goo blog サービス終了のお知らせ 

❤いつも心に詞(うた)を置いて🎤あの歌手あのartistに【new!Virtual書き下ろ詞】

2438篇超の演歌・歌謡曲 J-POPの私の書き下ろ詞!ほぼほぼ毎日【new!Virtual書き下ろ詞】

心にのこる この歌1曲★渡辺はま子「桑港のチャイナ街」 「あゝモンテンルパの夜は更けて」

2018-12-30 | 心にのこる この歌1曲
さあ、皆さま!いよいよ今年も残り2日! 年末の慌しい今日この頃に
SNS(ブログ、FACEBOOK)など見てられるか、と拒絶されそうですが
この投稿が記事としては今年最後!お許しを!
12月のメイン・テーマは『2018/この1年 SNSカテゴリーおさらい月』作成したカテゴリーの整理を兼ねて有効活用すべく、記事や書き下ろ詞でいろいろ趣向を凝らしてUPしています。
この歌
例年TVでは『年忘れにっぽんの歌』なる長時間特番が放送されるので
今日選んだカテゴリーは「心にのこる この歌1曲」で〆たいと思います。このシリーズは記事をUPするたび多くのアクセスがあり
今も《今日の人気アクセス記事 BEST50!》に10種の記事がランクイン
しています。楽曲・歌手・作家を含んでの不定期シリーズですが今回で#28 紹介するのは愛称は「おはまさん」の愛称で知られた
「国民歌謡」の歌手、渡辺はま子さん! 彼女にスポットを当てたもう一つは明日12月31日は1999年に89歳で亡くなった彼女の命日でもあるからです。
はまこ2
さて彼女の経歴や代表曲を列記するより選んだこの2曲を語りましょう。
1.「桑港のチャイナ街」(1950年11月発売)
はまこ6
作詞:佐伯孝夫、作曲:佐々木俊一
  曲紹介などでは「シスコのチャイナタウン」とか
  「サンフランシスコのチャイナタウン」が通常でわかりやすい。
   桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン
   夜霧に濡れて
   夢紅く誰を待つ 柳の小窓
   泣いている 泣いている おぼろな瞳
   花やさし 霧の街
   チャイナタウンの 恋の夜

カラオケでオープニングに唄うにはもってこいでイントロからして
チャイナの雰囲気と小気味良いリズムとメロディが流れます。
昔の歌はイントロ(前奏)や間奏だけでも一曲成り立っているほど
聴き応えがありました。サビの「泣いている~」で
おはまさんの鶴のひと鳴きのような歌唱が独特です。

2.「あゝモンテンルパの夜は更けて」(1952年9月発売、共唱:宇都美清)
はまこ5
作詞:代田銀太郎、作曲:伊藤正康
  モンテンルパの 夜は更けて
   つのる思いに やるせない
   遠い故郷 しのびつつ
   涙に曇る 月影に
   優しい母の 夢を見る

フィリピンの日本人戦犯が作詞作曲した曲「あゝモンテンルパの夜は更けて」を渡辺がレコード化。日本国政府の厚生省復員局と渡辺の奔走で
モンテンルパ市のニューピリビット刑務所へ慰問コンサートが実現。
フィリピン政府当局に減刑、釈放を嘆願し、当時のフィリピンの首長であったキリノ大統領に日本人戦犯の釈放を決断させ、全員の日本への帰国が実現したことは、渡辺の歌手人生におけるハイライトとされている。 (この項Wikipediaより引用)
★記事が長ったらしくなるので割愛するが紹介したい楽曲はほかにも
「愛国の花」「支那の夜」「蘇州夜曲」など多くある。
はまこ1 はまこ3

心にのこる この歌1曲★青江三奈「新宿サタデー・ナイト」「国際線待合室」ほか

2018-12-07 | 心にのこる この歌1曲
12月のメイン・テーマは『2018/この1年 SNSカテゴリーおさらい月』
●作成したカテゴリーの整理を兼ねて有効活用すべく、記事や
書き下ろ詞でいろいろ趣向を凝らしていきます。
今日選んだカテゴリーは『心にのこる この歌1曲』
これまでに計24の記事をUPしています。
この歌
《心にのこる この歌1曲》シリーズは記事をUPするたび
多くのアクセスがあり、今も《今日の人気アクセス記事 BEST50!》
7つの記事がランクインしています。楽曲・作家を含んでの不定期
シリーズですが今回で#25 紹介するのは2000年7月、歌手人生の円熟期に59歳で亡くなった青江三奈さんにスポットを当てていきます。
DSC_0526_20181031003526
DSC_0684_20181029184701 DSC_0685_20181029184653
1966年『恍惚のブルース』でデビューし、ミリオンセラーや
数々の音楽賞の受賞など、特筆すべきは史上初めて2年連続で
第11回日本レコード大賞歌唱賞を受賞、1969年度のレコード年間売上金額が全歌手の中で1位、翌1970年度は4位、など
また「NHK紅白歌合戦」は通算18回の出場を果たしている。
DSC_0682_20181031003406 DSC_0695_20181031003334
●前置きが長くなったが、所蔵するLPやカセット、CD、MDなどの
音源は今では貴重なものでそのなかにはカヴァーも含めいい曲が
いくつか聴ける。膨大な作品群から《私的お気に入りベスト5》を
ピッチを上げて紹介します。

青江4 曽根
1.「札幌ブルース」川内康範/作詞・曽根幸明/作曲 1968・3/20発売
二十才前後のマセ小僧だった私が、いい曲だなぁと思って
作曲が曽根幸明さんだと覚えた。その5年後以降初期の
私のレコード化作品ほとんどの編曲に曽根さんと関わりが出来るのです。

青江2 青江7
2.「新宿サタデー・ナイト」佐伯孝夫/作詞・鈴木庸一/作曲 1968・12/5発売
この曲は作曲の鈴木庸一さんに注目! ビッグバンドのピアニスト出身だけに
JAZZのフィーリングいっぱい感! 「伊勢佐木町ブルース」や「東京ドドンパ娘」
の大ヒットなど作品多数!
青江1 青江6
3.「国際線待合室」千坊さかえ/作詞・花礼二/作曲 1969・12/25発売
作曲の花礼二さんはご存知、青江さんの夫君。出会い、同居、離別があり
彼女が死去する約2か月前に病床で婚姻届に署名して正式に結婚した。
イントロの空港アナウンスとメロディラインが印象的な楽曲。

青江3
4.「木屋町の女」千坊さかえ/作詞・花礼二/作曲 1972・7/5発売
京都、木屋町とくればド演歌仕立て、と思いきやイントロでしびれた!
ぐいぐい広がるメロディラインは大変新鮮だった。
青江5 青江8
5.「銀座ブルー・ナイト」橋本淳/作詞・吉田正/作曲 1974・9/5発売
この作品の編曲に限らず寺岡真三さんを知らない人はOUT!
ビクターの作曲、編曲の至宝といってもよく、その賞履歴にはいとまがない。
《銀座の女は情があっていいじゃないの》この詞にのせた吉田さんの作曲センスと
寺岡さんのアレンジ感覚に脱帽!

記事が長ったらしくなるので割愛するが紹介したい良い楽曲は
「池袋の夜」「夜の瀬戸内」「夜がわたしを誘惑するように」「神戸北ホテル」
など多くある。
青江9 青江10 青江11 青江12
●青江三奈さんの魅力は1回2回聴いただけでは分からない。
上記5曲のとおり当時ビクターが擁していた作詞・作曲・編曲家の
豊富さと作家の個性が作品や歌唱の秀逸さを引き出し相乗効果が
ヒットにつながったことは間違いない、と思うのです。
●個性豊かで唯一無比な歌手ほど早逝する・・・。しかしその作品の
A面ほとんどをほぼリアルタイムで収集、所蔵できたことは
自分にとって幸い・・・ 青江三奈さんに合掌。

心にのこる この歌1曲★浜口庫之助「みんな夢の中」ほか

2018-12-02 | 心にのこる この歌1曲
12月のメイン・テーマは『2018/この1年 SNSカテゴリーおさらい月』
●作成したカテゴリーの整理を兼ねて有効活用すべく、記事や書き下ろ詞で、いろいろ趣向を凝らしていきます。
今日選んだカテゴリーは『心にのこる この歌1曲』
これまでに計23篇を書き下ろしています。
この歌
《心にのこる この歌1曲》シリーズは記事をUPするたび
多くのアクセスがあり、今も《今日の人気アクセス記事 BEST50!》に7つの記事がランクインしています。楽曲・作家を
含んでの不定期シリーズですが今回で#24 紹介するのは12月2日の今日、1990年に73歳で亡くなった浜口庫之助さんにスポットを当てていきます。
浜1 DSC_0703_20181029184358
●ハマクラさんこと浜口庫之助さんは作曲のみならず作詞も多彩で
歌謡曲はもちろん演歌、フォークはたまたCMソングまで、まことに幅広いジャンルでヒット曲を量産した。1953年から1955年まで
3年連続でNHK紅白歌合戦に出場、1960年代には数々のヒット曲を出しヒットメーカーと呼ばれるようになりました。
浜2 DSC_0680_20181029184322
●所蔵するLPやカセット、CD、MDなどの音源は今では貴重なものでそのなかにはカヴァーも含めいい曲がいくつか聴ける。
膨大な作品群から私的お気に入りベスト5は
浜3
1.「みんな夢の中」高田恭子(1969年/昭和44年3月1日発売)
作詞・作曲/浜口庫之助  牧歌的・大陸的なメロディーと
イントロから小谷充さんの編曲が良く、シングルを買い求め
後年カラオケに配信されてからは何度唄ったことやら。
彼女は「第11回日本レコード大賞」新人賞を受賞し
「第20回NHK紅白歌合戦」にも初出場するほどヒットした。
浜4 DSC_0698_20181029184529 DSC_0699_20181029184535
2.「涙と幸せ」江利チエミ(1969年/昭和44年12月発売)
作詞・作曲/浜口庫之助  派手な曲ではないがハマクラ・メロディーとチエミの歌唱が良くハマって編集音源の1曲めにしている。
浜5 浜55 DSC_0679_20181029184306
3.「涙くんさよなら」坂本九、ジャニーズ、和田弘とマヒナスターズ、ジョニー・ティロットソンの競作)(1965年/昭和40年5月15日発売)作詞・作曲/浜口庫之助  坂本九盤の発売当初はさほどヒットしなかったが競作となって一気にブレイク!これまでに列記できないほど多くのリメイク、カヴァーが発売。
演歌の黒沢明とロス・プリモスまでカヴァーしている。
浜6 エンピツ
4.「エンピツが一本」坂本九(1967年/昭和42年発売)
作詞・作曲/浜口庫之助  浜口作品としては「バラが咲いた」の
系譜に連なるフォークソング調の佳曲で自分は山田太郎のシングル盤を買い求めてよく聴いた、唄った!
浜7
5.「待ってたのかい僕を」マイク真木
作詞・作曲/浜口庫之助  オリジナルよりも田辺靖雄が1979年に
《東京・大阪》のB面として唄ったシングルを聴いて気に入り買った。
語り歌の詞にヤッチンの素朴な歌唱で曲のイメージを拡げている。

渚1 渚2 DSC_0676_20181029184042 DSC_0687_20181029184115 DSC_0689_20181029184143 DSC_0690_20181029184151 DSC_0694_20181029184200 DSC_0702_20181029184213
●1970年代、私はCBSソニーにいた。当時、プロデューサー
ディレクターとして飛ぶ鳥を落とす勢いで枚挙にいとまがないほど
ヒット曲を量産していた酒井政利さんのもと、カムバック・リメイク歌手が数多くCBSソニーに移籍、デビューしてきた。その一人にのちにハマクラさんの夫人となる渚まゆみサンがいた。
1973年5月、ハマクラさんの作詞・作曲で「奪われたいの」を発売し詞も本気モードの怪作! 彼女のハスキーな声の色っぽさが詞と曲にマッチしヒット!続く「わたし半人前」もヒットした。
酒井
        (酒井さん:右)
●晩年の1987年にはご存知、島倉千代子に楽曲提供した「人生いろいろ」(作詞:中山大三郎)が大ヒット。
DSC_0697_20181029184523 DSC_0700_20181029184541 DSC_0701_20181029184550
以下は主なカヴァー、リメイクの多い
作品()内はその件数
○夜霧よ今夜も有難う(18) ○粋な別れ(17) ○愛のさざなみ(13)
○涙くんさよなら(13) ○恋の町札幌(9)

心にのこる この歌1曲★岸千恵子「千恵っ子よされ」

2018-03-26 | 心にのこる この歌1曲
★このシリーズに記事をUPするたび、多くのアクセスをいただく
《心にのこる この歌1曲》23曲め、今回紹介するのは
ダイナミックな歌唱パフォーマンスで、民謡だけでなく
演歌でも多くのファンがいた 岸千恵子さん「千恵っ子よされ」
岸2 岸1
岸千恵子さんが亡くなったのは、2011年12月9日
急性肺障害で69歳だった。
♪ 津軽民謡の第一人者として全国的に活動を展開。
歌いながらステージを所狭しと走り動き回る
「ゆさぶり民謡」というダイナミックな独自の
パフォーマンススタイルを確立した。
また、気さくな人柄が表れる津軽弁のトークにも人気があった。
まさかこんなに急に亡くなるとは当時は夢にも思わなかった。
♪ 1985年には津軽に生まれた自身の心意気を歌った演歌
「千恵っ子よされ」がヒットし1988年第39回「紅白歌合戦」に初出場
“踊る民踊歌手”で話題になり最高視聴率を得た。
♪ 先日、BSでなんとも古い歌番組の再放送を見ていたら
岸千恵子さんが出演していて2曲唄っているのに出くわした。
懐かしいかぎりで今回のシリーズで紹介したい。
DSC_0321_20180212171257
「千恵っ子よされ」
作詞:志賀大介/作曲:山中博

津軽生れで 海峡育ち
男まさりは 親ゆずり
波と 波と唄った よされ節
あーよされ よされは 恋しい母の
子守唄です 子守唄です
千恵っ子よされ


●ここまで書き終えて何を思ったか、ふと彼女の誕生日は、と
思い紐解いたらなんと1942年3月26日、今日だった。
存命なら76歳、胸が熱くなった…
DSC_0310_20180212170932 DSC_0311_20180212170958 DSC_0312_20180212171015 DSC_0313_20180212171041 00020002_20180212171029 DSC_0314_20180212171057 DSC_0315_20180212171111 DSC_0316_20180212171123 DSC_0317_20180212171216 DSC_0318_20180212171231 DSC_0319_20180212171241 DSC_0320_20180212171250

心にのこる この歌1曲★村上幸子「放浪記」「不如帰」

2018-03-18 | 心にのこる この歌1曲
yjimage DSC_0346_20180304085139
1979年に「雪の越後を後にして」でクラウンレコードから歌手デビュー。
歌唱力も増し、さあこれからという1989年、急性リンパ腫の病に倒れ
1990年わずか31歳という、あまりにも短い生涯を閉じた村上幸子さん。
星野哲郎先生は彼女の将来をいちばん期待していた。
私も好きでよく聴いていて、所蔵するCDはまことに貴重なものに
なってしまったが、そのなかから心にのこるお気に入りを紹介したい。

 1.じょんがら恋唄
松井由利夫/作詞・叶弦大/作曲 これが最初のヒットとなった。
 いい楽曲で案の定、おなじクラウンの川野夏美が2005年に
 リメイクした)
村1

★2.放浪記
 星野哲郎/作詞・桜田誠一/作曲 
  束ねた髪に ほこりをためて
  一皿五銭の 菜を買う
  灯りさざめく 帝劇も
  宵の銀座の にぎわいも
  知らぬ知らぬ他国の うつし絵か
  青い青い秋刀魚の 目に涙

(2、3は明治~昭和の著名女性たちを星野哲郎全作詞で手がけた
 アルバムからの評判曲。さすがに入魂の作詞で星野先生も
 彼女の将来に目をかけた。村上もこれでひと皮むけたと絶賛された)
村2

★3.不如帰
 星野哲郎/作詞・桜田誠一/作曲
  命二つを 結ぶ糸
  ちぎれて哀し 相模灘
  あなた あなた あなた…
  この世の次の 次の世は
  私のために 下さいと
  泣いて血を吐く ほととぎす

(昭和天皇のご崩御にかさなり自粛のハメに重なった。
 これものち2006年、瀬口侑希がリメイクした)
村3

4.雪つばき
 (オリジナル創唱は大杉美栄子。市川昭介/作曲。
 村上はアルバム収録で唄っている。
 地味な作品だが、これが意外に村上にはまって聴かせる)
  酔ってつぶれる この俺に
  いつもだまって肩を貸す
  俺と俺と 会わなきゃ幸せを
  とうにつかめたはずなのに
  雪つばき 雪つばき
  なにを好んで 冬に咲く

雪

5.みちのくしぐれ
 (鳥羽一郎とのデュエット作。息のあった歌唱を聴かせている)