北野ベルゲンの味

特に理由はないのですが、なぜかイタリアン週間になってます。



本格派クラシックイタリア料理、北野ベルゲン（今は閉店）のシェフが西明石にオープンした『トラットリア ピッコロ・ベルゲン』にランチを食べにいきました。


大きな窓にアイボリーの壁、木のテーブル、ダウンライトを薄い木綿の布で優しい光にするアイデア。
ナイフやフォークと一緒に割箸を出しているところも親切です


日曜日のお昼どき、テーブルは満席です。
カウンターでシェフの手さばきを見ながらのランチになりました。
シェフ一人で料理を作っているので厨房は大忙し


パスタランチは4種類のパスタから選べます。それにパンとサラダとドリンクがついています。

「ベーコンと青野菜のスパゲティ」をセレクトしました。

パンはバケットとオリーブとハーブが入っているパンの2種類。
バケットはパスタソース用に残して、まずはハーブのパンをいただきました。香りがいいです

サラダは粒マスタードのドレッシングでサッパリと。

スパゲティは湯気とともにベーコンの香りがフワッとと立ちのぼります。
野菜の緑色で見た目もいいです。
もちろんパスタの固さ、ソースの味もバッチリ
美味しいですね。


これで1,050円。リーズナブルかも


北野ベルゲンの味…
そういえば、北野ベルゲンに行ったこと無かったな

神戸トマトのPizza

仕事帰りに深江にあるイタリアン『tRatto Ria DiNo』に連れていってもらいました。

明るい店内は“街の小さなレストラン”という雰囲気です。 深夜2時まで営業しています。

「前菜6種盛り」「和牛のカルパッチョ」「ヘレ肉と生ハムとチーズの重ね焼き」「肉厚椎茸とベーコンのスパゲティクリームソース」そして「神戸トマトのピザ」をお願いしました。

「和牛カルパッチョ」は、すき焼き肉のような薄切り肉にたっぷりの野菜を載せたサラダ仕立て。野菜と一緒にパクリ　ベリーグッド

「ヘレ肉と生ハムの重ね焼き」は溶けたチーズが肉と生ハムを一つにまとめています。ヘレ肉の食感とハムの風味のマッチング。 焦げたチーズも香ばしくていいです。

「クリームソースのスパゲティ」パスタも具材も隠れるほどたっぷりかかったクリームソースは濃厚です。これも美味しい

なかでも今回の１番は「神戸トマトのピザ」

薄い生地にチーズ、櫛切りのトマトがたっぷり載っています。甘くてジューシーなトマト。火を通してさらに甘味が引き立っています

初めての感覚です。感動的
これまで食べたピザの中で確実にトップクラスです。

これは旨いみんな“おいしい顔”になりましたよ

BARにはStory が必要

小倉で入ったShotBarのお話…


そのお店は飲み屋街の角の1階にありました。通りから店内が見えて、気取らない雰囲気です。

白シャツ黒ベストできっちりキメたバーテンダーさんが4人いらっしゃいました。

1人は60歳くらいの白髪ベテランバーテンダー。
オールバックの40歳くらいのバーテンダーが店を仕切っているようです。
若いバーテンダーが2人。そのうちの1人は、おそらく見習いでしょう。


ちょうどお客さんがいない時間で、私は独りカウンターで飲んでいました。

しばらくすると若いカップルが入ってきて、窓際のペアテーブルに座りました。

若いバーテンダーがオーダーを聞いてきました。

男性が「テキーラサンライズ」、女性が“誕生月カクテル”で「ギブソン」。

レギュラーメニューの他に“誕生月カクテル”というメニューがあり、同じカクテルでもお酒の種類を変えているようです。


オーダーを聞いたベテランバーテンダーが、若いバーテンダーに一言。

「誕生月カクテルは2杯目だろ」

若いバーテンダー「？？？」

「いいか、1杯目は普通のカクテル。それを飲まれたあとに“誕生月カクテル”のメニューをお持ちして、『いかがですか？』とすすめるんだ。それがサプライズになるんだ。」


オーダーを聞いてしまった以上、違うものは出せないので、そのまま“誕生月カクテル”は出されましたが、他のテーブルに置いてあった“誕生月カクテル”のメニューは全部回収されました。


バーはお酒だけでなくストーリーも創るというのが、このベテランバーテンダーさんのこだわり。
好き嫌いはあったとしても、こだわりは持っていて欲しいですね。



でもカウンターに座っていた私には、会話も動きも一部始終まる見えでしたが…

私にはストーリーを創ってくれないの

安芸の宮島

今年もやってきました“十四代はもういい会”＠宮島

山形県の銘酒“十四代”が飲み放題です。（試飲ではありません）


「純米大吟醸 七垂二十貫」での乾杯で始まり、締めの酒「双虹」まで、約2時間半。お酒は“十四代”のみ

“十四代”は、香りがよく、基本的に雑味のないすっきりした飲み口。
そこに、酒米の種類、精米度合でそれぞれの特徴が出てきています。
これを一度に飲み比べができる贅沢さ
（といいながら、日本酒銘柄当てクイズで1/5しか当たらなかったバカ舌ですが…）


一通り飲んだ後、純米酒を燗してもらいました。純米酒の燗はホントに旨いです。
「もったいない」という方もいらっしゃいますが、私は燗で飲まないほうが「もったいない」と思いますよ



今回いただいた“十四代”です。

「純米大吟醸 七垂二十貫」
「本丸」
「角新 本丸」
「中取り純米 無濾過 本生」
「中取り純米 無濾過 生詰」
「吟撰 吟醸 播州山田錦」
「中取り純米吟醸 播州山田錦」
「純吟 槽垂れ原酒 おりがらみ」
「純吟 槽垂れ原酒」
「中取り純米吟醸 備前雄町」
「純米吟醸 龍の落とし子 本生」
「純米吟醸 龍の落とし子 生詰」
「純米吟醸 出羽燦々」
「中取り純米吟醸 播州愛山」
「純米吟醸 酒未来」
「純米大吟醸 播州山田錦」
「角新 大吟醸」
「双虹」

焼きうどん発祥地

小倉は「焼きうどん」の発祥地だそうです。

魚町銀天街に初めて「焼きうどん」を出した食堂があるという噂を聞いて、〆に「焼きうどん」を食べにいきました。

…が、22時を過ぎた商店街はもう閉まっている店が多く、お目当ての店も営業終了

それでも近くに「焼きうどん」のノボリをあげている食堂があったので、ビールと「焼きうどん」で〆。
テレビでは、日本シリーズ中継がかかっています。

ちょっと酸味のあるソースで味つけし、カツオ節と刻み海苔をかけて出来上がり。

「焼きうどん」＋生ビール＋野球中継！ピッタリですね。



「焼きカレー」に「焼きうどん」北九州はとりあえず焼いてみる土地柄なのかな