2018年5/18の【Virtual書き下ろ詞】美輪明宏サン『花飾り』に関して多くのアクセスがありリクエストもいただきました。2年半ぶりの【Virtual書き下ろ詞】芸能、歌手生活70年になろうかという超人には畏れ多くて安易なものは書けません!?

美輪明宏 My Favorite #5 ボン・ヴォワヤージュ/喫茶店の片隅で/
長崎物語/アカシヤの雨が止むとき/老女優は去り行く
「売場のアマン」

何を買いにきたか 忘れてしまうほど
あの人の姿 目にした驚きに
崩れ落ちそうな激しい目眩を 私は感じた
あぁ あの人はここにいたんだ・・・
これが最後という日
聞き逃したアドレスや電話番号だから
あの人の音沙汰 知る術もなかった
人いきれのする広い売場
ひときわ背の高いあの人が 忙しそうに動きまわってる

今日は地味めに と 選んだ黒い服
思えばそれは 何かの前ぶれだった
あの人を遠くから目で追う私
わけもなく熱い想い 胸を這いあがり
人の肩が触れるたび こらえきれない涙を宿らせる
私には見せなかった微笑み
どの客にも丁寧なしぐさ
十年の月日は あんなにも人を変えるのかしら
だけど それは皮肉じゃないわ
年の差を怖れ 潜むように暮らした日々は
あの人をすっかり苦痛に陥れた 私のせい

ただ一つ 祈るように願うのは
あの人がこのまま独りでいてほしい と 思うばかり
愛の夢は くだけ散ってしまったけれど
私の中のあの人は しなやかな獣のまま

私は静かに階段を下りる
言葉を交わすには あの人はあまりにも やさしい他人
フィルムの切れた 古い映画のように
結末(おわり)のない再会で 幕を閉じるだけ

歌のなりたち:今回はちょっと意外なテーマです。ショッピングにきた人(男?女?)が昔愛した人(男)を通りがかった売場で見かけるという設定。甘くせつなく、はかない愛のシャンソンに仕立てました。見出しのフレーズに置きたい詞句が多くあってしっかり悩みました。(笑) (画像をお借りしました)

美輪明宏 My Favorite #5 ボン・ヴォワヤージュ/喫茶店の片隅で/
長崎物語/アカシヤの雨が止むとき/老女優は去り行く
「売場のアマン」

何を買いにきたか 忘れてしまうほど
あの人の姿 目にした驚きに
崩れ落ちそうな激しい目眩を 私は感じた
あぁ あの人はここにいたんだ・・・
これが最後という日
聞き逃したアドレスや電話番号だから
あの人の音沙汰 知る術もなかった
人いきれのする広い売場
ひときわ背の高いあの人が 忙しそうに動きまわってる

今日は地味めに と 選んだ黒い服
思えばそれは 何かの前ぶれだった
あの人を遠くから目で追う私
わけもなく熱い想い 胸を這いあがり
人の肩が触れるたび こらえきれない涙を宿らせる
私には見せなかった微笑み
どの客にも丁寧なしぐさ
十年の月日は あんなにも人を変えるのかしら
だけど それは皮肉じゃないわ
年の差を怖れ 潜むように暮らした日々は
あの人をすっかり苦痛に陥れた 私のせい

ただ一つ 祈るように願うのは
あの人がこのまま独りでいてほしい と 思うばかり
愛の夢は くだけ散ってしまったけれど
私の中のあの人は しなやかな獣のまま

私は静かに階段を下りる
言葉を交わすには あの人はあまりにも やさしい他人
フィルムの切れた 古い映画のように
結末(おわり)のない再会で 幕を閉じるだけ

歌のなりたち:今回はちょっと意外なテーマです。ショッピングにきた人(男?女?)が昔愛した人(男)を通りがかった売場で見かけるという設定。甘くせつなく、はかない愛のシャンソンに仕立てました。見出しのフレーズに置きたい詞句が多くあってしっかり悩みました。(笑) (画像をお借りしました)