
韓国歌謡「離別 ―イビョル―」は1973年、韓国の作曲家
吉屋潤:作曲で当時夫人だったパティ・キムが創唱し
空前の大ヒットとなった作品。韓国の歌手が唄った音源は
羅勲児(ナフナ)・チョー ヨンピル・キムヨンジャ・桂銀淑
など。日本では青江三奈・君夕子・川中美幸・北原ミレイ らが
唄った音源を所蔵し、すべて聞き比べたが
お勧めできるのは李成愛と北原ミレイのもの。








離別
時には 思い出すでしょう
冷たい人だけど
あんなに愛した 想い出を
忘れはしないでしょう
青い月を 見上げ
一人過ごす夜は
誓った言葉を 繰り返し
逢いたくなるでしょう
山越え遠くに 別れても
海の彼方遥か 離れても
時には 思い出すでしょう
冷たい人だけど
あんなに愛した 想い出を
忘れはしないでしょう
李成愛(イ・ソンエ )は1970年代後半、日本で大成功を収めた
最初の韓国人歌手。1977年日本に渡り「カスマプゲ」(胸がせつない)を
大ヒットさせ人気歌手となった。
韓国歌謡はもちろん、日本のヒット演歌を数多くカヴァーし
吹き込みしているが日本人作家によるオリジナルもいくつか
ヒットさせている。所持している5枚のLPのなかからベスト5を挙げると
1.離別(わかれ~イビョル)

2.納沙布岬
日本でのオリジナル作品。イントロがよく
韓国語のセリフ入りも耳障りがいい。

3.恋忘れじのブルース
川内康範/作詞・猪俣公章/作曲の隠れ名曲!
4.アカシヤの雨がやむとき
日本語にあやしい部分もあるが、ゆったりした歌唱で
雰囲気は捉えている。
5.黄色いシャツ
韓国歌謡にしてはめずらしくリズムっぽいメジャーな曲。
田端義夫がアルバムに収録しているが、こちらも一聴でお勧め!
