机の下に潜り込みました。
そして、そのまま じっと 揺れが収まるのを待ちました…。
やがて揺れは収まりました。
でも、いつまで経っても 先生の指示がありません。
何故か、クスクスと笑い声が聞こえます。
そろそろと周りを窺い、そっと机の下から這い出した私は 驚きました。
どの生徒も椅子に座ったまま、私を不思議そうに・面白そうに見つめています。
「 え？」
私と同じ様に、机の下から起き上がってきたのは、ＴちゃんとＯちゃんの２人だけ…。
出身小学校は違えど、同じ武蔵野市育ちの子です。
それ以外の子は、『 机の下に潜る 』 という教えを受けていない様でした。
先生は、「 別に机の下に潜らなくてもいいのよ。」 と微笑みました。
………。
それ以来 揺れが来る度に、机の下に潜り込みたくなる衝動を抑えて、座っていることにしました。
でも、平然を装いながらも 「 何か違う…。」 と、納得出来ませんでした…。
怖くて、お尻がムズムズしてしまいます。
『 机の下に潜る 』 という防災の教えは、武蔵野市だけなのかしら？
横浜生まれの夫に訊ねたら、「 皆、机の下に潜ったよ。」 ということでしたので、地域限定という訳ではない様です。
皆様の小学校の防災の教えは、如何でしたか？
グラッと来たら、机の下に…
潜り込まない？
潜り込む？
しかし私立高校生の娘は机の下にはいりきれないらしいです。もちろんまわりのクラスメイトも。
でももし建物がくずれても、机がひしゃげなければ隙間ができて助かるかもしれないから、一応頭だけでももぐっているそうです。
千葉県も机の下へ隠れるのですね。
ただ座っているよりも良いですよね。
机の下派ではなかったお友達に、
どんなに災の教えを受けてきたのか
聞いてみれば良かったです。
今の小学校の中には、
普段は椅子に敷いている座布団が実は防災頭巾で、
災害時にパッと被れる様にしている学校もある
という話を聞いたことがあります。
それも、良いアイデアですよね。
とりあえず地震で有名な我が静岡県！
中２の時に伊豆沖地震を体験しました。
もちろん、地震直後はクラス全員で机の下に隠れ、
その後、校庭に避難。
しかし、待てど暮らせど、他のクラスがやって来る事はなく・・・
教室へ戻る私達の姿を見て笑うクラスも・・・。
当時はかなり恥ずかしかったです。
先生もバツが悪そうでした。
でも、もし今地震が来たら、リウマチで膝の関節を曲げる事が
出来ない私は屈めないので、机の下に潜れないんです。
対策・・・何も考えてなくて・・・
いけないですよねえ。（涙）
とっさの判断が重要ですよね。
生徒達をキチンと誘導した先生は
とっても立派だと思います。
私も対策、考えていないのです…。
せめて非常袋位は用意しないと…と思いながら、
ついつい後回しになっています。
いけないですよねぇ…。[E:despair]
ちなみに、私の通っていた小学校でも
座布団が防災ずきんでしたよ。母親の手作りでした。
でも椅子からずれないように、紐でしばられていますから、揺れが来てもパッとは
かぶれず、とにもかくにも机の下でした。
花蓮ちゃんも、机の下派ですね。
やっぱり同じ武蔵野っ子です♪
≫座布団が防災頭巾…
まぁ！素晴らしい。
うちの小学校よりも、防災レベルが高いですね。[E:wink]