昨日、TSUTAYAで借りた 『 大脱走 』 のDVDを観ました。
『 大脱走 』 は第2次世界大戦中にドイツ軍の管理する捕虜収容所から捕虜が集団脱走した史実を描いた、1963年公開の米映画です。
主演のスティーブ・マックィーンさんがオートバイに乗って牧草地を駆け巡るシーンは有名ですから、皆様もテレビや雑誌などで目にしたことがあるのではないかしら…。
私の通っていた小学校では 『 大脱走のテーマ 』 が行進曲に使われていましたので、『 大脱走 』 にはちょっぴり親しみを感じていました。
けれども、一度も観たことがありませんでした。
『 大脱走 』 ……捕虜収容所の捕虜達が250名の逃亡を企て、76名が脱出するも、50名が捕まり射殺され、12名が再び収容所へ戻されてしまいます。
「 え…失敗?」
私は、『 アルカトラズからの脱出 』 や 『 ショーシャンクの空に 』 の様に、『 大脱走 』 も成功するお話だと思っていました…。
でも、違ったのですねぇ…。
彼等軍人には、捕虜になった場合、「 敵の後方撹乱 」 の任務があったのです。
収容所の脱走を試み、ドイツ軍に捜索の人員を割かせ、戦力を削ぐ…それが目的です。
だから彼等は何度も脱走を繰り返すのです。
指揮官の下に組織化されていて、実に見事な手際です。
スティーブ・マックィーンさんが演じているのは、独房王の通称を持つヒルツ。
彼もまた、軍人の任務として何度も脱走を繰り返します。
やはりラストで収容所へ連行されますけれども、独房へ向かう足取りは軽く、表情も誇らし気。
「 あぁ… 『 大脱走 』 って “ 脱出失敗 ” じゃなくて、“ 任務成功 ” のお話だったんだ…。」 と納得。
『 大脱走 』 は、私が生まれる前の映画ですので、ほとんどの出演者が私が知っている姿よりもずっと若くて、何だか新鮮な驚き…。
リチャード・アッテンボローさん、ジェームズ・ガーナーさん、「 う~ん、マンダム。」 な チャールズ・ブロンソンさん、「 スピーク ラーク?」 な ジェームスコバーンさん、etc.…。
“ 渋いおぢ様 ” という印象しかなかった方々の、若借りし頃の素敵な姿が観られたのも嬉しかったです。
3時間近い作品
ですけれども、
そんなに長く
感じませんでした。
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