大城バネサさんは歌手デビュー以来18年目。なのにVirtual書き下ろ詞〈はじめて書き下ろす歌手〉だったなんて・・・。理由はある、BSの歌、トークの冠番組(4月に終了)の相方、青山女史が一手に作詞を手掛けて、となると手出しはできなかろ。主だった活動の拠点は岐阜羽島、個人的には知らない場所ではないのに大方の人は通り過ぎの駅として新幹線が走る。ならばと羽島の歌があってもいいじゃないか。

詞(うた)のなりたち:失恋、さすらい、酒場・・・常套のテッパン
演歌は消え失せたか。それでも今だからそれが唄える歌手がいてもおかしくない。そんな思いであえて書き下ろした。
(画像をお借りしました)

青い霧の町

うしろ姿がさびしい
女ひとりが 下り立つ羽島
灯影も暗い 駅前あたり
わたしはどこへ 行けばいいの
青い霧 深くて
失くした恋も 濡れているのよ

星もかくれて見えない
女ひとりを 迷わす羽島
逃げ場所なくて あしたもなくて
さびしい町が 呼んでいたの
青い霧 ながれて
酒場の扉 押してしまった

銀の指環(リング)をはずして
朝がくるまで 酔いたい羽島
あしたは東 それとも西か
今夜で恋は 灰になるの
青い霧 かくして
別れた人を 忘れたいのよ

うしろ姿がさびしい
女ひとりが 下り立つ羽島
灯影も暗い 駅前あたり
わたしはどこへ 行けばいいの
青い霧 深くて
失くした恋も 濡れているのよ

星もかくれて見えない
女ひとりを 迷わす羽島
逃げ場所なくて あしたもなくて
さびしい町が 呼んでいたの
青い霧 ながれて
酒場の扉 押してしまった

銀の指環(リング)をはずして
朝がくるまで 酔いたい羽島
あしたは東 それとも西か
今夜で恋は 灰になるの
青い霧 かくして
別れた人を 忘れたいのよ

演歌は消え失せたか。それでも今だからそれが唄える歌手がいてもおかしくない。そんな思いであえて書き下ろした。
(画像をお借りしました)