
東日本大震災から10年、忘れてはいけない日がまためぐって
きました。 被災をまぬがれた者として、何が出来るか、何をしなければいけないか 発生から今日まで折に触れ、一モノ書きとして《東日本大震災 勇気歌》と題して、心ゆさぶり湧きあがる
思いを詞句(ことば)にかさね29篇の《Virtual書き下ろ詞》をのべ5年にわたり書いてきました。そのたびにいろいろなコメントや反響をいただいた。 今日、このブログやFACEBOOK、Twitterなどを
見てくれる人たちと今一度それらの詞をとおして、未曽有の大震災で亡くなった多くの人々への哀悼の気持ちを第一に、震災後、孤立し忸怩たる思いで亡くなっていかれた高齢者、働き盛りの世代が
いまだ確固たる生計を立てられず苦悩する現実、かさ上げした街には住民が戻らず空き地が広がり戻りたいと思わないという人たちとのギャップ。 さまざま状況をしっかり受けとめ、他人事ではないと自覚し皆と共有の日にしたいと思います。

残された人たちの、亡くなってしまった人への言いつくせない思い
答えのない問いかけ・・・ 10年という風は人々の心に何を届けた
ろうか 無言のままならば、それはいつまでも忘れるな、というMessageでもあろう 風は今日も死者を弔い、海は不明者よ戻れと、すべての人の心に寄り添う・・・



(画像をお借りしました)