昨日の朝、洗顔する際に長い髪をクルクル捻り上げてバレッタで留めたところ、こんなことになってました…。
ピピピ…
妖気を感じます!」
妖怪じゃな。」
「 妖怪ねぼすけが居る様じゃな…。」
「 妖怪ねぼすけ?」
「 妖怪ねぼすけは、起き抜けに現れるのじゃ…。眠気眼を擦りながら起きると、何処からともなく現れて、蒲団に引き摺り込もうとする妖怪なのじゃ。」
「 では、毎朝 目覚まし時計が鳴る度に 何故だか哀しい気持ちになるのも、蒲団からなかなか出られないのも、全て妖怪ねぼすけの仕業なのですね。」
「 そうじゃ。顔を洗って身支度を整えると、いつの間にやら消えておるのじゃ…。」
「 妖怪ねぼすけ…。」
「 妖怪は、どんな者の側にも 潜んでおるのじゃ。」
逢えるかな?」
嗚呼、ばかわいらしい…。