杏まりなサン【Virtual書き下ろ詞】7篇め。 
惚れてるオトコはどこか無頼ふうで女性の気持ちなど忖度しない。ならばと書簡をしたためるがそれとて返事などあてにならない片道もの。だけど人ってのは何かしら書けば、文にすれば気持ちが落ち着くってことありそう。そこがこの詞の着眼点。
詞(うた)のなりたち:杏まりなサンにはこれまでにもさまざまな
色合いのジャンルで書いてきた。今後も含めいずれ本人にどの書き下ろ詞がピタッときたか聞いてみたいものだ。
というわけでますます異色めいた詞(うた)に突入の兆し(笑)
(画像をお借りしました)

惚れてるオトコはどこか無頼ふうで女性の気持ちなど忖度しない。ならばと書簡をしたためるがそれとて返事などあてにならない片道もの。だけど人ってのは何かしら書けば、文にすれば気持ちが落ち着くってことありそう。そこがこの詞の着眼点。
「片道書簡」


アタシがどんなに本気かと
わかってもらうにゃ 素足になろう
冷えた板の間 根性入れて
ザラッと並べたペン選び
今日は濃い字の文(ふみ)を書く
あン人 合鍵持ってても
留守どき戻った 気配がしない
八年続けている酒場(みせ)に
出向いて扉のすきまから
片道書簡をすべらせる

挨拶ぐらいはきちんとね
こころで叱って 顔には出さず
先にしゃべってくれたらいいと
だんまり続ける身がつらい
だって惚れてる人だもの

七日に一度は来てくれりゃ
いつでも止めれる 片道書簡
どうせスマホはブロックしてて
つのる思いを伝えなきゃ
古い映画のオチになる
そんな年令(とし)でもあるまいし
そんな年令(とし)でもあるまいし…


アタシがどんなに本気かと
わかってもらうにゃ 素足になろう
冷えた板の間 根性入れて
ザラッと並べたペン選び
今日は濃い字の文(ふみ)を書く
あン人 合鍵持ってても
留守どき戻った 気配がしない
八年続けている酒場(みせ)に
出向いて扉のすきまから
片道書簡をすべらせる

挨拶ぐらいはきちんとね
こころで叱って 顔には出さず
先にしゃべってくれたらいいと
だんまり続ける身がつらい
だって惚れてる人だもの

七日に一度は来てくれりゃ
いつでも止めれる 片道書簡
どうせスマホはブロックしてて
つのる思いを伝えなきゃ
古い映画のオチになる
そんな年令(とし)でもあるまいし
そんな年令(とし)でもあるまいし…

色合いのジャンルで書いてきた。今後も含めいずれ本人にどの書き下ろ詞がピタッときたか聞いてみたいものだ。
というわけでますます異色めいた詞(うた)に突入の兆し(笑)
(画像をお借りしました)