秋も深まり、木々も黄色く・紅く、色付いていますね。
目に美しい季節…。
本当に美しいです。
目には、ね…。」
秋の樹というと想い出します。
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私の母校は敷地が結構広いので、正門から校舎まで かなり距離がありました。
正門から講堂へと続く並木道を、ず~っと通ってゆきます。
この道の両側に植えられているのは、大きな大きな銀杏の樹。
春から夏には青々とした葉を茂らせ木陰を作り、目にも爽やかで涼やかです。
秋には黄葉し、これまた綺麗な景色…。
…けれども、とっても困ったことがありました。
銀杏の樹には、実が生ります。
そして、その実は熟して落ちます。
落ちた実は、地面でペチャリと潰れて…
これが、とっても臭うんです~~~~~ッ!
実は、私は子供の頃からギンナンが苦手…。
それなのに、秋になると、この銀杏並木を毎日歩かなくてはならないので、かなり辛かったです。
道に漂う臭いだけなら、出来るだけ息を止めるとかハンカチで鼻を覆うとかすれば何とかなります。
でも、ウッカリ身体に落ちて来て、ペチャリと潰れたら……想像するだけでも怖いです。
雨の日だって、傘に落ちてこないかとビクビクです…。
なので、この時期は頭上に注意しながら足早に、尚且つ転ばない様に通るしかありませんでした。
そんな訳で…銀杏の樹が、金木犀に続く “ 秋のトラウマ ” になりました…。
※ 詳しくは、コチラ ⇒⇒⇒ 『 香りは仄かに… 』
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見事な銀杏並木…。
見るだけならねぇ…。」