
【心にのこるこの歌1曲】はMyブログでは準レギュラー的にさまざまな楽曲をほとんどマニアックに54作品を記事にしてきました。直近何回かは過去各月の訃報、お悔みに該当する人をチョイスしているのは心にのこる曲を決めたら生年、没年を調べるため或るデータベースに歌手以外も随分な人が記載されていることを確認したことが発端です。今回は「小樽のひとよ」「旅路のひとよ」などで知られる〈鶴岡雅義と東京ロマンチカ〉のメインボーカル、その後ソロで活躍したり人気のあった
三條正人さんです。
三條さんが亡くなったのは2017年10月5日、74歳でした。

亡くなる1年ほど前に悪性リンパ腫と判明し、抗がん剤治療を続け
入退院を繰り返しながらステージに立ちテレビ番組にも出演。
ソロ歌手として活動した時期があったが2003年、グループに復帰した。この書き下ろ詞は2011年に三條さんを想定して書き下ろしたもの。今さら、という人がいるだろうが心から追悼をこめて再掲載します!妻である
香山美子さんとのおしどり夫婦ぶりを思い浮かべるような箇所がありジンとくる。
ふたり春秋
ふるい女と 指さす世間
いいじゃないかと かばってくれる
そんなふたりが 身を寄せ合って
ともすこころの 春待ち灯り
洗いざらしの 木綿のように
あなたになじんで ついてゆく
遅い帰りを 案じる夜は
風の音さえ さびしさつのる
いくら呑んでも 文句はないが
からだだけはと 青汁づくり
もしもあなたを 失くしたときは
一秒たりとも 生きてない
遅れ花でも 咲く日があれば
幸と名付けて 育ててほしい
叶うあてなく 散る夢よりも
思いかよわせ 情けでつなぐ
泣くも笑うも 似たものどうし
あしたもいい日で あればいい
ひとこと:三條正人さんの歌唱法は、その声質もさることながら
その抜け方がまことに魅力的で中音から高音に変わるとき
ファルセットを多用していないのにまるでビロードのような
発声をする。さすがにピークの頃の声量は落ちたが、そこは
それなりに長年培ったプロの度量で丁寧な歌唱を聴かせている。
相棒の浜名弘が急逝し、御大・鶴岡雅義さんも88歳。
ロマンチカの名を消さぬためにも元気でいてほしいものだ。
(一部UP時投稿文含む)↓好きな作品3作!