著:京極夏彦さん
文庫化を首を長ぁ~くして待ち望んでいた、≪ 百鬼夜行シリーズ ≫ の最新刊です。
わぁい、嬉しい♪
とっても嬉しくて、あっという間に読んでしまいました。
今回のお話は、私の大好きなキャラクター:榎木津礼二郎さん…容姿端麗・頭脳明晰の私立探偵…に纏わっています。
でも、実際 活躍しているのは、関口巽さん・益田龍一さん・青木文蔵さんの地味キャラ三人衆(失礼…)なのです。
京極堂:中禅寺秋彦さんは、上巻の真ん中辺りで語ったきり、下巻の真ん中辺りまで ほとんど登場しません…。
作者の京極夏彦さんに曰く 「 京極堂が全く登場しない ≪ 京極堂シリーズ ≫ にしようかと思った。」 らしいのですけれども…。
妖怪が主役(?)ですから、それも “ あり ” でしょうか…?
でも やっぱり、中禅寺さんの語りと “ 憑物落し ” がないと、物足りない様な気がします。
だって、“ 憑物落し ” に やって来る その登場の仕方は、今回も 相変わらず格好良いのですもの…。
私は 思わず 「 やったぁ!真打登場~!」 と、手を叩いて喜んでしまいました。
ただ…今回、榎木津さんの活躍が ほとんどなかったのは、ちょっと残念です…。
しかも、いつもの様な傍若無人・天衣無縫な振舞も若干(?)抑えられていましたし…。
もっとも、今回の一番重要な “ 憑物落し ” は、榎木津さんによって行なわれたとも言えます。
それは、とっても辛く 哀しく 寂しい 「 ひと言 」 ですので、いつもの榎木津さんと様子が違っていたのも 無理ないかも知れません…。
次回は、今回の分を取り戻して いつもの榎木津さんでいてもらいたいと思います。
過去のお話が所々でリンクする、≪ 百鬼夜行シリーズ ≫ …。
私は、新刊を読み終わる度に、毎回 『 姑獲鳥の夏 』 から全て読み直しています。
そうすることで、以前のお話の違った面が読み取れて、何度も楽しめるのです。
さて…今日も これから 『 姑獲鳥の夏 』 の扉を開こうっと♪
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